2015年4月1日水曜日

値上げラッシュの新年度

一年前の今頃は消費税増税に対抗する買いだめや反動やらで騒いでおりましたが,今回は政府の物価上昇誘導策による円安で輸入原材料が軒並み値上げとなり,牛乳やバター等の乳製品を始めとする食料品の一部が一斉に値上げとなりました.昨年の消費増税に続く消費者への負担増感はますます募るばかりです.アベノミクスによる消費者への収入増の循環は一部の大企業に限られ,大部分の消費者は恩恵を実感していないのが現実だと思われます.年金生活初心者としてはまことに運悪く,マクロ経済スライド制度が初めてこの4月から導入されるというダブルパンチに見舞われることとなります.ささやかな抵抗ではありますが,昨日はサントリーウィスキー「山崎」(希望小売価格税込@3,780円)を1本だけ買いました.人気の「山崎12年」(同@7,560円)は年金生活者には贅沢ですのでせめて「山崎」だけでもってな具合です.それにしても今回のサントリーの一部高級ウィスキーの20%値上げには批判もあるようです.麦芽等の原材料費高騰が理由とはいえ製品化するのは数年先の話.今売るウィスキーは数年前の原材料で造られたものですから便乗値上げともとられかねません.もっとも数年先のコストアップ分を今の内からというのであれば,「天使の分け前」なんてぶっ飛んでしまいますね.ニッカウヰスキーは値上げしませんように!

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