2016年11月6日日曜日

2016弦楽器フェア

きょうも好天でしたので,弦楽器フェアの会場である科学技術館の近辺を散策しました.地下鉄東西線竹橋駅を降りて平川門に向います.汐見坂を登りますと江戸城天守台が眼前に現れます.天守台からは広大な皇居敷地と先に連なるビル群が対比して眺められます. さて科学技術館は北桔橋門を出てほどなくのところにあります.会場内ではバイオリンからチェロ,コントラバスまで数多くの擦弦楽器が所狭しに展示されています.製造メーカーや代理店なども数多くさすがに層の厚さが感じられます.一方ギター,リュート,マンドリン等の撥弦楽器は限られ,特にマンドリンは邦人個人が2件,代理店が2件,リュートは個人1件しかありませんでした.さすがにクラシックギターの展示は多かったのですが,バイオリン系とは比べものになりません.こうしたことからも,ずいぶんマイナーな楽器を手掛けてしまったものだとつくづく感じてしまいます. マンドリンの出展作品試奏コンサートは12:30から30分間.出展楽器は①カラーチェ(㈱SIE),②宮野マンドリン(ロッコーマン㈱),③小林茂,④笹野慶太の4台,奏者は若手のホープ石橋敬三さんです.①はカラーチェ作曲の「夜想曲“夜空”」,③はレオーネ作曲の「アリア第4番主題と変奏」,②④は奏者石橋敬三さんの作曲による「雲を駆けるアンジェロ」,「朝日ハノボル」が演奏されました.石橋さんの演奏個性はやはり自作曲に表れ,右手の多様なストロークによるポップなサウンドが特徴です.①③はちょっとばかり物足りない印象でした. 楽器出展もマンドリン系がもう少し増えてほしいなとの印象が残りました.
竹橋駅を出ると毎日新聞社
平川門
汐見坂
天守台
桃華楽堂
遠くに武道館
広大な敷地とビル群
北桔橋門から
科学技術館
バイオリン展示
チェロ試奏
小林茂作品
笹川慶太作品
カラーチェ作品
試奏コンサート
竹橋 先は毎日新聞社

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