2011年10月16日日曜日

整然の感動

体操世界選手権にて内村航平選手が個人総合3連覇を成し遂げました.ゆかや鉄棒演技の最後を決める着地の瞬間の感動はなんとも言えないものです.内村選手の着地は着地点に吸い込まれるような微動だにしないまさに整然の感動そのものです.
ライバルの中国では種目別で好成績をあげるスペシャリスト育成に注力しているようですが,内村選手は体操のオールラウンダーとして世界のトップを制しました.これは体操選手として2倍,3倍以上の価値ある名誉でしょう.しかも日本の体操はただ高難度わざを決めるだけでなく,その整然さにこだわり続けてきたといわれます.日本人の誇りの一端を22歳の若者が世界に示してくれました.

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