2011年11月13日日曜日

デュオサンクス

DuoSanksコンサートに行きました.
会場は東京駅八重洲口出てすぐの東京建物八重洲ホール.昨年と同じ会場でした.
コンビを組んで11年目.これまでのスタイルからの脱皮も必要なのかもしれない.本日のプログラムからも従来のそれとは異なるセレクトであり,デュオならではの意欲的なプログラムと感じました.
本日のストレートな感想はトレモロがわずかに荒く感じられたこと.これは少し語弊があるかもしれません.つまり,アンリさんの縦横無尽に鳴るギターが音量的にも音色的にも浮き出ており,これに対応するにはそれなりの音量を伴ったトレモロやピッキングが必要となる訳で,ただ単なるきれいなトレモロでは対応できない訳です.私は以前からネーサンの精緻なトレモロが好きだったので,本日のそれはちょっとはずれてしまいました.しかしながら彼女の本領というか,ピッキングの歯切れ良さは相変わらずで気持ちよく聴かせていただきました.
でも打ち上げでもトレモロが本意ではないようなことを本人もおっしゃておりました.私がいいトレモロだなと思ったのは最終曲の高音域での部分でした.伸びやかなマンドリンの上質な高音を味わえました.
きょうの彼女のステージドレスはいままでで一番素敵でした・・・と私は感じました.演奏ももちろん素敵でした.選曲にもより個性が出てきたように感じます.

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