2018年9月11日火曜日

男と女

昨日録画した映画「男と女」(1966年,フランス,クロード・ルルーシュ監督).これまたテーマ音楽(フランシス・レイ作曲)はよく耳にしているのですが肝心の映画を観てない作品でした.スタントマンの夫と死別した映画脚本家アンヌ(アヌーク・エーメ)と妻に自殺されたカーレーサーのジャン・ルイ(ジャン=ルイ・トランティニャン)との恋愛物語ですが,音楽とのからみが絶妙な映画でした.また場面によりカラーとモノクロを織り交ぜる映像はとても印象的でした.男の私からすれば主演のアヌーク・エーメは実に魅力的でまさに本作品の女優として最適でした.それと車好きの私にとっては登場するレーシングカーのフォードGT40やラリーカーのフォードムスタングなどは当時憧れの車であり,目をくぎ付けにしました.それにしてもギャルソンに追加注文で「部屋を頼む」とは粋でかっこ良過ぎですね.

偶然ですが,数日前の車情報番組「カーグラフィックTV」ではフォードGT40のレプリカ特集を,洋楽番組「SONG TO SOUL」では「男と女」のテーマ曲が取り上げられていて,映画との関連性に一層の興味をそそられました.

監督クロード・ルルーシュとアンヌの夫役でありテーマ曲を歌っているピエール・バルー,作曲家フランシス・レイとの3人の微妙な絡み合いが「男と女」という珠玉の映画作品を生み出すこととなりました.

 

 フォード・GT40

 フォード・ムスタング



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