2021年11月1日月曜日

衆院選挙結果

自公政権が覆ることは無いだろうとの予想通りの結果ではありましたが,思った以上に自公政権がしぶとかったこと,立民・共産が弱かったこと,維新の躍進などが意外ではありました.自公は公示前の305に対し29312議席減らした訳なので,総裁,首相の顔のすげ替えだけでは国民の不満はくすぶり続けていることがうかがえます.一方,共闘を組んだ立民・共産は選挙用とのそしりを免れず,むしろ議席を減らす結果となりました.自公政権への不満の多くは大阪でのコロナ対策で一定の評価を得た維新に流れたものと思われます.今回の選挙では自民,反自民とも大臣経験者などの長老クラスが数多く落選しました.勿論,比例復活を遂げているケースもありますが,特筆すべき現象ではありました.

ただ残念に思うことは,これまでの自公長期政権による不祥事が続いたにもかかわらず,投票率は上がらず,1020代の若手有権者は自公政権支持が高いとのデータがあることです.有権者は政治がどのように機能しているか,それが自分にどのような恩恵をもたらしているのかをよく考え,投票すべき政党,人物を吟味したうえで投票していただきたいものです.

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