2019年5月23日木曜日

朝のあいさつ運動

町内自治会役員の活動の一環で,学区内にある小学校の正門前にて登校時のあいさつ運動に初めて参加してきました.朝の7時半から8時の30分間に登校児童の一人一人に「おはよう」と声掛けするものです.

子供の相手をするのが苦手な私にしては気の進まない活動ではあるのですが,これも役員の役割と割り切って臨みました.はじめはぎこちなかったのですが,次第に慣れてきて声も大きく発するようになりました.子供たちもあいさつ運動に慣れていてほとんどの子がハイタッチで応えてくれます.中には恥ずかしがって目をそらせて通り過ぎようとする子もいますが,無理強いはしません.

本来は他の自治会からもあと2人が参加するはずだったのですが,この日はどうしたことか私1人だけでした.初めての参加で若干心細さもあったのですが,幸いこの4月に赴任したばかりの女性の校長先生が児童へのあいさつ声掛けを一緒にしてくれたので助かりました.私が小学生だった時は学年6クラスありましたが,当小学校では各学年2クラスずつとのことです.少子化の影響はとりわけ市街地以外の地区で顕著で,統廃合が進んでいるようです.

普段子供との接点がほとんどない日常の中で,久しぶりに味わう新鮮な体験でした.子供を巻き込んだ凶悪犯罪が数多く報道される昨今,見知らぬ他人との交わりを極力避ける動きもありますが,人としての情緒や思いやりの精神は幼い時期の体験により育まれるのではないかと思います.こうした自治会活動がいくらかでも暮らしやすい街づくりに役立つとなればやり甲斐もあります.



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