2013年4月6日土曜日

節目

サラリーマン人生最後の年度末を迎えました.幸い全社下期計画,年度計画とも完遂し,いい形で年度の区切りを迎えることができました.誰にともなく感謝したい気持ちです.4月1日からまた新たな年度がスタートしました.このような年度の節目を幾度となく繰り返し経験してまいりましたが,今回は特別な感慨をもって迎えることとなります.
先日の休日に映画「鉄道員」(1958年イタリア)を観たのですが,主人公である頑固な鉄道員に自分の姿が重なりました.会社に対して,家族に対して頑固一徹に振舞う様はあたかもこれまでの私自身にそっくりではないかと.主人公は最後には安寧の永眠につくこととなりますが,果たして私は?
それにしても当映画のテーマ曲もサウンドトラックとして有名ですが,実にいい曲ですね.ギターの単音で奏でられる哀愁を帯びたメロディー.映画「いそしぎ」同様,音楽から先に入った映画ですが,サウンドトラックに収録されている映画の最後の部分は泣けます.
さて残り少ないサラリーマン人生もこれまでのスタイルは変わらぬまま貫かれるんだろうな...

2013年3月23日土曜日

東京の桜満開

今日まさに東京は桜満開日を迎えます.
本来なら一番の名所に桜詣でに出掛けているはずですがやめました.理由はBFの練習日と重なったからですが...
まず東京での一番の名所とはどこか?私としての残る名所は六義園の枝垂れ桜あたりとなるのですが,実は昨日会社帰りにカミさんと夜桜でもと神楽坂にて待ち合わせし,急遽六義園に向いました.ところが当地は夜桜鑑賞客の長蛇の列でいつになったら入れるのかといった状態でした.東京での有数の桜名所を甘く見ていました.諦めて,JR駒込駅付近の桜を眺めながら東京の桜満開を感じ取ることにしました.
BF練習会場である東京芸術劇場前の桜もまさに満開でした.別に名所の桜だけが桜じゃないよとでも言いたげに目一杯咲き誇っておりました.
BF練習場には定刻よりわずかに遅れて着いたのですが,1stメンバーが3名しかいないことにびっくり!通常は7~8名は集まるのに...しかも1stでの低音部は私のみ.こりゃすごいプレッシャーですが頑張るしかないですね.
本日のBF練習での1stは満開とはいきませんでしたが,練習会場前の桜と同様,自分なりに満開で弾きましたよ.
練習後の飲み会では山口県の酒,「獺祭(だっさい)」を初めて飲んで,そのフルーティな味わいに感激しました.山形県「十四代」に通じる味わいでした.

2013年3月16日土曜日

椿姫

今年はヴェルディとワーグナーの生誕200周年に当たるようです.私はクラシック音楽は好きなのですが,オペラにはとんと縁がありません.敷居が高いというか,ついつい敬遠気味です.
今日はふとしたことから,新宿文化センターでフレッシュ名曲コンサート第一弾としてヴェルディ生誕200周年記念演奏会を聴いてまいりました.曲目はオペラ初心者にもわかりやすい「椿姫 ”La Traviata”」です.オケは東京交響楽団.演奏会形式でハイライトの公演でしたのでオペラの雰囲気を味わうといったものです.イタリア語上演ですが,字幕付きですので話の展開はわかりやすいです.ソプラノのサンドラ・パストラーナは美貌で華奢な体でしたが立派に歌いきっていました.最高音部のffで声が荒れたような部分がありましたが,わざとそう歌っているのか私にはわかりません.なにせオペラの生声は初めて聴くものですから.でも会場で聴くオペラの声は感動的ですね.オペラ好きが高額を払ってでも一流オペラを聴きにいく訳がちょっとわかりました.ハイライト版でしたが充分楽しめました.いやハイライト版だったからかも知れませんが.

2013年3月10日日曜日

春の訪れ

今週は日中気温が20℃を記録するなど4月下旬を思わせる陽気となりました.朝の通勤時,前を行く女性の花柄の薄手スカートが歩みに合わせ軽やかに揺れます.これまで厚手のコートに覆われていた花達が陽気に促され,蕾からはじけ出るが如くです.通勤風景に彩りを添えるこれらの花達は確実に増えてくることでしょう.自然に気持ちが浮揚してきます.
春の兆しは招かざる訪問者も連れてまいります.今年の花粉はPM2.5や黄砂の襲来と相まって例年以上に人々を悩ませます.
3月,春の訪れは浮き立つ気持ちや悩ましさをひっくるめ,3度目の3.11を迎えます.

2013年3月3日日曜日

いそしぎ

以前録画しておいた映画「いそしぎ」を観ました.
自由奔放な女性画家ローラ(エリザベス・テーラー)とミッションスクールの校長であり牧師でもあるエドワード(リチャード・バートン)とのたまさかの逢瀬を描いたもので,「いそしぎ」を題名とした意味がなんとなくわかる気がしました.
「いそしぎ」のテーマ曲はマンドリンで幾度となく演奏したことがありながら,映画を観てなかったので,曲名「The Shadow of Your Smile」から勝手にイメージしながら単に楽譜を追っていただけです.そもそも「いそしぎ」の意味すら知りませんでしたので,ずいぶんいい加減なものです.こうして観てみれば主人公の名はラビトラーノの「ローラ」だし,ローラの部屋にはマンドリンが飾ってあったし...
それにしてもエリザベス・テーラーの妖艶で綺麗なこと!まさに役柄にぴったりです.私としては清楚で従順な妻クレア(エヴァ・マリー・セイント)にも魅かれてしまいますが...
やっぱり名だたる映画は観ておかなくっちゃ!

2013年2月27日水曜日

初九州

この土日月の3日間は家族で温泉旅行に行ってきました.行先は九州大分別府温泉,由布院温泉です.娘が私の還暦祝いにと企画してくれました.
別府では「鉄輪(かんなわ)温泉」の地獄巡り,夜は別府歓楽街の一角にある「竹瓦(たけがわら)温泉」,硫黄臭の強い高酸性度の「明礬(みょうばん)温泉」,美肌湯で評判の「ひょうたん温泉」等,代表的な温泉をたっぷり堪能しました.食事では豊後牛やだんご汁,とり天うどんなどの名物を味わいました.
二日目夕方からは由布院温泉です.温泉名,JR駅名は由布院,高速道路のICは湯布院,平成7年に旧由布院町と湯平町が合併して誕生したのは湯布院町とちとややこしい.地理的には狭い温泉地ですが眺めの良い由布岳や幻想的な金鱗湖を備え,観光地として整備された街並みは人気の高さを裏付けるものです.観光客も年配者から若者まで幅広く,韓国人も多く訪れていました.
こうした有名な温泉地を数多く抱える大分県は源泉数や湧出量は日本一で,昨年,観光キャッチコピーとして「おんせん県」を特許庁に商標登録申請したと昨日の朝刊に載っていました.
私にとって初めての九州の地は連日抜けるような快晴で迎えてくれました.浸かる湯に癒されるとともに,娘の温かい心遣いが身に染みわたる冬の休日でした.

2013年2月11日月曜日

冬の新宿御苑

立春過ぎとはいえ2月寒中真っただ中ですが,穏やかな陽の光に誘われて散歩に出かけました.目的は新宿御苑で見頃だというロウバイです.
ここへ来るのも3年半ぶりとなります.前回は夏の盛りを過ぎた頃でしたので,青々とした芝生におおわれていた公園も今は一面冬らしい麦藁色です.冬の朝の公園は訪れる人もまばらで,冷気につつまれた凛とした空気がなんとも爽やかです.
そんな公園の一角にロウバイが数本並んで花をつけていました.ここにあるロウバイはソシンロウバイ(素心蝋梅)といって中国原産の落葉低木のロウバイの園芸品種で,花の中心部分まで黄色く,ほのかな芳香があるのが特徴です.思ったよりずっと小さな可憐な花でした.下方から眺めてみますと澄んだ青空に黄色い天使達が舞っているかのようです.
次に目に入ってきたのはカンツバキの並木です.カンツバキ(寒椿)はサザンカとツバキの交配種で,寒に咲くツバキが名前の由来です.花弁が1枚ずつ落ちる点はサザンカに,花弁と雄しべが合着する点はツバキに似ているとのことです.冬に咲く紅色は寒中に映えます.
しばらく歩を進めますと白い花の群生が見えてきました.ペーパーホワイトというスイセンの一種です.ニホンズイセンは花の中心部が黄色ですが,こちらはすべて白色.より小型で花弁も細めなので,よりいっそう繊細さを感じさせます.この白い花達の足元の合間にくっきりとした黄色を放ち咲く花はフクジュソウです.地面から顔を出し,しっかりと花弁を開く黄色い花はまさに春を呼ぶにふさわしい面持ちです.
さて,こうした花達を求めてやってくるアマチュアカメラマンも多く,老若男女を問いません.しかもほとんどの方が立派なデジタル1眼を携えています.レンズも広角から望遠まで多種です.私みたいにオモチャみたいなコンパクトデジカメの方はごく少数でちょっとみじめだったりします.でもゴツくて重たそうだし・・・私みたいなめんどくさがりにはミラーレス一眼カメラあたりが合うかもしれません.その内欲しくなりそうです.
次回ここに来る時はフランス式整形庭園のプラタナス並木,バラ花壇を写真に収めようと思います.ミラーレスを携えて.