2018年11月26日月曜日

ボヘミアン・ラプソディー

1973年英国デビューのロックバンド,QUEEN(クイーン)のリードボーカル,フレディ・マーキュリーの生き様を追った映画を観てきました.題名はクイーン初期のヒット曲からで,当時の他のロックバンドとは趣を異とする楽曲でした.メロディーラインやハモリの美しさは特に印象に残りました.ですが,私としてはこれまでアルバムを買ったことがない程度のものでしたのでとてもファンとは言えません.かなり後でベスト版のCDを買い,乗りの良いナンバーのいくつかが気に入っていました.よく聴くのは「ボヘミアン・ラプソディー」,「キラー・クイーン」,「伝説のチャンピオン」,「誘惑のロックンロール」,「ウィー・ウィル・ロック・ユー」などのビッグヒット曲です.

さて本日の上映は映画館シネシティザートの中でも臨場感と重低音が体感できるシアター1でしたので,その迫力を存分に楽しむことができました.ロックバンドとしての活動がメインの映画ですので,ロック音楽の迫力を楽しめれば充分くらいで思っていたのですが,ボーカルのフレディがクイーンに加わるきっかけから,世界的ロックバンドとしての名声を得るまでの心の葛藤や挫折,バイセクシャルの発覚からエイズで死を覚悟するに至るまでの人間の姿を追う内容に引き込まれました.こうした精神的背景とロックの持つ響きが絡み合い,カーネギーホールでの「ウィー・ウィル・ロック・ユー」,世界的チャリティーコンサートのライブエイドにおける「伝説のチャンピオン」の演奏には涙腺が緩みっぱなしでした.奇しくも一昨日の11月24日は愛好会の定演でしたが,その日はフレディの命日(1991年没,享年45歳)でもありました.先にも述べたように私はクイーンのファンでも何でもないのですが,ブリティッシュロックのファンとしては本作品を観ておいて良かったです.実に感動しました!

 シネシティザート





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