2012年6月24日日曜日

ARTE TOKYO 2ndコンサート

昨年のデビューコンサートを聴いてから1年,本日は第2回のコンサートを聴きに行ってまいりました.
丁度,梅雨の中休みの晴れ間となり,天はARTE TOKYOに味方をしてくれたようです.
会場は昨年同様,第一生命ホール.
前半はイタリアオリジナルを3曲,後半は邦人作曲家による作品が4曲です.
井上氏により集められた若手奏者による演奏は若々しく,瑞々しく,また実にエネルギッシュなものでした.
前半の中ではボッタキアリの瞑想曲「夢の魅惑」が感動的でした.曲を盛り上げる井上氏のタクトに対し,奏者達は音の広大なダイナミックレンジで応えていました.若者の限り無いエネルギーを感じさせます.
後半は今をときめく丸本大悟氏の「時間(とき)の宝箱」と,あとは末廣健児氏の「残された時間」,「流星群」,「風のシンフォニア」の3曲.いずれも秀作と感じられるのはやはり優れた指揮と奏者あってのものでしょう.
感動したのは「残された時間」.曲の解説によれば,京都教育大学MCからの委嘱作品で,部員の4回生であるコントラバス奏者が急逝し,追悼の想いをこめてレクイエムとして依頼を受けた曲とのことです.聴いているうちに瞼が熱くなるのを止められませんでした.
ラストの「風のシンフォニア」はまさに若手楽団ならではのアップテンポでエネルギッシュな演奏.ARTEの高度なテクニックを余すことなく聴かせてくれた難曲でした.
拍手喝采の中,客席からは作曲者である末廣氏がステージ上に呼ばれ,一層盛り上がります.
アンコールではやはり末廣作品の人気曲,「ARSNOVA組曲Ⅰ」,「Beyond the Skies」と続きました.いずれも弾いたことがあるので大いに楽しめました.
客席は9割がた10代から20代の若者で満席となりましたが,こうした新進気鋭の邦人作曲家の作品を積極的に取り上げ,模範的演奏を供してくれるからでしょう.とりわけ人気の丸本氏も末廣氏も井上氏の擁する楽団の奏者なのですから.
それと井上氏の卓越したエンタテイメント性によるところ大であろうと思います.世界をまたにかけ活躍するだけのことはありますね.
ひさびさに充実したマンドリン音楽を満喫した休日でした.

2012年6月7日木曜日

日本橋御神輿

仕事帰りの地下鉄日本橋駅のある日本橋コレド前がなにやらお祭りの雰囲気です.
日本橋1丁目町内会によるお祭り準備でした.
江戸三大祭りの一つである日枝神社山王祭が今日から始まり,御神輿の登場となりました.
町内会の人達が準備をしながら酒を振舞っていました.
この10日(日)には日本橋摂社より宮出しが行われ,中央通りで「下町連合渡御」が繰り広げられます.
このゴール地点がまさにコレド前となるようです.
今年も夏が近づいています.

2012年6月4日月曜日

BF合宿

この土日はBF合宿が行われました.場所はいつものbumb東京.
天気予報では曇りや雨模様でしたが,時折陽がさす陽気でした.
ほとんど屋内での練習なのでどうでもいいようなのですが,やはりイタリア音楽をやる以上,気分的には陽の光は必要なのです.
昨年,途中入団の私は団員とのコミュニケーションを図れる機会として合宿には参加したかったのですが,仕事の都合で宿泊ができませんでした.今回は合宿フル参加ですので練習後の飲み会が楽しみのひとつです.
BFは関西系ルーツの団体なので飲み会でのノリの良さはまさに学生さん並みです.
東京には幾多のマンドリン団体がありますが,現役学生から70歳代まで幅広い年齢層のメンバーで構成された楽団はそうは無いのではと思います.しかもイタリアオリジナル曲のベスト演奏を目指す志の高い楽団です.
飲み会を仕切るのは若手ですが,中年層が呼応して会を盛り上げます.この合いの手の良さはまさに関西系ならではですね.
さて,合宿の本来の目的である曲の仕上げですが,まだまだ課題が残ります.
勿論,個人練習でカバーすべきテクニカル部分は個人の課題なのですが,合奏におけるアーティキュレーションの付け方はいくつか変更があり,こなれていない部分が残ります.
これらは本番までの5回の練習で固めていくこととなります.
1日半に渡る合宿は指にしびれが残るほどハードなものでした.
練習の合間に楽器工房のSさんに楽器の診断をしてもらったのですが,私のはフレットがかなり摩耗しており要交換とのことでした.
実は弾き始めてまだ2,3年しか経っていないし,前の持ち主もそうは弾き込んでいない楽器なのにこれほどフレットが摩耗しているということは,指圧が不要に強過ぎるのかもしれません.だから指がつるほどの負荷がかかるのではないかと思います.いずれにせよシーズンオフにはフレット打ち直しをするつもりですが,もっと脱力した運指を心掛けねばなりません.
盛り上がった飲み会の終了は2時を回っていましたが,実に楽しい時間を過ごしました.
二日目の後半は全曲通しだったので,レコーダーで録音しておきました.家での練習に役立ちますので.
それにしてもきょうの仕事時間は眠くて辛かったし,指も腫れ気味でした.きょうだけは弾くのを控えることにします.


2012年5月30日水曜日

晴れ間

このところ荒れた天候に見舞われていましたが,今朝は陽光が眩しいほどの好天でした.
日本橋町内会の祭りが近いのか橋の南詰には提灯が備え付けられました.
いつの間にやら梅雨が近づいていますので貴重な晴れ間です.

祭囃子が聴こえてきそう

開店前の三越本店

2012年5月20日日曜日

BF第12回練習

本日は第1回全日本マンドリン合奏コンクール出場目指して課題曲の録音です.
曲目は「S・デイ」.邦人作曲家による書き下ろしのようです.
基本的にはマーチなので若手合奏団には絶好の課題曲かと思うのですが
BFとしては大人の味付けを施した演奏といえるでしょうか.
自由曲はイタリアオリジナルの名曲を選曲.
私としても思い入れのある曲だけに練習でもつい力が入ります.
本日の練習でも熱い演奏で,たかが練習なのに涙腺が緩んでしまいました.
これだけのメンバーでこの曲を弾ける歓びを存分に楽しんでいます.

本日の練習場は駒込にある滝野川会館です.何回か足を運んだのですが
道すがら撮影した風景をいくつか掲載してみました.

地下鉄駒込駅出口付近に駒込橋跡

駒込子育地蔵尊

銭湯 亀の湯

しもふり商店街

練習会場 北区滝野川会館

2012年5月6日日曜日

山水の愛機

先日は山水の経営破綻のニュースに一抹の寂しさを覚えたばかりでしたが,久しぶりに日常使用しているスピーカーのフロントカバー(というのか?)をはずしてみました.ネットで覆われているとはいえ数年もほったらかしにしていたせいで中は埃だらけでした.肝心のスピーカーの振動板にまで埃のようなカビのようなものが積もっていたのにはちょっとびっくり.学生時代のように毎日鳴らしているのとちがい,鳴らすのはせいぜい土日の週末のみで30余年.しかもそれほど大音量で鳴らすわけにもいかないので,いかに振動板といえども埃を落とすまでに至らなかったのでしょう.思えば30年以上壊れることなく,あらゆる音楽ソースを音として再現してくれた逞しいヤツです.性能も値段も高級品ではなく,けして高品位な音ではありませんが,長年顔を突き合わせてきた相棒みたいな存在です.知らないうちに聴く側の私自身も誇りならぬ埃にまみれているかもしれません.時にはふき取ってやらなくちゃ.

木製格子が美しい

山水マーク 格子にはキズあり埃あり

バスレフ型3ウェイ

ホーン型ツィーターにコーン型スコーカー

25cmコーン型ウーハー 下部に埃の跡が

プリメインアンプはサンスイAU-α507NRA とにかく重い!

2012年5月3日木曜日

LA FOLLE JOURNEE au JAPON (続)

GW後半初日のきょうはあいにくの雨ですが,ラ・フォル・ジュルネに再び行くことにしました.家から1分の地下鉄駅に入ってしまえば,あとは外に出ないまま会場を回れますし,何と言っても先日はチャイコの展示を見逃してしまっておりましたので,これを見ずしてLe Sacre Russe サクル・リュスではないのです.
きょうは大手町駅から地下道を歩き丸ビルに向いました.東京駅前地下広場では木管五重奏による演奏が行われていました.フルート,オーボエ,ホルン,ファゴット,クラリネットそれぞれが個性豊かな音色を響かせていました.通りすがりにこうした音楽が流れてくるとなんともほっとした気分になります.
丸ビルの玄関ホール「MARUCUBE」では弦楽四重奏の演奏が始まりました.広いアトリウムに響かせるためPAを通してはいますが,素直で聴きやすい演奏でした.チェロ弾きの女性が終始ニコニコしながら演奏を楽しんでおり印象的でした.
その次はいよいよ本日のお目当て,7階で開催中のチャイコフスキー展です.生誕の地や当時のロシア音楽界の状況等さまざまな背景をもとに,友人にあてた直筆書簡や直筆の楽譜等が展示されており,時代の流れとともに一人の作曲家の心の動きが見てとれます.チャイコファンの一人としてはこれら資料の一つ一つをくまなく見て回りました.ロシア語など解る訳ないのですが,筆跡や楽譜の書き方等食い入るように見ました.大変興味深かったのは悲愴交響曲4楽章の自筆譜をモニターが音楽とともに映していく展示でした.癖のある自筆の上,スコアを見慣れていないため追っていくのは大変だったのですが,ついつい楽章最後まで見てしまいました.こうした経験は彼の音楽を聴くにあたり,これまで以上に親近感がわいたような気がいたします.
彼が同性愛者であったとは長いこと云い伝えられていますが,文書上では事実のようです.ただ「悲愴交響曲」の自演後数日でコレラ感染により死亡したとの説は,毒による自殺説もあるようで定かではありません.いずれにせよ,彼のメランコリックでドラマティックな旋律が世界の音楽ファンを魅了し続けていることだけは事実でしょう.
チャイコの次は35階で展示されているショスタコです.私が知っているのは交響曲5番のみですが,よく聴く曲のひとつです.次には交響曲の10番あたりを買ってみようかと思います.私が生まれた年に作曲された曲なので.
最後は東京フォーラムまで足を伸ばしてみました.ここでは半オープンスペースの会場で雨が心配だったのですが,ラフマニノフのピアノ演奏が行われていました.洒落た小ステージセットに東京藝大の女性ピアニストがお似合いでした.
さて,きょうは家に帰ってからもロシア音楽三昧といきますか.

丸の内地下は広い!

木管アンサンブル

弦楽四重奏

お洒落なステージ

雨に煙る東京フォーラム

地下から三菱一号館美術館へ

雨に煙る美術館