2016年11月15日火曜日

究極の選択

世界各国の客を乗せた豪華客船が航海中に沈み始めた.速やかに船から脱出して海に飛び込まなくては助からない.船長は乗客それぞれのお国柄に合わせてこう叫んだ!米国人には「飛び込めばあなたは英雄ですよ」,英国人には「飛び込めば紳士ですよ」,日本人には「みんな飛び込んでいますよ」,そしてドイツ人には「飛び込むのがこの船の規則になっています」・・・(朝日新聞GLOVE:「世界の日本人ジョーク集」より)飛び込むべきかどうか,究極の選択もお国柄が現れるものなのですね.   自動車の世界では自動運転の技術開発が進んでいますが,走行状況を的確に判断し最適の運転に欠かせないのがAIです.仮に自動運転車が走行中に「そのまま直進したら壁に衝突,右によけたら横断中の人の列に突っ込む」という選択をしなければならない状況の時,AIはどのような判断を下すのか.まさに究極の選択が迫ります.  さて,昨今の世界各国における様々な選択はお国柄やデータでは計り知れない局面となっているようです.各国が自国第一主義,保護主義になびけば,世界は分断され,戦争へと突き進んだ過去と同じ轍を踏むこととなります.  「都会では自殺する若者が増えている 今朝来た新聞の片隅に書いていた だけども問題はきょうの雨 傘がない ・・・ テレビでは我が国の将来の問題を 誰かが深刻な顔をしてしゃべってる だけども問題はきょうの雨 傘がない」と陽水が歌っていた時代が何故か懐かしく思えます.

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