2015年2月25日水曜日

お酒の話題 その2

2月23日は語呂合わせで「富士山の日」でした.静岡県の条例として認定されたのが今から6年程前のことだそうです.その富士山の御威光にあやかり,静岡県産オリジナル酒造好適米である「誉富士(ほまれふじ)」で醸造された地酒を盛り上げようとのイベント「しずカパ」が,その富士山の日に行われました.主催は静岡小売酒販組合連合会,会場はJR静岡駅南口に程近い居酒屋です.酒米「誉富士」は2005年(平成17年)に登場して以降,県をあげて育成に力を注いでいる酒造好適米の品種です.さてイベントのスタートは県下各地でこの催しに参加している約3,000人の酒好きが18:30に一斉に乾杯して,富士山の日を,誉富士の発展を祝います.会場には誉富士で造られた醸造酒が数多く並びましたが,まずはこのところの雑誌にもよく掲載されている「白隠正宗 特別純米酒」(高嶋酒造)から味わいます.静岡の酒らしくサラッとした味わいです.あとは手当たり次第に飲んでいきました.銘柄により微妙に味の違いがありますが,なかなか覚えるのは大変です.全国的には酒米といえば「山田錦」が横綱ですが,各地方で新種の酒米を開発したり,古くからの品種を見直したりで,日本酒の新しいムーブメントを創出しているようです.
誉富士の各種銘柄が並ぶ
手前は「白隠正宗 特別純米酒」(高嶋酒造)
乾杯用の誉富士
主催関係者の後ろには「静岡おでん」

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