2013年3月23日土曜日

東京の桜満開

今日まさに東京は桜満開日を迎えます.
本来なら一番の名所に桜詣でに出掛けているはずですがやめました.理由はBFの練習日と重なったからですが...
まず東京での一番の名所とはどこか?私としての残る名所は六義園の枝垂れ桜あたりとなるのですが,実は昨日会社帰りにカミさんと夜桜でもと神楽坂にて待ち合わせし,急遽六義園に向いました.ところが当地は夜桜鑑賞客の長蛇の列でいつになったら入れるのかといった状態でした.東京での有数の桜名所を甘く見ていました.諦めて,JR駒込駅付近の桜を眺めながら東京の桜満開を感じ取ることにしました.
BF練習会場である東京芸術劇場前の桜もまさに満開でした.別に名所の桜だけが桜じゃないよとでも言いたげに目一杯咲き誇っておりました.
BF練習場には定刻よりわずかに遅れて着いたのですが,1stメンバーが3名しかいないことにびっくり!通常は7~8名は集まるのに...しかも1stでの低音部は私のみ.こりゃすごいプレッシャーですが頑張るしかないですね.
本日のBF練習での1stは満開とはいきませんでしたが,練習会場前の桜と同様,自分なりに満開で弾きましたよ.
練習後の飲み会では山口県の酒,「獺祭(だっさい)」を初めて飲んで,そのフルーティな味わいに感激しました.山形県「十四代」に通じる味わいでした.

2013年3月16日土曜日

椿姫

今年はヴェルディとワーグナーの生誕200周年に当たるようです.私はクラシック音楽は好きなのですが,オペラにはとんと縁がありません.敷居が高いというか,ついつい敬遠気味です.
今日はふとしたことから,新宿文化センターでフレッシュ名曲コンサート第一弾としてヴェルディ生誕200周年記念演奏会を聴いてまいりました.曲目はオペラ初心者にもわかりやすい「椿姫 ”La Traviata”」です.オケは東京交響楽団.演奏会形式でハイライトの公演でしたのでオペラの雰囲気を味わうといったものです.イタリア語上演ですが,字幕付きですので話の展開はわかりやすいです.ソプラノのサンドラ・パストラーナは美貌で華奢な体でしたが立派に歌いきっていました.最高音部のffで声が荒れたような部分がありましたが,わざとそう歌っているのか私にはわかりません.なにせオペラの生声は初めて聴くものですから.でも会場で聴くオペラの声は感動的ですね.オペラ好きが高額を払ってでも一流オペラを聴きにいく訳がちょっとわかりました.ハイライト版でしたが充分楽しめました.いやハイライト版だったからかも知れませんが.

2013年3月10日日曜日

春の訪れ

今週は日中気温が20℃を記録するなど4月下旬を思わせる陽気となりました.朝の通勤時,前を行く女性の花柄の薄手スカートが歩みに合わせ軽やかに揺れます.これまで厚手のコートに覆われていた花達が陽気に促され,蕾からはじけ出るが如くです.通勤風景に彩りを添えるこれらの花達は確実に増えてくることでしょう.自然に気持ちが浮揚してきます.
春の兆しは招かざる訪問者も連れてまいります.今年の花粉はPM2.5や黄砂の襲来と相まって例年以上に人々を悩ませます.
3月,春の訪れは浮き立つ気持ちや悩ましさをひっくるめ,3度目の3.11を迎えます.

2013年3月3日日曜日

いそしぎ

以前録画しておいた映画「いそしぎ」を観ました.
自由奔放な女性画家ローラ(エリザベス・テーラー)とミッションスクールの校長であり牧師でもあるエドワード(リチャード・バートン)とのたまさかの逢瀬を描いたもので,「いそしぎ」を題名とした意味がなんとなくわかる気がしました.
「いそしぎ」のテーマ曲はマンドリンで幾度となく演奏したことがありながら,映画を観てなかったので,曲名「The Shadow of Your Smile」から勝手にイメージしながら単に楽譜を追っていただけです.そもそも「いそしぎ」の意味すら知りませんでしたので,ずいぶんいい加減なものです.こうして観てみれば主人公の名はラビトラーノの「ローラ」だし,ローラの部屋にはマンドリンが飾ってあったし...
それにしてもエリザベス・テーラーの妖艶で綺麗なこと!まさに役柄にぴったりです.私としては清楚で従順な妻クレア(エヴァ・マリー・セイント)にも魅かれてしまいますが...
やっぱり名だたる映画は観ておかなくっちゃ!