2014年6月29日日曜日

交響譚詩

3校合同演奏会練習に3ヶ月ぶりに参加しました.全体合奏3曲の内の1曲が「交響譚詩より“第一譚詩”」です.当曲は昨年BF22回定演にて演奏経験がありますが,今回2度目の挑戦となります.作曲者の伊福部昭氏は今年丁度,生誕百年に当たり,各地の演奏会で彼の作品が取り上げられているようです.伊福部昭といえば映画ゴジラのテーマ曲の作曲者としても有名です.そのゴジラも映画として誕生して丁度60年.ゴジラも数々の苦難を乗り越え,生き永らえてきました.近々ハリウッドから日本への再上陸を果たすようです. ゴジラの誕生とともに,日本の自衛隊も同年発足しています.こちらも60年の間にずいぶん強大になりました.ゴジラのような脅威からどこまで守ってくれるのでしょうか.専守防衛からその枠組みも大きく拡大することとなるかもしれない議論がかまびすしい今日この頃ではありますが. さて,交響譚詩は若くして亡くなった兄への追悼曲でもあります.編曲者の石村氏は作曲者独特のリズムや旋律を,マンドリンの特性を生かした編曲として生み出しています.私も60年の時の流れを思いつつ,当曲を演奏してみたいと感じています.

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