5日の晩に録画しておいたNHK「ギター神エリック・クラプトン波乱の人生インタビュー」を見ました.クラプトンの生い立ちから友人ジョージ・ハリスンとその妻パティとの関係,ビートルズとの「While My Guitar Gently Weeps」録音風景など貴重な録画が収録されておりました.先日夭逝したアップルのS.ジョブズ氏もそうですが,大衆の趣向をリードする人材は非凡な人生から生み出されるものかとの思いを強くしました.クラプトンは両親との離別後,祖父母に引き取られ育てられたとのことです.引きこもりがちな子供に祖父母が1台のギターを買い与えたことがその後のロックの神様と崇められるアーティストを生み出したきっかけとなるのです.その実力により名声を得たクラプトンは一時はドラッグ,またある時はアルコールにのめりこみ人生をふいにするところでしたが,間際のところで踏みとどまります.友人の妻への想いから生まれた「いとしのレイラ」,4歳の息子を事故で失った傷心の中で作曲した「Tears in Heaven」等,まさに波乱万丈の人生から生み出された作品といえます.凡人からは生まれ得ない魅力を醸し続けているアーティストのひとりです.
2011年10月8日土曜日
2011年10月7日金曜日
2011年10月6日木曜日
時代の寵児逝く
スティーブ・ジョブズが亡くなったというニュースを聞いて驚いた方は多いでしょう.21歳からコンピュータ企業を立ち上げマッキントッシュ,iマック,iポッド,iフォン,iパッドと世界的ヒット商品を次々と創生する天才は56歳という若さで逝ってしまいました.私などマックは扱えないのですが,通勤時にはiポッドから流れる音楽で癒されてまいりました.これらアップル製品はその機能とともにデザインが洗練されていてオシャレ感がありますね.これだけビッグになってしまったアップルの後継者はさぞかし大変な重荷を背負わされることになるでしょう.単なる経営マネジメントだけでなくイノベーティブな独創性をもって商品化する力があるかどうかが問われるからです.まさに天才薄命ですね.
2011年9月28日水曜日
試奏会
絃楽器イグチにてヴィンテージマンドリンフェアが開催されていますが,昨夕はその試奏会が催されました.演奏はかの井上泰信さん.オールドマンドリンの名器と名手によるなんとも贅沢なミニ演奏会です.
使用楽器と曲目は次の通りです.曲は全曲通しではなくハイライト部分を弾いていただきました.
カラーチェ:前奏曲第10番(R.カラーチェ)
ルイジ・エンベルガー:月と山姥(桑原康雄)だったかな?
ビナッチャ2品で曲目は覚えていません.
エンベルガー(マンドラ):アズ―ロ(丸本大悟)
カラーチェ(マンドリュート)クラシコA:前奏曲18番(R.カラーチェ)
カラーチェクラシコB:幻想曲二短調(中野二郎)か幻想曲「桜」(縄田政次)のどちらか
ビナッチャ“ブレベッタート”:アリア第4番主題と変奏(G.レオーネ) 等です.
この“ブレベッタート”とは特許品を意味する特別仕様の楽器で表面板に刻印があります.
しかもこの楽器は比留間絹子先生が若かりし頃愛用していた楽器で,展示棚には当時この楽器を手にしている比留間先生の写真が添えてありました.井上さんの弾く“ブレベッタート”からはまさに芯の通った高貴な音色が奏でられます.ふと先程の写真に目をやると今にも比留間先生が弾いているかのような錯覚を覚えました.
代表的なオールドマンドリン達の音色の違いを井口さんの明快な解説とともに名手井上さんによって浮かびあがらせていただき,とても気分が高ぶりました.
2011年9月25日日曜日
総会
BF総会が開催されました.感動の第20回記念演奏会終了後,2ヶ月弱の休息期間がありましたが,こうして再びメンバーが集い,新役員が承認され,来年のスケジュールや演奏候補曲が具体的に示されると新たな演奏会へ向けての胎動を感じます.
20回という節目を経てBFファンを増やした結果,演奏会場と客の収容人数の問題が顕在化してきたようです.集客で頭を痛めるマンドリン団体が多い中,贅沢な悩みかも知れません.曲目については新たなチャレンジが検討されています.11月より練習開始となりますが,団員の皆さんとの音出しが楽しみです.
20回という節目を経てBFファンを増やした結果,演奏会場と客の収容人数の問題が顕在化してきたようです.集客で頭を痛めるマンドリン団体が多い中,贅沢な悩みかも知れません.曲目については新たなチャレンジが検討されています.11月より練習開始となりますが,団員の皆さんとの音出しが楽しみです.
きょうは20回演奏会のDVDも配布されましたので,帰宅して早速見ました.当日の感動が甦ってくるのと同時に,客席から生の演奏を聴いてみたかったという実現不可能な思いにかられました.
ヴィンテージマンドリン
絃楽器イグチで恒例のヴィンテージマンドリンフェアが開催されるというので初日の午前中から行ってきました.予想した通りお客さんはまだおりませんでしたのでゆっくり見て回れました.今回は台数も多く揃っているようで,ビナッチャやエンベルガー,カラーチェの往年の名器がずらっと並ぶ景色は壮観です.私もオールドを1台は欲しいのですが,カミさんの許可がなかなかおりそうにありません.今はじっくりながめて楽器の特徴を知っておくことにします.
他のお客さんもいないこともあって,井口さんからはビナッチャ家の系図や弟子の作品のことなどいろいろ教えていただきとても参考になりました.さてさてオールドマンドリンを手にするのはいつになることやら.
2011年9月18日日曜日
マンドリンの夕べin静岡
第37回静岡マンドリン愛好会定期演奏会を聴きに行ってまいりました.会場は静岡駅前の静岡音楽館AOI.なかなか響きの良いホールで私が参加していた22回,23回の時も同ホールでした.
HPではメンバーが50名を数えるとあったのですが,本日の出演者数は38名プラス賛助3名とちと寂しい感じです.諸事情で休部中のメンバーが何人かいるのはどこのクラブも同様ですね.
一部はクラシックからモーツァルト「魔笛」,チャイコフスキー「アンダンテ・カンタービレ」,ポンキエルリ「時の踊り」.いずれもまずまずの出来でした.モーツァルトの曲はメロディも美しく,簡単そうに思えるのですが,実はマンドリンでそれらしく演奏するのは難しいように思います.チャイコはアンサンブルがきれいに聴こえました.「時の踊り」は薫ネーサンの指揮による演奏でした.初めて後ろ姿を拝見しましたが,落ち着いたリズムで奏者にも解りやすい指揮者ぶりでした.マンドリンオケでも一部管楽器を使用することが多い曲ですが,本日の演奏は管無しで上手くまとめあげていました.
二部は邦人作品から「じょんがら節」(桑原康雄),「本朝昔噺絵本」(中野二郎),「2つのマンドリンのための『荒城の月』変奏曲」(服部正)の3曲.3曲目の二人のソリストは1stMから現役大学生の女性2名が弾きました.若々しくはつらつとした演奏に好感が持てます.
三部はイタリアオリジナル曲がアマディ「降誕祭の夜」,ボルツォーニ「序曲 神の御心のままに」の2曲.アマディは弾いたことがあるので懐かしく聴いておりました.ボルツォーニは本来吹奏楽のための作品ですが,マンドリンオケ用に編曲されたもので,ドラマティックな展開を繰り返す迫力ある曲でした.
久しぶりに聴く愛好会の演奏は奏者の若返りがそのまま反映した感じでした.2名の指揮者も初々しく好感が持たれるものです.これは裏を返せば,大人としてのしっとり感がもう少し欲しいといったところが正直な印象です.特に演奏会の印象を左右する司会者の話し方,進め方は一考を要するかなと思いました.
今年は3月の震災発生により楽団員の心理的影響や運営方針変更等,各楽団に少なからず影響を与えたことでしょう.そうした中で各楽団はそれぞれが震災に向き合い,演奏会開催へとつなげていったのだろうと思います.愛好会は今夕の演奏会に,福島県から静岡へ避難してきた被災者数人を招待していたとのことです.プログラムでは二部を“かけがえのない日本”をテーマにしたとあります.私は三部は“神への祈り”をテーマとして選曲がなされたように感じました.私が14年前,愛好会を退会したのは福島県への転勤のためでした.三部の曲を聴きながら,演奏者の思い,福島の友人の苦悩等が頭の中を巡っておりました.
さて,演奏終了後は恒例の打上会です.私もOBとして参加させていただきました.休部中のメンバーも打上には出てくれ,旧交を温めることができました.数年後には再び愛好会で弾くことになるのかなと思いつつ,楽しい夕べを過ごすことができました.
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