2012年10月22日月曜日

演奏会&練習会

☆愛好会定演
土曜日は静岡マンドリン愛好会第38回定期演奏会がありました.翌日は私の母校である静岡東高創立50周年のマンドリン演奏練習会があり,一度は参加しておきたかったので好都合です.
今回の愛好会の演奏はほとんどすべてGOOD!でした.各パートの音がかたまりとして客席に伝わってきたからです.Kネーサンの指揮も堂々としたものでした.2部のポピュラーステージではパーカッションとの絡みも心地良くリラックスして聴けました.
打上会では東京のイグチさんも加わり盛り上がりました.私の顔見知りの愛好会メンバーは年配組の10人程度,残る大多数は若手組でほとんどが現役学生やら大学卒業したての年代ですが,今回は数人とは話すことができました.来年の今頃は愛好会でマンドリンを弾いているのかと思うとちょっと不思議な感じがします.
☆東高マンドリン練習会
翌日は東高マンドリン練習会のため静岡駅前からバスに乗って東高に向いました.開校当時,東高は新設高校だったので街中ではなく清水市との境近くのはずれに建てられました.そのためほとんどの生徒は自転車通学でした.男子は長髪が多く,髪を振り乱して自転車で走りまくる東高生は伝統校の生徒からは異質に見られていたようです.そんな当時の通学路をバスの車窓から懐かしさとともに眺めていました.
会場はマンドリンクラブ部室となっている音楽室でした.OB一番乗りとなってしまい,女子高校生だらけの部室に案内され,こっぱずかしいことこのうえありません.とはいえこのウキウキした気分はどうでしょう.遥か昔の青春時代にタイムスリップしたかのようです.
まずはパート練習からです.2年の女子3名,1年の女子3名がリーダーのたたく棒のリズムに合わせ音を拾っていきます.Kネーサンの技術指導が行き渡っているのでしょう,リズムの取り方,音量の変化のつけ方等々を幾度となく指示します.こりゃ上手くなるわけだ.特に若い時期のしかも期限付きの時間内での上達は目覚ましいものがありますね.こうした指導のおかげで現在の高校生のマンドリン演奏レベルは飛躍的に高まっているのです.合奏練習は指揮者のK山さん(14期生)のもとで行われました.皆同じように体を揺らせ演奏に同化します.本当に素直でいい子達ばかりです.娘のような若い子らとこうして演奏していると母校のクラブが存続していることに感謝を,自分が楽器を趣味としていることに歓びを覚えます.本日の練習のみであとは2週間後の本番に臨みますが,40も歳の離れた現役の生徒らと同じ気分で弾けたら最高です.

2012年10月15日月曜日

東京シンフォニエッタ演奏会

先日,マンドリン仲間から室内音楽演奏会に誘われ,芸術の秋に相応しい気分を満喫させてもらいました.場所は上野公園にある東京文化会館の小ホールです.
シンフォニエッタとは室内オーケストラのことで,管弦楽の名手達が少人数で高密度の音楽を聴かせるものです.当日はN響アワーで有名な西村朗氏の作品を集めたプログラムで,難解と思われがちの現代曲ではありますが,ストラビンスキーやショスタコービッチを思わせる楽曲もあり,大いに楽しめました.こうした編成は少人数であるがゆえに各個人の高度な演奏テクニックは勿論ですが,緻密なアンサンブルが求められ,聴衆はその音のやりとりを肌で感じ,感動をおぼえます.最後の曲では,クラシック音楽とのコラボで評判の鈴木大介氏が,初演となるギター協奏曲のソロを務め,みごとな演奏でプログラムを締めくくりました.会場には当作曲者の西村氏やこれもN響アワーでのダジャレで有名な池辺晋一郎氏の他,東京コンサーツの関係でコムラードの指揮者飯塚氏,BFメンバーでは全音に勤めるNさんが楽譜販売をしていました.
芸術の秋を堪能した後は,味覚の秋を味わいたくなるものです.マンドリン練習後によく飲みに行く仲間同士で上野の街で飲み会です.今回は飲み始めから日本酒の話題で盛り上がったため,ビールで喉を潤した後は皆で熱燗をいただきましたが,なんと3人で2合徳利7本も空けてしまいました.上野の街の雰囲気と漂う秋の風情についつい酒がすすんでしまいました.

2012年10月8日月曜日

東京駅復元

私が東京本社に転勤して5年になりますが,丁度その年に東京駅復元工事がスタートしました.東京駅舎の格調高い赤レンガの建物はそれ以来,青色のビニールに覆われてしまうこととなります.それがこの10月ようやく修復が完成し,覆っていたビニールシートが取り除かれ,その威容を現しました.三連休の最終日のきょうは天候もまずまずとのことで家族で出掛けることにしました.5年ぶりにお披露目となった東京駅舎は戦前の原型として甦り,その威厳さと醸しだす格調はまさに感動的です.
復元工事には5年間の時間と膨大な工事費を費やすこととなりますが,駅舎の容積率を他エリアに売ることにより費用削減を図ったようです.また,幅300m余の割に高さは抑えた駅舎により,皇居へと続く風の通り道を確保し,ヒートアイランド化を防ぐこととなります.なによりも,都心に構える歴史建造物である皇居前に位置する駅舎として,東京駅はモダンな高層ビルでは似合いません.モダンは八重洲側にゆずり,丸の内側はレトロを醸すことがポイントです.丸の内エリアは郵便局や銀行の建て替えにあたり,旧舎を一部前面に残しつつモダンとのコラボを図っています.
日本への玄関口としての役割を担う東京駅は海外からの訪問者にも誇りをもってお迎えできる衣替えとなりました.

2012年10月5日金曜日

英国の傑作

丁度50年前のきょう105日は映画007の第1作「ドクター・ノオ」が英国本国で公開された日だそうです.ボンドといえばショーン・コネリーですね.その後も何人かがボンド役を演じていましたが,やはり彼でなければなりません.それと英国の誇る名車アストン・マーチン.いまもって憧れです.
同時にこの日はビートルズが「ラヴ・ミー・ドゥ」でレコードデビューした日でもあるとのこと.当時小学生だった私には英国という国が眩しく輝かしい存在にうつり,英国かぶれの発端となります.
これら二つの遺産はともにロンドン五輪の式典を盛り上げた,今でも世界中で愛され続ける英国産の傑作(今朝の天声人語より)・・・うまいこと言いますね.
まさに105日は今の日本を,私自身を勇気づける記念日としたい・・・です.

PS.NHK-BS1(23:00)エルムンドSP「ビートルズを1000倍楽しもう」にて,なんと!星加ルミコ様が出ているではありませんか!中学時代のバイブル,ミュージックライフ誌の編集長だった方です.ナツカシイ!