2014年10月24日金曜日

東海道新幹線開業50周年

数日ぶりに晴天の朝を迎えました.今朝も目前の新幹線はひっきりなしに往来を続けています.きょうは金曜日ですから,週末に移動される方も多いことでしょう.そういえば愛好会仲間である浜松の友人も明日の息子さんの結婚式のため,浦安へ移動するとのことでした. 私が初めて新幹線に乗ったのは小学6年生の修学旅行の時でした.1964年の東海道新幹線開業2年目にあたります.新幹線に乗るのも,東京に行くのも初めてで,幼心にワクワクしていたのを覚えています.当時は同時にモータリゼーションが進みつつあり,自家用車でドライブに出かけるスタイルが一般的になっていましたので,その後新幹線を利用することはほとんどありませんでした. サラリーマンになってからは出張やら会議やらで新幹線はよく利用しました.移動が短時間で済み,静かでしかも時刻通りに発着することはいかにも日本人的なシステムを象徴しています.しかも50年間事故による乗客死亡者ゼロは新幹線の安全性の高さを誇る最も顕著な記録でしょう.この一年間でドクターイエローが通過するのを3回ほど見ましたが,なんでも見ただけで幸せになるといった伝説まであるようです.一日の最終電車が通り過ぎてしばらくしますと,暗闇の中を保線用の車両がゆっくりと通り過ぎていきます.皆が寝静まった夜中に,新幹線の安全を確保するための作業が毎日行われています.こうした地道な作業が新幹線の安全を支えているわけですね.多くの人々の出会いや別れを乗せてきょうも新幹線は走り続けます.
新幹線 手前の敷地がビル建設中

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