2016年11月17日木曜日
ボジョレー・ヌーボー2016
ガメイ種はタンニンが少なく渋すぎない,明るい赤色,フレッシュな飲み口が特徴のボジョレー・ヌーボーは赤が苦手な私でも気軽に飲めるワインで毎年味わっています.今回買ったのは当りで,飲みやすく美味しい赤ワインでした.
夕焼けの赤
フレッシュな赤
2016年11月15日火曜日
究極の選択
世界各国の客を乗せた豪華客船が航海中に沈み始めた.速やかに船から脱出して海に飛び込まなくては助からない.船長は乗客それぞれのお国柄に合わせてこう叫んだ!米国人には「飛び込めばあなたは英雄ですよ」,英国人には「飛び込めば紳士ですよ」,日本人には「みんな飛び込んでいますよ」,そしてドイツ人には「飛び込むのがこの船の規則になっています」・・・(朝日新聞GLOVE:「世界の日本人ジョーク集」より)飛び込むべきかどうか,究極の選択もお国柄が現れるものなのですね.
自動車の世界では自動運転の技術開発が進んでいますが,走行状況を的確に判断し最適の運転に欠かせないのがAIです.仮に自動運転車が走行中に「そのまま直進したら壁に衝突,右によけたら横断中の人の列に突っ込む」という選択をしなければならない状況の時,AIはどのような判断を下すのか.まさに究極の選択が迫ります.
さて,昨今の世界各国における様々な選択はお国柄やデータでは計り知れない局面となっているようです.各国が自国第一主義,保護主義になびけば,世界は分断され,戦争へと突き進んだ過去と同じ轍を踏むこととなります.
「都会では自殺する若者が増えている 今朝来た新聞の片隅に書いていた だけども問題はきょうの雨 傘がない ・・・ テレビでは我が国の将来の問題を 誰かが深刻な顔をしてしゃべってる だけども問題はきょうの雨 傘がない」と陽水が歌っていた時代が何故か懐かしく思えます.
2016年11月10日木曜日
ジョーカー
ドナルド・トランプ氏が第45代米国大統領に選出された事件は全世界に衝撃をもって伝えられました.当初から嫌われ者同士の争いと云われながらも,大方の予想はヒラリー・クリントン氏の勝利が趨勢を占めておりましたが,ふたを開ければ「隠れトランプ」なる存在により世紀の番狂わせともいわれる選挙結果に終わりました.結果分析は各種報道にて盛んに論じられておりますが,つまるところ今の世の中,データでは計りきれない人々の苦悩が蔓延しているのではないかということです.トランプ氏は従来の政治手法を一部のエスタブリッシュメント(既得権層)のためと決めつけ,落ちこぼれた層の取り込みに奔走し功を奏しました.トランプ氏の人心を掴む言動や行動は,厳しいビジネスシーンで鍛え上げられた経験に基づく選挙戦術であったと思われます.しかしながらその過激な言動は結果として国内の格差・分断をより助長させることとなり,今後国家のトップとしてどのように対処するのか甚だ不透明な課題です.
いずれにせよ,世界の大国アメリカにて過去にない異質の大統領が誕生してしまいました.1年余にわたり騒がれたトランプゲームにおいて,米国民がひいたカードがババなのか最強のジョーカーなのか.今後の動向に目が離せません.
それにしても英国のEU離脱にしろ,独・仏の極右翼の台頭などなんか嫌な動きですね.
2016年11月9日水曜日
シン・ゴジラ覚醒?
博多駅前通りの道路陥没ニュースは衝撃的でした.映像だけ見れば,またあの国の事故かと見流すのですが,これが日本の政令指定都市の駅前であるだけに見逃せません.幸い発生時間が早朝のため人通りが無かったことが救いです.電柱や信号機をあっという間に飲み込み,目抜き通りのど真ん中にぱっくりと口を開けた事故現場.今朝はその口にコンクリートミキサー車がコンクリートを注入している様子が映し出されました.連想したのが,この夏3回も観た映画「シン・ゴジラ」です.ゴジラがエネルギー放出後に倒れているスキを狙って,コンクリートミキサー車を使い,口から血液凝固剤を注入するシーンです.とりあえずゴジラの鎮静化に成功しましたが,その後どうなるのか.続編があるのではとの憶測を呼ぶエンディングでした.
今回の事故対策には原因究明を含め,復旧にはかなりの時間を要するとのことです.地下の大規模な陥没により電気,ガス,水道等のライフラインが寸断され,隣接するビルの地下構造がむき出しになり,倒壊の不安も残ります.
先般発表された全国の県別人口動態データによれば,東京をはじめ主要都市への人口集中化が進んでいる状況であり,九州においては福岡県のみが増加を示し,他県は減少の一途をたどっています.こうした主要都市は人口増に対応すべくインフラ整備が急務となり,今回のケースも博多駅へ直通となる地下鉄延伸が必要となり,掘削工事が行われていたようです.大都市東京ではすでに地下鉄が網目の様に張り巡らされ,世界の大都市と比べてもその集中度は突出しているようです.ただでさえ地震大国日本においてはその地下空間の安全性はどうなのかが今一度問われる事故ではなかったでしょうか.
大都市東京を一瞬のうちに破壊しつくすシン・ゴジラ.日本の国土の奥深くで覚醒の咆哮が聞こえてきそうです.
2016年11月6日日曜日
2016弦楽器フェア
きょうも好天でしたので,弦楽器フェアの会場である科学技術館の近辺を散策しました.地下鉄東西線竹橋駅を降りて平川門に向います.汐見坂を登りますと江戸城天守台が眼前に現れます.天守台からは広大な皇居敷地と先に連なるビル群が対比して眺められます.
さて科学技術館は北桔橋門を出てほどなくのところにあります.会場内ではバイオリンからチェロ,コントラバスまで数多くの擦弦楽器が所狭しに展示されています.製造メーカーや代理店なども数多くさすがに層の厚さが感じられます.一方ギター,リュート,マンドリン等の撥弦楽器は限られ,特にマンドリンは邦人個人が2件,代理店が2件,リュートは個人1件しかありませんでした.さすがにクラシックギターの展示は多かったのですが,バイオリン系とは比べものになりません.こうしたことからも,ずいぶんマイナーな楽器を手掛けてしまったものだとつくづく感じてしまいます.
マンドリンの出展作品試奏コンサートは12:30から30分間.出展楽器は①カラーチェ(㈱SIE),②宮野マンドリン(ロッコーマン㈱),③小林茂,④笹野慶太の4台,奏者は若手のホープ石橋敬三さんです.①はカラーチェ作曲の「夜想曲“夜空”」,③はレオーネ作曲の「アリア第4番主題と変奏」,②④は奏者石橋敬三さんの作曲による「雲を駆けるアンジェロ」,「朝日ハノボル」が演奏されました.石橋さんの演奏個性はやはり自作曲に表れ,右手の多様なストロークによるポップなサウンドが特徴です.①③はちょっとばかり物足りない印象でした.
楽器出展もマンドリン系がもう少し増えてほしいなとの印象が残りました.
竹橋駅を出ると毎日新聞社
平川門
汐見坂
天守台
桃華楽堂
遠くに武道館
広大な敷地とビル群
北桔橋門から
科学技術館
バイオリン展示
チェロ試奏
小林茂作品
笹川慶太作品
カラーチェ作品
試奏コンサート
竹橋 先は毎日新聞社
高校同期関東支部会
東高7期関東支部会が東京ステーションホテルアトリウムにて行われました.本来関東支部会員ではないので参加する必要はないのですが,東京ステーションホテルの会場を押さえてしまった以上,一定数の集客が必要とのことで,静岡の同期会幹事S君から熱烈な参加依頼を受けたものです.ま,私も定年までは東京在住していて,関東支部会の参加打診を受けたこともありますし,幹事の一人Mさんがマンドリン部の部員であり,小学校の同期でもありましたので,出かけることにしました.確かにS君の言うように,知り合いがいなくても同じ青春時代を過ごした者同士で今また,時間を共有することの意味はあるのかもしれません.
東京ステーションホテルでフランス料理を味わえるのも一興ですし,翌日の弦楽器フェアにも興味がありましたので,多少の交通費のエクストラチャージには目をつぶりました.会場ではマンドリン部副部長だったAさんが和服で参加.どこかの女将みたいで色気がありましたが,話しだせばとてもじゃないが,人に聞かせられないような下世話なことばかり.高校生当時はほとんど会話も無かったのが嘘みたいに今はくだけてる.時の経過とは不思議なものです.幹事のMさんは当時から一目おかれる可愛い女性で,恋多き女性とのイメージでした.こうした社交的な役割はまさに適役です.
同期会終了後は,ホテルスタッフがホテル内を見学案内してくれました.ホテル客室通路には花が飾られゴージャスな雰囲気が漂います.一泊83万円のスウィートルームにはびっくりですが,こうした部屋を利用するVIPがいるということですね.
二次会がすぐ近くの会場で予定されていましたが,私は一次会でパス.夕方は娘と神楽坂で食事会です.神楽坂通りは様々な店が開店しては消え,中々商売が厳しいエリアのようです.
昼がフレンチでしたので,夕方は蕎麦屋で一杯やることにしました.しばらくしてカミさんも合流.久々の家族会となりました.
会場は4Fアトリウム
スパークリングワインで乾杯
参加者!
ホテル内見学スタート
客室通路の花
スウィートルーム
調度品
神楽坂の蕎麦屋
娘と一杯
締めはせいろ蕎麦
週末の神楽坂
2016年11月3日木曜日
文化の日
単なる国民の祝日として休暇を楽しむだけでなく,その制定の由来を理解することはより休日の過ごし方を意味あるものに変えるかもしれません.
「文化の日」は1946年11月3日が日本国憲法公布の日であり,憲法が唱える日本の平和と文化を愛し称える内容であることに因み,1948年に制定されました.
この日は皇居にて文化勲章の授与式が行われます.同時に文化庁主催の芸術祭が開催されます.
文化の日に相応しいものを探したところ,TV録画「歴史の源流 出雲~目に見えない宝もの~」(2013年8月31日放送)を見ることにしました.出雲大社の平成大遷宮(60年毎)を記録したものです.
古来日本人が信じてきた神とは「見えない存在を信じる」人がいることに根づいているということです.平成20年4月の仮殿遷座祭での神の移動は絹布で覆い隠されていました.こうした日本人の思想は西洋のキリストを神と崇める思想とは異なるものであり,農耕民族らしい,自然を相手にした思想原点のような気がします.逆に言えばずいぶん曖昧な部分を含んでいるようにも感じられます.
さて,きょうのこの日は明治天皇の誕生日(明治節)にあたり,「明治の日」と祝日名称を改めるべきだとの声が一部で上がっています.すなわち,当時制定された日本国憲法は押しつけられたものであり,憲法由来の「文化の日」ではなく,明治節を原点とする「明治の日」が相応しいというものです.現政権が実現に腐心する憲法改定につながるきな臭さを感じるのは思い過ごしでしょうか.
TV録画では出雲市出身の竹内マリアさんが今回の平成遷宮を記念し,出雲を称える歌を作り,地元の合唱団と共に歌う姿がありました.彼女の地元愛が強く感じられるものでした.日本各地にはそれぞれ素晴らしい伝統と文化を継承している歴史があります.東京一極集中が叫ばれる今日,うわべの文化に翻弄されることなく,地方に息づく伝統に根ざした文化を再認識することの大切さをあらためて感じさせられました.
日本は悠久の歴史を誇る中で,先の大戦では他国民,自国民に対して大きな過ちを犯しました.そうした中で編み出された日本国憲法は単に押し付けられたものではなく,日本の新たな一歩を踏み出す上で最低限,かつ世界一平和を愛する決意として表明されたものではないかとあらためて思う文化の日であります.
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