2014年6月9日月曜日
男はつらいよ
本日は6月9日を文字って「ロックの日」らしいです.レス・ポールの誕生日でもありますし.午後はロックに浸ろうかなと思っていたのですが,ふとしたことから先日録画してあった映画「男はつらいよ/寅次郎真実一路」を見てしまいました.きっかけは今年の愛好会40周年記念定演Ⅱ部で,寅さんイメージのOB指揮者Sさんのために「男はつらいよ」テーマ曲を弾くことと,マドンナ役の大原麗子さんの当時の姿を思い出したかったからです.山田洋次監督1984年の作品で,当時のサラリーマン世相がよく表わされていました.大原麗子さんは小悪魔的雰囲気の漂う,文字通り麗しき女優さんで,少し鼻にかかった声も男心をくすぐる甘美さを含んでおりました.寅さんの一言一句には思わず爆笑してしまいますが,潜む男心が実に切ない!まさに「男はつらいよ」ですね.
さて,ロックの日でした.寅さん失恋に同情しつつZEP「Heart Breaker」でも聴いて寝るとします.
2014年6月8日日曜日
静フィル演奏会
静岡フィルハーモニー管弦楽団の演奏会に出かけてきました.当楽団は1977年創立の市民によるアマチュア団体です.会場の静岡市民文化会館は1978年11月3日(文化の日)に開館ですので,ちょうど当楽団発足直後にオープンしていた会場となります.大ホールは1968席を擁しますが,さすがにコンサートホールとしての老朽化が目につきます.まず,客席の前後左右の余裕がまったく無く,列の中ほどに一旦座ってしまうと席を離れにくくなってしまいます.音の響きはそれほどデッドとは感じませんが,ラフマニノフのP協2番ではピアノの音がオケに埋もれてしまっていました.確かに協奏曲にしてはオケの人数が多すぎるのではと思いましたが,アマチュア団体ですのでオケの音量がそれほど強いわけでもないでしょう.ピアニストは上手に弾いておられたのでちょっと残念でした.それにしてもラフマニノフの旋律のなんと美しいことか.曲の冒頭部では感激で震えがきました.ブルックナーは私も好きな作曲家の一人ですが,やはりアマチュア楽団にはちと無理がありましたか.まずスケール感が不足していることで,これらは管楽器にしろ,弦楽器にしろ全員が正確に演奏できていないと伝わってきません.どこの楽団でも感じられるのですが,ホルンの伸びやかで美しい音色はなかなか聴くことができません.難しい楽器なんでしょうね.弦ではビオラがちょっと弱い感じです.本日は4番シンフォニーでしたが,ブルックナー作品はいずれも長大で巨大な建造物のようなものですので,4つの楽章をつなぐメリハリがないと単調になりがちです.このメリハリは正確な音の積み重ねから出来上がりますので,ミストーンは建造物の強度を弱めてしまいます.さて,欠点ばかり指摘していては音楽鑑賞になりません.本日の演奏はブルックナーの巨大建造物に初めて挑んでいった楽団員の熱意が感じられました.たとえミスタッチがあろうと果敢に挑戦していく心意気に感動しました.これだからアマチュアであろうと音楽は止められないのです.
2014年5月28日水曜日
LED ZEPPELIN・CELEBRATION DAY
数日前,何となくTVを見ていましたら,なんとジミー・ペイジが出ていて何やらインタビューを受けているようでした.映像はすぐ終わってしまいましたが,たしかその時に2007年ZEP再結成ライブの模様も映されたような.それ以来,このライブDVDは是非見たいものだと思っておりましたが,先日ついに買ってしまいました.
ライブは2007年12月ロンドンO2アリーナに18,000人の幸運な観客を集め行われたものです.
再結成といっても,ドラマーのジョン・ボーナム(通称ボンゾ)は1980年に事故死のためフルメンバーではないのですが,彼の息子のジェイソン・ボーナムがドラマーとして参加しています.勿論パワフルなドラミングではあるのですが,オヤジの持つ重戦車のような響きとは少し異なります.ペイジはボンゾの死後,後継ドラマーを検討したようですが,やはりZEPサウンドにおけるボンゾの存在は他に替え難く,やむなくZEP解散へと至ります.
オープニングナンバーは「グッドタイムズ・バッドタイムズ」から始まりパワー全開!ボーカルのロバート・プラントが「これまでの10枚のアルバムからどうしても外せない曲」とコメントした「幻惑されて」あたりではまさにZEPの世界!おどろおどろしいフレーズの轟音の中で完全にぶちのめさせられます.視覚的にもバイオリンの弓でレスポールをかき鳴らすペイジの演奏スタイルはまさにペイジならではのアイコンです.ギターを歯で弾いたり,時には燃やしてしまった奇人ジミヘンでも思いつかない,白人固有の異次元の世界観でしょう.名曲「天国への階段」におけるダブルネックギターのプレイも同様ペイジのアイコンです.ライブラストの「カシミール」で会場は最高潮に達し,アンコールでは「胸いっぱいの愛を」,「ロックン・ロール」でロックバンドとしての駄目押しで観客を完璧にノックアウトです.
実にコアな2時間でした.それにしても最年長のペイジは63歳でのライブロックコンサートとなりました.たしかに体力的には相当ハードだったと思われますが,往年のギタープレイスタイルは健在で,レスポールを腰下の低い位置で弾く姿は相変わらずカッコいい!ストーンズだって70代で現役してますし.
そういえば,録画してあったジェフ・ベックの2007年11月ロンドンのジャズクラブ,ロニー・スコッツでのライブコンサートには観客席にロバート・プラント,ジミー・ペイジが写っていました.当日のゲストはエリック・クラプトンでしたし.このコンサートの翌月にZEPが19年ぶりとなるコンサートを行ったわけですね.ロンドンはまさしくブリティッシュロック復活に沸いたことでしょう.
それほどロックに詳しくない私にとりましてはZEPは史上最強のバンドであり続けます.
※高校時代憧れたJimmy Pageのギタープレイ
2014年5月25日日曜日
ギター教室発表会
今回の教室発表会はギタリスト柴田杏里さん指導による静岡教室生徒さんの発表会です.会場はAOI8階ホールで,600余席に観客は数十人しかいません.演奏会前に出演者の一人であるNさんに訊いたところ,チラシは作成したけどほとんど拡宣はしていないとのこと.出演者の家族すら呼んでないとか.愛好会ギターパートのメンバーとしてNさんともう一人Sさんが出演されていますが,愛好会メンバーの観客もまばら.マンドリン合奏におけるギターパートのメンバーがどのような独奏曲に挑戦しているかを伺える貴重な機会なのにちと寂しいですね.それにしてもこのような少ない観客でも当ホールを会場としている意味が,演奏を聴いているうちに理解できました.先般の愛好会サロンコンサートは当ホールのひとつ下の7階講堂にて行われたのですが,Nさんがその時と同じ曲を演奏し,その響きの違いが歴然としていました.天井が圧倒的に高く,観客もほとんど少ないため音が吸収されず,ホール全体に響くのです.奏者のそれぞれはキャリアや技量の差はありましたが,どのギターもいい音を響かせていました.これだけのホールでただ一人独奏をするのはかなりのプレッシャーもあるでしょうが,むしろホールを独り占めしているがごとく,自分の音を楽しめればそれだけで発表会の出演者としては満足できるのではないでしょうか.さて,愛好会メンバーのお二人とも素晴らしい演奏を披露してくれました.些細なミスタッチなど気にさせない音楽を奏でていました.拍手!その他,アマチュアギタリストとして上手いなあと思わせる奏者が2~3人おりました.でも最後に講師演奏された杏里さんの演奏には圧倒されました.スティーブ・ハウ作の現代曲からバッハのVnパルティータ2番よりアルマンド,ジーク,スペインものでエスパニアカーニとさすがはプロ!ぐぅの音も出ない圧巻の演奏でした.講師だけに生徒が上手い演奏するほどプレッシャーがあるのでしょうが,この差は歴然ですね.それを生業としているのだから当たり前と言ってしまえばそれまでですが,プロとアマの違いを見せつけてくれたような気がいたします.杏里さんとはある演奏会打上会で共に飲んだ仲ではあるのですが,還暦を過ぎてなお,これだけのバイタリティ溢れる演奏を聴かせていただけるなんて感激ものです.今宵も泡盛が進んでいることでしょう.
2014年5月24日土曜日
静響コンサート
静岡交響楽団(静響)は1988年に静岡県内初のプロ・オーケストラとしてスタートした楽団です.もうひとつ静岡フィルハーモニー管弦楽団(静フィル)というのがあり,こちらは1977年静岡市を中心とする音楽愛好家が集まり創立されとありますので,いわゆるアマチュアによる市民オケ的存在かと思います.現在はいずれも特定非営利活動法人として演奏活動を展開しているようです.本日のコンサートは静響によるユーフォニア・シリーズvol.1「青島広志の軽妙なトークによる~聞いておきたい名曲ばかり!~」です.
会場の「しずぎんホール ユーフォニア」は静岡銀行呉服町支店の8階にある462席の小ホールで,マンドリン合奏団の演奏会でも使われる身近なコンサートホールです.青島広志さんはテレビ等でもお馴染みのクラシック音楽家で,指揮とともに語られるトークが面白いとの評判です.文字通り名曲ばかりのプログラムだし,ユーモア溢れるトークが客を飽きさせません.クラシック演奏会では寝てしまいがちなカミさんも楽しげに聞き入っておりました.水上の音楽~アラ・ホーンパイプやG線上のアリア,ハンガリー舞曲6番,威風堂々などはマンドリン合奏でも演奏経験があるので大いに楽しめました.演奏では奏者の気が入ると体にも動きとして表れてくるものですが,ラストの威風堂々での1stバイオリン奏者が弓を上に弾き切る姿はなんともカッコいいですね.マンドリン演奏でも弾き切る時は多くがダウンストロークなので腕を下方に振り下ろすのですが,反動で腕を上に振り上げます.これが自然にでると,客席からもいかにも弾き切ったように見え(と思うのでが)気分のいいものです.昨年まで在籍していたBFでは多くの奏者が自然な動きで腕を振り上げていました.本日のアンコールはラデツキー行進曲.青島さんが客席の手拍子を導き盛り上げてくれました.一瞬,ウィーンフィルのニューイヤーコンサート会場にいるかのような気分になりました.演奏終了後はロビーにて楽団員や青島さんとの語らいの場が持たれましたが,クラシック音楽をより身近に感じてもらえたらといった趣旨のようです.私は興味があったのですが,時間の関係で少ししかおれませんでしたし,寄られた観客も少なかったようでした.企画側としては残念だったでしょうが,試みとしては面白いと思います.とにかくクラシック音楽を気楽に楽しめた一夜でした.
2014年5月16日金曜日
決起集会
サラリーマンの頃はよく期首やイベント前などに決起集会と名打って飲み会が行われたものですが,本日は愛好会の40回記念定演実行委員会の決起集会.記念イベントを前に委員の皆さんの役割確認とモチベーションアップが目的です.こうした飲み会は何回あってもいいものです.幹事役なので早めに出かけなきゃ!
2014年5月15日木曜日
Hotひといきコンサート
今週末17日(土)から静岡市では「シズオカ×カンヌウィーク」(略してシズカン)なるイベントが開催されます.これは仏カンヌ映画祭の時期に併せて,カンヌ市と姉妹都市である静岡市でも映画イベントを!とのことで今回で5回目を数えるようです.一方,静岡市役所では毎月「Hotひといきコンサート」が市役所新館1階ラウンジにて行われており,今月はこのシズカンに因んで映画音楽特集が組まれ,本日はマリンバ&パーカッションによる演奏でした.楽器構成はマリンバ2台とドラムセットの3人によるシンプルなもの.1台のマリンバが主旋律のメロディーを奏で,他の1台は伴奏を受け持ちます.マリンバを叩くスティックの先には毛玉がついていて,この毛玉の硬さの違いで十数本のスティックを使い分けています.しかも曲によっては,片手に2本づつ持って一人で4つの音を同時に叩いています.微妙にスティック間隔を調整しながら叩き続ける演奏法には感心してしまいました.マリンバをこうして直に目前で聴くのは初めてでしたが,リズミカルでクリアな高音から深い響きの低音まで豊かな音楽を聴かせてくれました.パーカッション楽器としてはドラム缶を改造した打楽器演奏がありました.打楽器とはいえ,叩く箇所により音程が変えられるので簡単なメロディも演奏できるものです.なんとなくアフリカンなムードを醸します.また,振ると単音が鳴る金属管の打楽器を一部の客席にも手渡し,共に演奏に加わる演出など観客を飽きさせない工夫がなされていました.
5月薫風の中,昼時のラウンジに流れるマリンバの音色は文字通り「Hotひといき」の癒しタイムを届けてくれました.久しぶりに映画観に行こうかな.
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