2015年7月28日火曜日

新宿にゴジラ出現

休日明けの月曜日,新宿も溶けるような暑さに見舞われておりました.歌舞伎町のど真ん中にありました新宿コマ劇場の跡地に,今年4月オープンしたTOHOシネマズ新宿(3~6階)とホテルグレイスリー新宿(8~30階)の高層ビル8階テラスに等身大のゴジラヘッドが設置されていて,歌舞伎町一帯に睨みをきかせているようです.
ゴジラ現る
ゴジラヘッド
歌舞伎町一番街入口

熱きビアンカ演奏会

うだるような猛暑の中,ビアンカ第24回定期演奏会が開演となりました.会場は例年同様,第一生命ホールです.都営地下鉄大江戸線勝どき駅から会場のトリトンスクエアまで10分ほど歩きますが,あまりの暑さに目がくらみます.東京での予想気温はなんと36℃! ステージ第1部はメンバーを若手,ベテランの2チームに分け,それぞれのアンサンブルを聴かせる趣向です.団体名アンサンブル・ビアンカ・フィオーリとありますように,結成当時は少人数によるアンサンブルであったことを振り返る企画とのことです.両チームとも指揮者,奏者の意向を反映した演奏が繰り広げられましたが,私にはベテランチームが選曲した弦楽セレナードがそれらしい大人の演奏を聴かせてくれたような気がいたします. 第2部は全体合奏となり,ビアンカらしいダイナミックな音楽が展開しました.清末さん指揮の「交響的前奏曲」(M.Trevisiol),「組曲“ナポリの風景”」(I.Culotta)はいずれも素晴らしい演奏で感動しました.ラストの田口さん指揮の「交響的エピローグ“ミラ・ディ・コドラ”」(E.Mandelli)はメンバー全員のエネルギーを限界まで引き出す熱演で,これぞビアンカたる音圧を肌で感じました.まさにライブの醍醐味であります.アンコール曲は「売られた花嫁 序曲」(B.Smetana)で,これもビアンカらしいドライブ感で締めくくります.屋外の熱気にもまして熱い演奏がホール内に響き渡りました.それにしてもベテランメンバーはさぞかしお疲れのことでしょうね. 陽が傾いたとはいえ,歩道の熱気が照り返す中,トリトンスクエアを後にしました.夕食は神楽坂のイタリアンレストランでカミさんと.この店はエントランスやインテリアの雰囲気がいい感じで,デザートのジェラートもとても美味しいので気に入ってます.
1年ぶりのトリトンスクエア 
神楽坂通りはホコ天
ホオズキが並ぶ
神楽坂のPIZZERIA GELATERIA“zio”
前菜 ジャガイモが甘くて美味
プロシュートのピザ
手長エビのパスタ
締めのジェラート

アコーディオンとの初合奏練習

この土曜日練習から,初めてアコーディオン2台が加わっての3部練習です.マンドリンアンサンブルとアコーディオンとのコラボ演奏は三重マンドリーノ在籍時に経験したことがあるのですが,今回は思ったより音量が足りないことと,発音タイミングのずれが気になりました.発音は指揮者の指示によりだいぶ合ってきましたが,音量はまだまだ足りないように感じます.実際の本番会場での響きがどうかはわかりませんが,今後の合奏練習でいい形になっていくものと思います. さて,今夕は毎年恒例の安倍川花火大会です.カミさんは神楽坂の娘宅ですので,ひとりのんびりビール飲みながらベランダ見物です.浴衣着ての花火見物は来年に持ち越しです.
3部で使用のアコーディオン
もう一台 両方ともイタリア製
夕刻から安倍川花火大会が始まる
暗くなり花火が浮かびあがる

2015年7月21日火曜日

アレ?のままで

きょうは映画館のはしごをしました.1本目は「アリのままでいたい」①,2本目は「アリスのままで」②の2作品です.タイトルが似ていますがまったくの別物です.①は昆虫を扱ったネイチャー・ドキュメンタリーで,アリの目線から見た昆虫の生態をダイナミックな映像で描き出した作品です.TVで一部の映像を紹介していたのを見て,昆虫好きの私としては見逃せないなと思った次第です.このところは高画質のネイチャー・ドキュメント番組がTVで数多く提供されていることもあり,わざわざ映画でとも思ったのですが,従来と異なるアングルでの映像は確かに昆虫の世界の新たな一面を覗かせてくれるような迫力を感じさせました.ただし,評価できるのは昆虫を映し出す映像のみ!意味もないアニメーションや,人気芸能人による声優役,テーマソング等は無駄に製作経費がかさむだけで,ネイチャー・ドキュメント作品としての価値を下げるだけ.それにこの映画タイトルです.アリの目線の狙いはわかるのですが,アリ自体の映像はごくわずかだし,どうしても昨年の大ヒットアニメ映画の「ありのままの・・・」にこじつけてるのではと勘ぐりたくなります.子供連れの家族を取り込もうとの魂胆がみえみえですね.大人の鑑賞にも応えてくれるのではとの期待は完全に裏切られました. ②は主演のジュリアン・ムーアが本年度のアカデミー主演女優賞をはじめ主な映画祭で賞を総なめした話題の作品です.若年性アルツハイマー病と宣言された有能な女性言語学者がその後の運命と戦う姿,家族との葛藤と絆を描く物語です.よくある題材かもしれませんが,J・ムーアの演技力が光る作品で,数多くの受賞も頷けます.タイトルの意味は,人は死の直前まで己の尊厳を損ないたくないという理性の生き物であることを表わしているのではと思います.実は①の作品で唯一考えさせられた映像があり,雄のカマキリが交尾のため雌カマキリに近づいたところ,雌に獲物と間違えられ食されてしまうといったものです.頭部はすでに食べられてしまっているのにもかかわらず,交尾はし続けている映像はかなりショッキングではありました.これは生物としての生き残りの本能に他なりません.まさに生き物としての人とは対極にあります.①,②と続けて観て「生と死」について考えさせられました.
①上映のZART CINE CITY
②上映のサールナートホール 
①②のチラシ

2015年7月19日日曜日

夏の虫2015

今朝は外廊下にクマゼミ君(雄)が転がっていました.この数日かなりの雨量をもたらした台風が過ぎ去り,関東甲信では梅雨明けとなりました.ここ静岡ではまだ宣言されておりませんが,夏本番の暑さ到来です.これまで地中に潜んでいた幼虫らが一気に地上に這い出てきたようです.こうした虫達に出会えると夏が来たんだなと実感しますね. さて,昨年申し込んでいた「東京駅開業100周年記念Suica」が届きました.東京へはこの3月上旬以来行ってないので,久しぶりに東京駅舎が見たくなりました.何度見ても素晴らしい建築物です.新国立競技場建設はゼロからの見直しとなりましたが,単なる見栄えだけの箱物ではなく,スポーツの祭典に相応しい建造物であってほしいものです. このところ東京で見たいものも色々増えてきましたしね.
この夏第一号の蝉君
夏の日差し
東京駅開業100周年記念Suica

2015年7月15日水曜日

夏本番?

先週の金曜日頃から連日の暑さが続いています.連続台風の接近により,梅雨前線もどこかに吹き飛んでしまったようです.この夏初めて蝉の声を耳にしたのは一昨日の午前中.昨日は朝から蝉の大合唱でした.こうなるとビアガーデンにでも行きたいなとカミさんを連れ出し,ホテルセンチュリー屋上へ.平日なのでサラリーマンや商売関係の団体さんが2組かなりの席を確保していて,あとは家族連れやカップルがちらほら.料理は大したことないのですが,屋外で飲むビールが美味いんです.このビアガーデンでは,焼津にビール工場を持つサッポロビールが売り出す静岡限定の樽生ビール「静岡麦酒」が飲めます. 今日の夜半からは近づきつつある台風11号の影響で雨になるようですが,この台風が過ぎ去るといよいよ梅雨明けとなり,夏の幕開けとなるかもしれません.ビールが美味い夏本番が楽しみです.
静岡麦酒
おつまみ料理
今朝の富士山
夏本番?

2015年7月12日日曜日

マンドリンクラブ同期会

今年も昨年同様,東高マンドリン部7期会が池田の森にて開催されました.今回は参加者が少なく6名での合奏でしたが,内容的には前回を上回る演奏になりました.昨年と同じ曲目を弾くことにしたので各自が自己練習をしてきたこと,1stのSさんがマンドリン教室に通い本格的に練習し始めたことがより良い演奏となった理由です.7期生全体のOB会幹事役でもあるSi君からの提案で,1年半後のOB会ではマンクラ7期生で演奏を披露してはどうかという意見がありました.仮に実現させるとなると,幾度かの練習の機会が必要となりますが,目標ができることはより充実した演奏への励みになります.演奏終了後は静岡駅前の居酒屋にて懇親会.酒が入れば話題はもっぱら当時の男女の仲についてです.青春時代の甘酸っぱさが甦りますね.
クラブソング「小雨降る径」で一気にタイムスリップ
一次会は昨年と同じ居酒屋にて
二次会ホテルラウンジにて

2015年7月10日金曜日

長梅雨

今年の梅雨は長引きそうな気配です.このところ腑に落ちない出来事が多く,鬱陶しさが一層募ります.ギリシャの債務問題,安保法制案の審議,新国立競技場建設問題,マスコミ報道規制等々.こうした動きを眺めてみますと,大戦後70年を経た今でも,人間というのは同じ轍を踏むようにできているのかと悲観が先走ります. さて,明日は高校時代のマンドリンクラブの同期会です.幸い,連続台風の影響も最小限で済みそうです.しばし,世知辛い現実から逃れ,学生時代にタイムスリップしてまいります.