2016年4月9日土曜日

ルーシー・リー展

きょうから開催されるイギリスの陶芸家ルーシー・リー(1902~1995年)の没後20年展示会に行ってまいりました.会場は静岡駅前の葵タワー3階にある静岡市美術館です.没後20年にあたる昨年2015年に茨城県陶芸美術館(4~6月)を皮切りに,千葉市美術館(7~8月),姫路市立美術館(10~12月),そして今年に入り郡山市立美術館(1~3月)と巡回し,最後の展示会として静岡に巡って来たというわけです.先月,東日本大震災後5年経過とのことで,郡山のギター仲間とのメールやり取りの中でたまたま知った展示会でした.こうしたことでもない限り,陶芸家の展示会に行くことは無かったかもしれません.さて,展示は年代を追って,「初期~ウィーン時代(1921-1938年」,「形成期~ロンドン時代(1938-1970年)」,「円熟期(1970-1990年)」の3部構成となっています.作品は鉢や花器が大半で,シンプルな造形ながら,凛とした美しさは彼女ならではの世界なのでしょうね.ちょっと大げさですが,久々に美意識が刺激されたような気がします.
静岡での展示は5月29日まで
展示会場内は撮影禁止
展示コース出口にはルーシー・リーと工房の写真
会場前にはインタビュー録画(1982年2月14日)が
ショップには関連グッズがいっぱい

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