2012年8月13日月曜日

BF京都演奏会

昨年のBF20回記念演奏会のサブイベントとして京都演奏会を今夏挙行しました.会場は長岡京記念文化会館.京都から大阪方面へ向う電車で10分ほど.BFはその成り立ちからして京都がルーツですので当地での集客はある程度は期待できるのですが,なにせ10年前に同様の記念演奏会を1度開催しているのみでBFの知名度はほとんど無いに等しいのです.それに真夏の京都でお盆休みの初っ端での開催.おまけに当日はあいにくの雨天にみまわれる始末.こうした悪条件の中でも1000人会場に5割ほどのお客様にご来場いただきました.実行委員始め,京都ゆかりのメンバーの集客のおかげです.関西に縁の無い私は京都在住の大学の先輩にお願いし,3名の先輩方にご来場いただきました.OB会を通じたつながりはありがたいことです.
プログラムは先月の21回定期演奏会曲目にプラス昨年のラスト曲を加えたトータル2時間半の盛り沢山の内容でした.弾く方も大変ですが,聴く方も疲れたのではないかと思います.でもそこは10年越しの記念演奏会.関西系の乗りでやってしまいます.
演奏内容としては先日の定期演奏会での反省点を踏まえた,より内容の充実した結果となったようです.ようですというのは指揮者の感想でして,弾き手としては会場の違いからくる響きの差が大きく,弾きにくい会場でした.つまり周りの音が聴き取り難く,奏者は孤独の演奏を強いられることとなります.会場のお客様にはどのように伝わっていたのかその場にいなければ分からないことです.
ラスト曲はイタリアオリジナル曲でもそうそう演奏機会のある曲ではなく,奏者が仮装をして演奏をするという演出は京都の地でもインパクトがあったのではないかと思います.アンコール曲も先月の演奏会とは入れ替え,ヘヴィーな曲で締めました.なんとか最後まで弾き切ったという感じです.
打上げはメンバーのほとんどが泊りということもあり,ハイテンションでした.演奏会終了後の乾杯で飲み干す冷えたビールのなんとも美味いこと!これがあるからやめられません.当夜は客演指揮者の木下氏,編曲者の石村氏,作曲家の吉水氏,マリオネットの吉田氏等々ゲスト参加もあり,より一層盛り上げていただけました.それに私としては大学の先輩方も同じ打上会場に来てくれていたので,お礼を述べることもできました.
盛夏の京都で熱く燃えた演奏会参加は良い思い出となりました.

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