2024年2月4日日曜日

ブルックナー8番

昨日は富士山静岡交響楽団による第123回定期演奏会でした.「高関 健のブルックナー」と題した交響曲第8番のプログラムにこれは何としても聴きたいとチケットを取りました.今年はブルックナー生誕200年の記念の年であり,正月そうそうCDで8番を聴いていたのですが,やはり生の演奏会で聴いてみたい作品だと思っていました.

パンフレットに目を通すと思った通り,静響と浜フィルの合併による富士山静岡交響楽団とはいえ,本曲を演奏するには大勢の客員奏者が必要だったようです.とりわけ管楽器の中でもホルン,ワーグナー・テューバの8本は圧巻でした.演奏冒頭から感涙でむせびました.

ブル8は他の作品同様,いくつかの改訂版がありますが,この日の演奏ではハース改訂による原典版とのことで,普段聴いているCD(カラヤン,ベルリンフィル)と同じ版のものでしたので違和感なく入り込めました.本作品は大規模な楽器編成だけでなく,演奏時間もまことに長大で,70分を優に超えます.このところ,頻尿に悩まされている身としては演奏直前に用を足しておくことは必須でした.おまけに数日前から虫歯に悩まされていて,痛みは薬で調整していたのですが,なんとか乗り切れました.というより,圧巻の演奏にのめり込んでいたようで,痛みなど忘れていたようです.

この日はブル8の大作をプロのオーケストラの演奏により存分に楽しむことができました.最後の1音が終えた瞬間,つい「ブラーヴォ!」と叫びたかったのですが,このところ新型コロナ感染がぶり返しているようなので控えることにしました.が,それほどまでに感動的な演奏会で,久しぶりの高揚感に浸りつつ家路につきました.



 

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