2013年5月5日日曜日

撮影散歩(続)

連休散歩の続きです.
昨日はラ・フォル・ジュルネ目当てで丸の内に繰り出しました.今年のテーマは「パリ,至福の時」とフランス音楽がメインです.もともとこの催しは1995年フランスのナントで誕生した音楽祭であり,ディレクターのルネ・マルタン氏が「一流の演奏を低料金で提供することによって明日のクラシック音楽を支える新しい聴衆を開拓したい」とのコンセプトのもと,今ではポルトガルやスペイン,ブラジル,ロシアにまで広がりを見せています.
さて,私のクラシックでの好みはシンフォニーで基本的にドイツ系です.スラブ系のチャイコは勿論外せませんが.したがって,フランス系はあまり聴きません.サン・サーンス,ビゼー,ラヴェル等はまれに聴く程度です.ドビュッシーは私の中ではちょっと特殊な存在で,よく聴くCDリストに入れています.色彩感豊かなピアノ曲は気分を癒してくれます.
そんなわけで今回の催しへの関心は残念ながらいまいちです.東京フォーラムの屋外会場の雰囲気を写真に収めたり,ミニコンサートにちょっと耳を傾ける程度でした.ただし昨年の天候とはうって変わり,今年は連日の好天に恵まれ,人出は昨年を上回っているように感じました.
さて,きょうも晴天に恵まれ,絶好の撮影日和でしたのでお台場まで足を伸ばすことにしました.予想通り「子供の日」で親子連れが数多く訪れており大変賑わっていました.
それにしても晴れた日のウォーターフロントは快適ですね.空と海の青のコントラストがきれいに撮れました.
帰りはゆりかもめ汐留駅を下車して,一帯のシオサイト超高層ビル群間をぶらつきました.林立する建物それぞれに個性があり,とりわけガラスで覆われた壁面に隣のビルを反射してそそり立つ姿は空の青さも同時に映し込み実に美しい!何といってもその呆れるほどの高さには圧倒されてしまいました.
こうした高さや視野の広さを写真で感じられるのは,これまでのコンデジカメラより広角のレンズを備えているからで,今後益々,より広角,より望遠のレンズが欲しくなることでしょう.ズーム1本だけでは一眼カメラを持つ意味がありませんからね.

2013年5月3日金曜日

撮影散歩

GW後半はもっぱらOM-Dを携えての街並み散歩です.
昨日は都庁をメインに新宿副都心をぶらつきました.モード学園コクーンタワーは数ある副都心のビル群の中でもそのデザインの斬新さでアピール度抜群です.一方,古くから建つ安田火災ビルもそれなりに味があり安定感が感じられます.そしてなんといっても都庁舎ビルの威容!いつ見ても,副都心の中心として別格の存在感を放っています.今回は南棟展望台からの大都市東京の眺望を楽しみました.はるか遠くまで見通せるビル群と晴れ渡った青空とのコントラストが写真撮影にはベストマッチです.
午前中でしたのでそれほどの混みようではありませんでしたが,中国系や韓国の他,白人系も多く来館していました.外国人にはこの景色はどのように映っていたのでしょうか.
きょうは丸の内界隈の散歩です.丁度ラ・フォル・ジュルネがきょうから始まるのですが,きょうも天気が良いので屋外での散歩と撮影を楽しむことにしました.先日,東京駅舎の撮影時に見逃していた,リニューアル郵便局(KITTE)を覗きました.東京限定の切手が発売となっているので欲しかったのですが,きょうは手荷物になるのでやめときました.
丸の内仲通りに出て向うは三菱一号館美術館です.近代的なビルがひしめく丸の内界隈でレンガ造りのレトロな建物は目をひく格好の被写体です.このあたりの丸の内ブリック・スクエアはビジネスマンらが憩いの一時を過ごす場所でもあり,新緑が映える今は撮影にも最高の時季です.
ついでにすぐ近くにある娘の勤め先のビルも記念に一枚.
好天に誘われて,皇居前に来ました.きょうは馬場先門からの入場です.楠正成像が眼前に迫ってくると,近くにいた白人観光客らが「サムライ!」と叫びつつ,さかんに写真に収めていました.私も小学校修学旅行での写真が残っています.
次は二重橋.ここはもう団体客やら外人さんだらけでごった返しておりました.晴天,無風で皆さん良い記念写真が撮れたことでしょう.
城内へ入るため大手門へ向います.ここから天守台までにはいくつかの番所や濠,石垣等の被写体が続きます.行き交う人の多くにデジタル一眼カメラが見受けられました.
天守台からは広大な城内とその先に取り囲むように林立する近代ビル群が望めます.こうした視野に立ちますと,数百年前の時代に想いを馳せながら今との時間差を感じ取れます.
ここからは出口である平川門まで下って行きました.大手門から平川門までかなりの枚数を撮りましたが,好天に恵まれ良い写真ができました.OM-Dのバッテリーも今回は充分でした.
さて折角のGWを一人でぶらついているのは,カミさんは京都へ弓の試合,娘はシンガポールへ旅行に出かけていて,私一人が東京に残っているような次第.ま,OM-Dの試写には格好の機会ではありますが...明日はどこへ行こうかな.

2013年5月1日水曜日

横浜ベイクルーズ

娘が友人の結婚式二次会ゲームでゲットした横浜ベイクルーズ&ディナーのチケット.早速家族で出掛けました.
横浜は数年前に山下公園や中華街を訪れて以来2回目です.日本大通り駅からまずは赤レンガ倉庫に行ってみました.晴天下でヨコハマ・フリューリングス・フェストが催されていました.これはドイツ各地で開催される春の訪れをお祝いする「春祭り」です.ビール好きの私にはよだれものでしたが我慢して見学だけにとどめました.
横浜は港町だけに至るところに異国情緒が漂います.大都市東京に近いながらも独特の街の雰囲気を持ち,東京とは一線を画しているような気がいたします.
ベイクルーズは17:10出航.クルーズ船は全長約90mの白亜の船体です.ふと新婚旅行で乗船したハワイのクルーズ船を思い出しました.中華バイキングをいただき,夕暮れ時にはデッキにて横浜港のサンセットを楽しみます.そうそう,買ったばかりのデジタル一眼カメラでとにかく撮りまくりました.船上から見るランドマークタワーや大観覧車のトワイライトシーンは印象的です.カミさんと若かりし頃訪れていたら感動的なデートだったかも.でもその頃はランドマークタワーは無かったし,ずいぶん景色はちがっていたはずですよね.
このところ娘の企画でお出かけが多いような気がしますが,東京での家族そろっての生活がもうあとわずかしかないことが気持ちの上で拍車をかけているのかもしれません.娘も自分の生活,人生を自分なりに歩まねばならない年齢です.子は親離れを,親は子離れをしなくてなりません.
今宵は家族のそれぞれがこれからの人生に思いを馳せた一時だったような気がいたします.

2013年4月28日日曜日

ミラーレス一眼GET!(続)

早速,OM-Dの試写に朝から出掛けました.場所はこれまで一番撮り収めたと思われる日本橋界隈です.橋のたもとに咲く桜との出会いも6回を数えました.中々開花してくれない年,あっという間に咲き散っていった年等々,なんの変哲もない通勤風景に季節感と彩りを添えてくれた都会に根をはる桜です.
きょうはゴールデンウィークの初日で好天なのでかなりの人出かと思いきや,それほどでもなく撮影も難なくできました.撮影とはいってもすべてオート設定ですのでなんの苦もありません.ただシャッターを押すだけ.とにかく撮りまくりました.
澄み切った青空に突き出る高層ビルの姿は端正であり,構図も思い通りにしやすい恰好の被写体です.日本橋三越本店を皮切りに三井タワービル,三井信託銀行,コレド室町,日銀本店を撮った後,日本橋をあらゆる角度から撮ってみました.日本橋川を改めて眺めてみますと,川に沿って川の上面をずっと高速道路に覆われているなんて自然ではないのでしょうが,いかにも都会的で,最初からこの風景を目にしている者にとってはこれが当り前の景色になっています.
この後はコレド日本橋,高島屋本店を撮りました.一部店内も撮ったのですが,やはり屋外と屋内では明るさやピントの具合が微妙な結果でした.やはりデジタル一眼カメラなのでマニュアル設定での撮影感覚を身に付け,よりクオリティの高い写真を撮りたいものです.その結果としてより焦点距離の長い望遠レンズや接写用のマクロレンズを含め,より明るい単焦点レンズが欲しくなるのでしょう.
日本橋さくら通りを歩き,八重洲地下街を通り抜けると丸の内側に出ます.この辺りは被写体には事欠きません.東京駅舎を始め丸ビル,新丸ビル,郵便局等々,いずれも魅力的な対象です.
特に東京駅舎はその広大な横幅から,広角レンズが出番となります.いつものごとく新丸ビル6Fベランダからの眺めは溜息ものです.
たかだか130枚程の撮影で電池残量が減と表示されましたので,帰りに新宿駅前家電屋でスペア用のリチウムイオン電池と16MのSDカードを買ってきました.ほとんどカメラ購入時のポイントでカバーできましたがこれだけで9,000円の出費.レンズとなれば桁が上がります.やれやれやっかいな物に手を出してしまいました.

ミラーレス一眼GET!

さんざん迷った末,ついにデジタル一眼カメラを購入しました.迷いのもとは①デジタル一眼レフかミラーレス一眼か?②どのメーカーにするか?③カメラボディの色は?の3点です.予算は10万円前後まで.
これまで私が使用していたカメラはいわゆるコンデジと称されるコンパクトデジタルカメラですが,このところ至る所でデジタル一眼レフカメラを見かけるようになり,残り少ない東京生活をよりきれいな写真で残したい気持ちが高まり,購入検討を始めました.
まず①ですが,一眼レフでは発売したてのキャノンEOSKissX7iに注目.いかにも一眼レフカメラといったがっしりボディとエントリーモデルにしては高機能さが売りです.一方ミラーレスは今では台数として過半数を占めるまでになり,機種も大幅に増えました.そんな中,デザインで目をひいたのがオリンパスのOM-Dです.同社往年の一眼レフカメラを倣ったといわれるレトロなデザインですが,機能的にはミラーレスとしての最新技術を惜しげもなく投入した中身の濃いモデルとなっています.このギャップになんとも魅かれるものを感じました.ちょっと気になるのが撮像素子のサイズ.X7iのAPS-Cに対しOM-Dはマイクロフォーサーズ(MFT)で少し小さめです.この差がどの程度のものなのかはよく分かりませんが,大きい程画質が高いのは事実のようです.
最後までX7iが気になりつつも,やはり携帯時の利便性を優先しミラーレスを選ぶことにしました.ミラーレスの世界にも最後の巨人キャノンが加わり,高性能ミラーレスの選択肢が増えました.しかもほとんどがAPS-Cを採用しています.小型のMFTはパナソニックとオリンパスのみ.ちと分が悪いようではありますが,この2社こそがいち早くからミラーレスを開発,発売していました.ミラーレスの特性である軽量コンパクトを活かすにはレンズ自体も小型でなくてはとの考えから生み出されたのがMFTのサイズではないかと思います.このほかOM-Dには強力な手ブレ補正機構や防塵防滴仕様を備え,私のようなビギナーでも安心して使えるカメラとの印象がファイナルアンサーに導いたような気が致します.
さて,あと残るはOM-Dのボディの色です.ブラックとシルバーの2択しかないのですが,これも大いに迷いました.レトロな雰囲気を醸すシルバーボディは40年以上も前,弟が持っていたミノルタSRT-101が記憶に残っていたからです.最終的にはOM-Dのパンフレットに記されていた「洗練されたシルエットを包み込む深みある黒...」が効きブラックにしました.
今,私の手にある黒い小型の精密機械は確かな重量感とともに心地良い所有感を与えてくれます.

2013年4月22日月曜日

プレソ演奏会

ほんとはBFの練習日だったのですが,プレソの演奏を一度は聴いておきたいと思い,会場の浜離宮朝日ホールへと向いました.天候はあいにくの雨模様です.
1曲目「ローラ序曲」(ラヴィトラーノ)は好きな曲の1つなのですが,いまだに私は本番では弾いていません.いつか必ず弾きたいと思いつつ聴いていました.この曲への私のイメージとしては大人数での合奏なので,プレソの人数ではちょっと物足りなさが残りました.
「抒情小曲集」(グリーク)はほとんど印象に残らず.
「ジェノヴァ市に捧ぐ」(ボッタキアリ)は一昨年,BFで弾いたので曲想の比較をしていました.1,3楽章はちょっと間延びしたような.2楽章は難所をしっかり弾いていました.4楽章はわずかに速めに感じましたが,これもしっかりです.各奏者とも弾けてるようですが,全体としてのどっしり感が今一つです.トップが弾けるのは当たり前なのですが,音がパートのかたまりとして聴こえてこないのです.ホールのせいでしょうか.ドラトップの音は印象に残りました.
後半は「ディベルティメント」(シェコフ)から.奏法の工夫から繰り出される音色の妙が楽しめました.
「主題と変奏」(ミラネージ)は難曲のようですが,奏者それぞれの入れ込みが感じられ,聴き応えがありました.
ラストの「セントポール組曲」(ホルスト)は私が岐阜にいた頃弾いた曲で懐かしく聴かせていただきました.演奏もしっかりしたもので,リズムとメロディーの調和が破綻なく流れ,満足感が残りました.それにしても相変わらず小穴さんの指揮は独特で面白いですね.
各奏者はいい楽器を使っていますし,奏法の工夫も存分になされているようで,全体としてはレベルの高さを充分に感じさせます.でも音がpであれfであれ,パートのかたまりとして聴こえてこないのがちょっと残念です.おそらくホールによる響きの違いや聴く位置,天候のせいなどによるものでしょう.第一生命ホールで聴いていたら違った印象だったかもしれません.

2013年4月13日土曜日

義母の葬儀

先日,義母が亡くなりました.享年96歳の大往生でした.ここ数年は視力や聴力が衰え,話しかけても通じているのかどうか定かではないのですが,なんとなく分かっていただいているようでした.大正,昭和の激動期を生き抜き,貧しいながらも8人の子供を育て上げ,一家の主亡き後も家を守り抜いた一人の女性として尊敬致します.最後の御顔はすべてから解き放たれた安らぎに満ちておりました.
私は仕事柄,得意先や社内の葬儀に幾度となく参列した経験がありますが,葬儀はその地方特有の儀式があり,形式は様々です.身内の通夜からの経験は今回が初めてでした.恥ずかしながらこの年になって葬儀のしきたりや意義等について考えさせられました.自らの「死」が身近になった証左でもあります.
今朝の新聞記事には時節柄,左遷についての論評が掲載されていました.自分の実力を誤認しているナルシスト,自分をさておき他人をとやかく言いたがる評論家,これらに共通するのは自分を客観視できず「自分が思っている自分」と「周囲から見られている自分」との間の大きなギャップに気付いていないという現実があります.これが自分の意としない異動を「左遷」と思い込むのだとのことです.これまでの自分を振り返りますと公私ともに当てはまることが多々あります.
義母の実直な生き方にあらためて触れてみて,いろいろと思い至ることの多いここ数日でした.