2014年8月26日火曜日

ハザードマップ

広島の豪雨による被害は甚大なものでした.その原因の一つに,山の際にまで宅地開発が進み,そこの住民が図らずも,ハザードマップ上の土砂災害(特別)警戒区域であることを知らなかった,情報提供もなかった,知っていれば打つ手があった等々があったようです. 私の自宅のマンションも小高い山の中腹に建っていますので,すぐ裏手には山の傾斜が迫っています.山は木々や竹林で覆われていますので,沢や水の流れは見えないのですが,仮に過去に例を見ないほどの記録的豪雨に見舞われたとしたら,山の斜面崩壊となる可能性は多分にあります. 早速,ハザードマップで自宅区域の状況を確認してみました.幸いといいますか,山側の通り一つで,土砂災害警戒区域(急傾斜地の崩壊)の色,同じく特別警戒区域の色からは外れていました.しかしながら,急傾斜地の立地に違いはなく,今回の広島の災害報道で防災意識が目覚めました.ついでに避難所も確認しましたが,そこへ辿り着くには,その場を退避する決断タイミングが最も重要だと認識しました. ベランダからの眺望にしろ,裏手の山が見せてくれる四季の移ろい等,自然は生活に潤いを与えてくれますが,常に畏敬の念を忘れてはいけませんね.

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