2020年1月16日木曜日

フォードvsフェラーリ


事前の情報は何も知りませんでしたが、興味深い題名の映画がやってるなと思い観てきました.会場はシネコンで重低音体感上映でしたので大迫力で楽しめました.

設定は1960年代の自動車耐久レースの最高峰であるル・マン24.それまで圧倒的な速さで連勝を重ねるフェラーリの独壇場であったが,ヘンリー・フォード2世がエンツォ・フェラーリに侮辱されたのをきっかけに,フェラーリを負かすレーシングカーの開発命令を部下に下す.開発にあたってキーマンとなるのが元レーサーでカーデザイナーであるキャロル・シェルビー(マット・デイモン)とレーサーのケン・マイルズ(クリスチャン・ペイル)の2人.実に役にはまったいい演技でした.特にマイルズを破天荒ではあるが確かなドライブテクニックを持つレーサーとして認めるシェルビーとの男同士の絆にはしびれました.

興味深かったのは大企業内に渦巻く役員たちの思惑や画策.ひたすら我が道を進むマイルズも最後にはそうした画策に巻き込まれてしまうが,マイルズはあくまで渋い!ル・マン終了後しばらくして開発車のテストランにて悲劇が訪れるが,マイルズのレーサーとしての美学が貫かれる.涙腺が緩むシーンでした.

そしてなんといってもこの映画の醍醐味は往年のレーシングカーがその爆音とともに画面一杯に突っ走るシーンです.アメリカンV8の図太いエンジン音を放つコブラ.ル・マン24にて打倒フェラーリとして送り出されたフォードGT40.いずれも車としての性能やデザインで一世を風靡した名車です.

ル・マン24を取り巻く人,車,企業の様々な模様を描いた本作品は2時間30分の長編でしたが,実に観ごたえのある素晴らしい映画でした.



 

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