2018年3月28日水曜日

駿府城公園の桜

予報通り陽が照りましたので昨日よりは良い写真が撮れました.きょうは公園に写生する人達が多く訪れていました.桜の木の下では家族連れやお年寄りのグループが弁当を広げて花見を楽しんでおられました.  花見には酒がつきものですが,丁度近くの会館で静岡県清酒鑑評会が開催されておりましたので覗いてみました.県内の20ほどの酒蔵から吟醸酒,純米吟醸酒の清酒が出品されていますが,これらが無料で味わえる貴重な催しです.ただし量的には限られていますので,スポイトで盃に吸い取って味わっていただくという趣向です.今年の静岡県知事賞は吟醸酒が「開運」(掛川市:土井酒造),純米吟醸酒が「磯自慢」(焼津市:磯自慢酒造)でした.いずれも静岡県を代表する人気銘柄です.
満開の桜
陽に映える巽櫓(たつみやぐら)
会場のもくせい会館

2018年3月27日火曜日

究極のファンタジー・ロマンス

きょうの予定は昼時に駿府城公園の桜を愛でて,その後第90回アカデミー作品賞に輝いた映画「シェイプ・オブ・ウォーター」の鑑賞です.  ニュースでは静岡県もソメイヨシノ満開宣言が出たとのことですが,公園内の桜は七分咲きといったところでしょうか.写真もいくらか撮りましたが天気が今一すぐれず曇りがちな一日でしたので晴天予想の明日もう一度桜を撮りまくろうと思います.  さて,「シェイプ・オブ・ウォーター」です.アカデミー作品賞を獲るほどの話題作品ですので大筋は分かっていたのですが,昨日観たばかりの「ゴースト」と,在り得ないものを媒介としている点では若干共通するファンタジー・ロマンス作品でした.  “異質なもの”との隔離が時代背景とともに巧みに描かれていたと感じます.車好きにはキャデラックの良き時代のデザインが懐かしさを呼びます.主演のサリー・ホーキンスは映画「ブルー・ジャスミン」(2013年)での主演女優ケイト・ブランシェットのしょーもない妹役といった脇役の印象なのですが,本作品ではその脇役性が生かされていたような気がします. チラシの副題にある“切なくも愛おしい愛の物語”,ギレルモ・デリ・トロ監督の語る“混沌とした時代に贈る美しいおとぎ話”といった映画でした. やはりラストシーンには泣かされました.幻想的なそのシーンは水の惑星地球への愛をも感じ取れました.“水”はすべての生き物の源泉なのだと.
静鉄の新車両
お堀の桜
シネ・ギャラリーのあるサールナートホール

2018年3月26日月曜日

アンチェインド・メロディー

私が郡山市に単身赴任していた頃,あるクラシックギタークラブでデュオで弾いた曲.どこかで一度は聴いたことがあるような馴染みの曲なのに,その背景はよく知らない曲の一つです.  きょうは駿府城公園の桜でも見に行こうかと思っていたのですが,曇りがちでしたので明日に行くことにしました.そこで先日録画した映画「ゴースト ニューヨークの幻」でも観ようかと. 主演がデミ・ムーアだし,なんといっても本作品のテーマ曲が「アンチェインド・メロディー」というのを知ってはいたのに映画自体を観たことがなかったのです.「いそしぎ」もそうでした.  私のような単細胞男には憧れにも似たラブファンタジーでした.着想は子供じみてはいるのですが,男はこんなのに弱い!脚本もサスペンス有りで展開が面白い.ラストシーンのデミ・ムーアとバックに流れる「アンチェインド・メロディー」には泣けました!

2018年3月24日土曜日

東高定演練習

4月3日の定期演奏会へ向けての現役生とOBOGとの合同練習に初参加しました.合同練習は5回ほど日程が組まれているのですが,都合がかみ合わず1回目,2回目は出れませんでした. 今回のOB合同ステージでの難曲はガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」です.日程上,すべてを弾くことは無理なので,弾ける部分だけピックアップし,他の部分はスルーするかエアマンドリンするかです.本日の練習でテンポ感など大方つかめましたので後はできるだけ弾ける部分を増やす作業となります.他の2曲は何とかなりそうかな. とにかく弾けなくても参加することに意義有りとの思いで,現役生にまじり気持ちの若返りを図っているところです.

東高合宿

3月31日の合奏コンクールや4月3日の定期演奏会を控え,東高マンドリン部の合宿が恒例の油山温泉バッハハウスにて行われておりましたので,差し入れを持って後輩にエールを送りに行ってまいりました.ついでに県フェスのチケット販売促進もしました.丁度,指導員の薫さんも合奏指導に訪れていました.  さて,先日県内の教職員の異動発表があったのですが,なんと当マンドリン部の顧問であるK先生が異動となってしまうこととなりました.こりゃ一大事!4月1日付けですので定期演奏会での指揮者はどうする?夏のマンドリンコンクール本選での指揮者はどうする?等問題山積です.
恒例のバッハハウス
練習風景
帰り道の桜

サロコン2018

愛好会の部内発表会です. 私も愛好会に復帰してかれこれ4年半ほどになりますが,2014年のサロコンでデビューしたマンドリンデュオ「ピアチェーレ」が記念すべき5周年を迎えました. デュオ名「ピアチェーレ」は東京在住の頃,別の団体の部内発表会で組んでいたマンドリンデュオに付けた名前でした.私と同じカラーチェ・クラシコAを弾いていた友人と結成しました. 定年退職で静岡に戻り,復帰した愛好会でも同じクラAを弾く友人がいて,早速デュオを組み「ピアチェーレ」としました.この相棒は浜松時代からの知り合いで愛好会の中でも一番古い友人になります.楽器が同じことは勿論ですが,仕事関係が共通していたり,好みが近いことなど親しみを感じています.これまで100%満足できる演奏はできていないのですが,これからもレパートリーを広げながら続けていこうと乾杯したところです.

2018年3月11日日曜日

7年目の3.11

死者1万6千人,行方不明者2千5百人,避難者7万3千人という東日本大震災から7年になります.復旧整備は進みつつありますが,人々の心に刻まれた傷は容易には癒されません.  とりわけ福島にあり続ける原発事故の傷痕は深く,消え去るまで数十年単位を要します.  午後はマンドリンの練習が予定されていますが,14時46分に友人とともに黙とうをします.楽器を弾ける日常に感謝しながら.

2018年3月3日土曜日

ひな祭り

本日は県フェスの補助金申請書類提出のためグランシップにある静岡県文化財団を訪れたのですが,ついでに6階で開催されていた高松宮妃のおひなさま展を見てまいりました.  高松宮妃の雛飾り一式は撮影禁止でしたので写真は購入した絵葉書の写しです.本一式は昭和5年,第15代将軍徳川慶喜公の孫にあたられる高松宮妃喜久子さまがご成婚のお支度としてお持ちになった京雛です. 会場入り口付近には富士宮本町商店街の女性グループが作製したつるし飾りが多数飾られていました. 静岡市は全国有数の雛人形や雛具の産地であり,私の実家のすぐ隣近所にも雛人形を作っている家がありました.会場にも数々の雛人形店による出展がありました.   わが家にも玄関先に簡素な雛人形が飾られておりますが,ひな祭りの本日,家にいるのは私男一人です.
チラシ
雛飾り一式(絵葉書より)
入口のつるし飾り
好光人形
みやひで
月志
駿河雛人形
純金箔雛
グランシップ10階から富士を望む

2018年3月2日金曜日

老人会

こんなテーマはあまり考えたくないのですが,数年後には向き合わざるを得ないので今回も新聞掲載記事から.  「老人会どうしたら仲間増える」と高齢男性からの投稿についての様々なご意見が面白かったですね. 今どきの老人会が抱える問題や活性化案など具体的に提案してありましたが,それに対して高齢女性が老人会の運営を会社勤務のように捉えていて堅苦しさを感じるとのこと.ごもっともなご意見です.どのような組織,集まりであれ,まとめ役が男性の場合,現役時代の手法を踏襲してしまいがちです.いわゆるマネジメントとして考えてしまう訳ですね. 参考になるご意見もありました.男性は「もう年だから」と体を動かすことを面倒がり,無精を決め込む方が多い.そこでまずは「健康習慣」の意識付けが大事であり,具体的な方法を紹介していました.また,年寄ばかり集まっても楽しくないので子供たちとの交流の具体案をあげる方もいました. 人生100年時代,趣味や地域貢献など居場所や活躍の場を複数持つことは生きがいのある高齢期のために重要だと専門家は提言しています.構え過ぎず「嬉しい」,「楽しい」と感じられる体験の共有から始めたらと.  「男性は役割がある所,女性は居心地の良い所に集まりやすい」との指摘は私が所属するマンドリン愛好会でもまさに当てはまります.ということは愛好会も老人会化してきた兆候なのか?