今朝の富士山は雲に覆われているので，昨日の小晦日（こつごもり）に撮った写真です．
昨日は初孫の「お食い初め」を行いました．会場は娘の旦那さんの実家で，同じ静岡市内にあり，車で数分で行けるというまことに便利なところです．お祝い膳は尾頭付き鯛や赤飯，吸い物，煮物などが並び，「歯固めの石」も添えて，生後１００日まで育ったことの祝いと，今後の健やかな成長を願うといった日本古来の儀式です．
この一年もコロナ禍に翻弄されましたが，初孫の誕生まで見届けることができました．来年は数え年で古希を迎えます．夜間頻尿などそれなりの症状に悩まされていますが，日々の暮らしは穏やかに過ごしています．
来年の干支は虎．竹林を歩む孤高の虎は人生１００年時代の一つの憧れです．穏やかな日々を期待しつつ，何事にもトラいする気持ちは忘れずに持ち続けたいものです．
月初に病院入院した母がようやく本日退院となり，同時に本日新たな介護施設への入所となりました．実は数日前から退院許可が出ていたのですが，介護施設への入所手続きに数日かかりようやく本日に至った次第です．介護施設選定や手続きは病院のソーシャルワーカーさんの協力が大でした．同種の介護施設でも医療対応の差があることがわかり，当初から数ヵ所に絞られ，比較的実家に近い施設での受け入れが可能となり一安心したところです．母にしてみれば実家に戻れず施設を転々とすることとなり可哀そうなのですが，実家での介護ができないため仕方ありません．母自身も施設入所はある程度理解してくれているようです．
とにかく，年内に母の入所先が決まり，安心して聖夜を迎えることができそうです．
森友問題で財務省の公文書改ざんを強いられ自死した赤木さんの妻が思わず発した言葉．金さえ出せばなんでもあり！のこの党らしい幕引きです．改ざんに追い詰められた経緯を明らかにしたいとの願いは儚くも終結してしまいました．
はからずも国交省の基幹統計書き換え問題が発覚しました．過去の厚労省データ改ざん等，この国の官僚がいかに悪癖にまみれてしまっているか立て続けに世間にさらされています．財務省の赤木さんのような正義がはじかれてしまう不条理．優秀な学生が官僚になりたがらない訳です．
国は対外圧力に対抗するための軍備増強やそのための憲法改正などを煽っていますが，まずは政治家自身が身を正すこと，官僚組織を有機的に整えることこそ優先させるべきではないでしょうか．このままではこの国は世界各国の圧力に屈し，埋没しかねないとの憂いが拭えません．冒頭の言葉の重みを今こそ真摯に受け止めなければなりません．
今朝は冷え込みが進みこの冬初めて窓ガラスが結露しました．駐車場の車の屋根には霜がおりているのが見えました．今週末は本格的な寒波に見舞われるようです．
先日，銀行に寄ったついでに新５００円硬貨を交換してもらいました．先月から出回り始めたようです．デザインは旧５００玉とほぼ同じですが，色が二色になったり，隠し文字が入っていたりかなり凝っています．ちょっと見では新旧の区別はつきにくいかもしれません．札の方は２０２４年春頃から新デザインに切り替わるようで，こちらも偽札防止の技術がかなり盛り込まれています．
先月開催された大学マンクラOBOG会zoomミーティングについての総括会議が昨夜行われました．クラブ創立時の経緯やその後の学年ごとの報告事項など多くの資料がとりそろいましたので，それらの整理，保管方法などが検討されました．現存する大学OBOG会のHPに会員限定で閲覧可能な形での掲載としました．
今回立ち上げたzoomミーティングは今後も定期的に開催し，情報交換の場として活用していく方針も決まりました．どんなテーマで何人の参加があるのか全く未定ですが，とりあえず来年1月から月１回開催していく予定です．
県知事と県議会との争いは国会のそれより身近に感じられ，ついつい見入ってしまいますね．県議会最大会派の自民会派から提出予定だった知事への不信任決議案は直前になって取り下げられ，法的拘束力のない辞職勧告決議案の提出へと後退しました．議会では過半数で可決されましたが，後の会見で知事は職務継続を表明しました．
私は知事の失言の背景には自民党への不信感が多分にあったのだと思います．それまでの３期の間，知事が国政選挙の応援演説などに出向くことはなかったといいます．なぜ今回の参院補選で自民党系候補者への対抗をむき出しにしたのか．きっかけは前首相による学術会議員の除名にあったのではないかと思うのです．現知事自身も元は学者であり，前首相による理不尽な行いが反自民への導火線に火をつけたのでしょう．ただでさえリニア問題で政権と争う状況の最中，よほど強い意志で訴えなければ政権与党の強力な圧力に屈してしまう危機感があったのだろうと思います．
現知事はこれまでたびたび失言を発することはありましたが，失策をしたことはなく，とりわけリニア問題では県民の厚い支持を得ました．私たち県民にとっては大変信頼できる頼もしい知事です．
今回の辞職勧告決議案可決は重く受け止めているとして，知事は生まれ変わりを富士山に誓ったと申されました．本日の富士山は本当にきれいでした．
ちなみに，ある御殿場の料理屋店主がテレビの取材で話しておりました．今回の件で御殿場コシヒカリと浜名湖ウナギによるうな重が人気なのだと．県民の分断などありませんと．
新型コロナ感染対策の普及により，昨シーズンのインフルエンザ感染者数は劇的に減少しました．そのためインフルエンザに対する集団免疫が獲得できておらず，今シーズンは流行拡大が懸念されていました．また，コロナ対策としてワクチン接種を強力に推し進めた結果，シリンジ等の品不足が生じ，インフルエンザ用まで回らない状況になったこともあり，インフルエンザ予防接種は早めに予約しないと先延ばしになる可能性がありました．そんなわけで本日，無事予防接種をしてまいりました．コロナワクチンは筋注でしたが，インフルエンザ予防接種は皮下注で若干の痛みを伴いますが，昨年よりはましでした．昨年は痛みが強かったことや注射後の腫れがひどかったので，今回も不安があったのですが，今のところは大したこともないようです．これから冬場を前にして，コロナ第６波の懸念もありますが，なんとか穏やかに過ごせることを願うばかりです．
なぜ文化の日と呼ばれるようになったのかはともかく，明治天皇の誕生日を祝うとともに日本国憲法が公布された日くらいは覚えておきましょう．
さて，例年文化の日は全国的に文化芸術関係のイベントが数多く開催されますが，この1年半余り続いたコロナ禍で昨年はほとんどが中断されたかと思います．そんな中，このところの感染者数激減を背景に，高校生マンドリン合奏の静岡県大会が本日行われたようです．わが母校の結果が気になるところではありますが，こうしたイベントが動き始めたことをまずは喜ばしく思います．
先の総選挙では，改憲派が数を増やしたようです．世界に誇れる日本国憲法をいたずらに改めることだけは避けなければなりません．
自公政権が覆ることは無いだろうとの予想通りの結果ではありましたが，思った以上に自公政権がしぶとかったこと，立民・共産が弱かったこと，維新の躍進などが意外ではありました．自公は公示前の305に対し293と12議席減らした訳なので，総裁，首相の顔のすげ替えだけでは国民の不満はくすぶり続けていることがうかがえます．一方，共闘を組んだ立民・共産は選挙用とのそしりを免れず，むしろ議席を減らす結果となりました．自公政権への不満の多くは大阪でのコロナ対策で一定の評価を得た維新に流れたものと思われます．今回の選挙では自民，反自民とも大臣経験者などの長老クラスが数多く落選しました．勿論，比例復活を遂げているケースもありますが，特筆すべき現象ではありました．
ただ残念に思うことは，これまでの自公長期政権による不祥事が続いたにもかかわらず，投票率は上がらず，10～20代の若手有権者は自公政権支持が高いとのデータがあることです．有権者は政治がどのように機能しているか，それが自分にどのような恩恵をもたらしているのかをよく考え，投票すべき政党，人物を吟味したうえで投票していただきたいものです．
これまで２年ごとに開催されてきたのですが，昨年開催予定はコロナ禍で延期となり，今年はオンライン形式での開催が企画されました．年初からの学年幹事会をzoomミーティングで行い，操作の慣れとともに参加者増加を図ってきました．結局，本日の本番では６０名余の参加者にて開催となりました．
本日のプログラムはコンテンツと所要時間を決めてありましたが，予想通り，開始３０分ほどで２５分の遅れをきたしてしまいました．このペースでは終盤までもつだろうかと一抹の不安がありましたが，休憩時間やグループ別懇談の時間を調整し，最終的に２０分ほどの超過で終了を迎えることとなりました．初めての試みとしては上出来ではなかったかと思います．私自身は学年幹事としての紹介スライドとマンドリン奏法に関するスライドの２種を発表しました．ほぼ予定通りのプレゼンができたと思います．
今回のOBOG会はこれまでにない新しい形式での開催でしたが，せっかくの立ち上げなので，今後のOBOG会の情報共有のツールとして継続的な利用を期待したいものです．
久しぶりに澄んだ秋空のような気がします．このところの冷え込みに富士山の雪化粧も本格的に進みました．
昨日はNHK-BSピアノ三昧の録画を整理していましたが，特にホロビッツの演奏には見入ってしまいました．しなやかな指が鍵盤上を流れるかの如く動き，とても８２歳の演奏とは思えない奇跡的な映像でした．
夕方以降はギターのCDを貪るように聴きました．イエペス，ブリーム，マリア・エステルなど．この日はピアノにしろ，ギターにしろ単音の音色を無性に聴きたくなったのでした．そのうち何年もケースに入れっぱなしだったギターを取り出し，弦を張り替えてみました．ケースは埃まみれの哀れな状態でしたが，ギターは新品同様の光沢を保ち，その重みをあらためて手に感じました．今朝はまだ弦が安定しておりませんし，右手の爪も荒れたままなので，以前のような音色が再現できるかどうか・・・簡単な曲をいくつか辿ってみることにします．
音楽仲間の友人が天に旅立ちました．
先日，病院に見舞いに訪れたことを一旦掲載しましたが，すぐさま消去しておりましたので再掲します．
合掌
2021年10月10日 人生の儚さ
音楽仲間から仲間の一人が脳出血で緊急入院したとの知らせが入りました．共に音楽を楽しみ，酒を酌み交わした仲間であり，高校の後輩でもあります．居ても立ってもおられず，車を駆って８０ｋｍ離れた病院を訪れました．幸い，短時間の面会ができました．
詳細は書けませんが，脳のダメージが大きく回復の見込みは望めないとのことでした．この若さで発病とは・・・あまりに突然のことでしばし茫然自失でした．
人生無常，虚無感，あまりに儚い・・・
待ちに待った００７「No Time to Die」！観てまいりました．重低音体感の上映室は迫力満点で視覚と聴覚をフルに刺激しまくります．
００７シリーズ２５作目で，６代目ボンド役のダニエル・クレイグとしては５作目にして最後となるボンドを演じ切りました．ボンド役１５年間の集大成ともいえる作品です．６８年生まれの彼もすでに５３歳となり，さすがに顔や体に衰えが見えますが，愛車のアストンマーチンDB５を駆ってマシンガンを打ちまくるなどハードなアクションを見事にこなしています．
００７作品中最長の２時間４４分という大作ですが，一気に観終えました．ダニエル・クレイグ渾身のラストシーンは圧巻であり，悲愴感漂う印象的な演技で締めくくりました．英国人のダンディズムと人間性を見事に演じたダニエルのボンド，感動です！
ヤマダ電機で現物を見比べながら買おうと思いましたがすべて売り切れで在庫無し．仕方なくネットにて7，000円ほどで買うことにしました．早速試してみましたが測るたびに酸素飽和度（SpO₂）の数値が96～100％内で変動して表示されますが，いずれにせよ正常範囲内なので安心しました．このところのコロナ変異株は感染しても症状に変化が見られないまま酸素飽和度が低下し，急変して重症化するといった怖いケースが報告されていますので，こうした医療機器のニーズがにわかに高まったようです．
小手先だらけの打つ手がついに手詰まりとなりました．これだけ支持率が落ちてくれば，周囲から見放されて当然といえます．もともとこの方は自分の意に沿わない者をことごとく排除してきた方針でしたので，この政権の末期症状を伝える者もなく，裸の王様を演じることとなったのであり，自業自得の結末でした．
この方は本来は裏方で暗躍する能力に長けており，坊ちゃんリーダーの前首相を裏で支えてきました．そんな方が表立ってリーダーとなれば説明責任がつきまとい，いつかは化けの皮が剝がされる運命にありました．緊急時でありながら会見はしない，説明はしない，国会から逃げまくる．こんなリーダーにさすがに国民も業を煮やしたのは当然の成り行きです．今後の自民党総裁選，衆院選の行方に目が離せません．
連日の長雨により全国各地で水害が発生しました．被害地域の方々は避難先でコロナ感染の心配もあり苦渋の日々であったかとお見舞い申し上げます．
五輪後のコロナ感染状況は急激な悪化の経過をたどり，１日の感染者数が２万人超と我が国としては信じがたい状況に至りました．首都圏ではコロナ感染者が症状悪化にもかかわらずどこの医療も受けられず，自宅放置を余儀なくされる有様で，まさしく医療崩壊となっています．誰も助けてくれなければ自ら命を守る行動を起こすしかありません．結果として「入院疎開」といった行動が出始めてきました．緊急事態宣言下の規制などまったく無意味となります．静岡県の新規感染者数も本日，過去最多の５９０人となり，いよいよ感染の恐怖がひたひたと忍び寄ってきたように感じます．静岡にいれば病床不足の心配は無いだろうと思っていたのはほんの数日前のことです．
静岡県民は「セルフロックダウン」を課せられているのですが・・・
毎朝テレビ画面に映る女性キャスターや女優さんには癒しをもらっています．NHK朝ドラ「おかえりモネ」の主役百音のおっとり感に癒されます．朝ドラ前作の騒々しさとは真逆．NHKニュース「おはよう日本」のお天気キャスター近藤奈央さんの解説ぶりも実に微笑ましい．民放では「朝チャン」の夏目三久さんもその笑顔とともにファッションにも目を引かれました．その夏目さんも９月末にはキャスターを引退し画面から去ることとなりました．この秋に去る人といえばかのドイツ首相のメルケルさんです．長年世界平和を牽引してきた第一人者の引退はたとえようもなく寂しさが募ります．と同時に，いち早く去ってほしいのはガ～ス～政権の面々・・・と思うのは私だけではないはずです．
昨夜は様々な五輪競技が行われている中，zoomミーティングが開催されました．思った通り，ホストが他に気を取られていたようで参加承認が遅れており少しイラついてしまいました．自分がホスト役となったときは気をつけなければなりません．
今回はミーティング中のプレゼンに挑戦してみましたが，なんとか参加者の皆さんに見てもらえたようです．一つは私どもの学年紹介スライドですが，極力アニメーションは抑えて画面の見やすさに注力しました．もう一つは前回のミーティングで話題にあがったマンドリン奏法に関する書籍の紹介です．他の先輩からはピックの握り方と音質に関するデータ報告があり，興味深い内容でした．ただ，ミーティング進行としてだらけた部分もあり，本番時への反省材料となります．本日のミーティング参加状況をみれば本番での参加具合もある程度の予想がつきますが，とにかく早めに学年ごとの参加者数をつかむことがスムーズなミーティング進行をする上でキーポイントとなります．あとは私の同期の参加者をいかに増やすかが課題です．
実は一昨日，ワクチン接種後の注射部位の痛みを気にしつつ就寝したのですが，夜中にエアコンの寒さによる震えで目が覚めました．その後は震えながら寝ていたのですが，明け方は寝汗がひどく，体はだるいはでいつもの風邪症状でした．熱は３８℃あり，すこし頭痛もありました．注射部位の筋肉痛も残っています．
自分ではエアコンによる寝冷えとも思えるのですが，カミさんは明らかにワクチン接種による副反応だと言い張ります．副反応だとすれば中和抗体産生の前駆症状ですので良しとせねばですが，過去の経験から，一旦発熱すると微熱が何日も続くのが私の風邪パターンでしたので早く収まってほしいところです．カロナール錠服用して早く寝ます．
前回同様，接種会場には１００人ほどの高齢者が待機しておりました．流れは前回とまったく同じなので慣れたものですが，一抹の不安は接種２回目に発現しやすいと云われる副反応です．はたして注射部位の筋肉痛が発現してしまいました．１回目では注射自体の痛みや，その後の副反応もまったく無かったのですが，今回は案の定，不安が的中してしまったわけです．注射自体が若干の痛みを伴っていたのも前触れだったのかもしれません．
とはいえ，腕が上がらないほどでもなく，明日どんな具合か様子見ってとこですね．いずれにせよ，世間ではワクチン不足が騒がれている中，無事ワクチン接種が完了したわけですので，まずは一安心といったところです．
接種会場入り口
昨夜行われた本ミーティングも6回目となり，zoomミーティングの要領も次第に得られるようになりました．参加者数も３２名を数え，画面上では２５名までしか映せず２ページにわたっての表示となりました．今回は私の同期の１名が初参加してくれ，無事，ミーティングを楽しんでいただけたようです．現在同期とは９名でグループLINEにて情報共有しておりますが，zoomミーティングへの参加も増やしたいところです．
zoomミーティング
同期のグループLINEのアイコン 信玄公がマンドリンを弾いてるみたいな・・・
全国でももっとも遅れていると思われる静岡市ですが，本日１回目の接種を受けてまいりました．当初の集団接種会場に無かった特設会場３施設のうちの一つである旧マルイで，１１：１５からの予約でした．会場には高齢者１００人ほどが待機しておりましたが，予定時間になるとスムーズに動き始めました．まずは受付で接種券や予診票，本人確認などのチェックを行い，医師による問診を経て，ワクチン接種へと進み，最後は休憩所で１５分ほどの経過観察で終了です．本会場での医療スタッフは市立病院，日赤病院，済生会病院からの派遣でした．筋肉注射は予想通り，大した痛みもなくあっという間に済んでしまいました．毎冬の流行に備えてうつインフルエンザ予防接種の皮下注のほうが余程痛みがありました．
接種作業は思った以上に順調に進み，会場に来てから４０分ほどで全行程が終了しました．２回目接種は３週間後に同会場にて予定されています．その後２週間ほどで中和抗体が確保できているはずで，五輪開催の頃となりますが，どこへも出かける予定などありません．
静岡県知事選挙の投開票が昨日行われ，現職の勝利が決まりました．
国交省から送り込まれた刺客候補は県内の多数派を占める自民系県議会議員，市町の首長らの支援を背景に，現職批判を連日繰り広げました．自民党本部からは外相や官房長官など有力議員が応援に駆けつけました．強大な組織力をバックにした刺客候補に対し，さすがの現職も今回は相当な苦戦を強いられるのではないかと心配していました．
結果は現職の大差での勝利となりました．４期目も引き続き現職に担っていただくことの安堵感とともに，うれしかったのは県民の良識が確認できたことです．国民に寄り添う姿勢が見られない現政権への批判が今回の知事選結果の底流として感じられました．現職知事には県民のため，起承転結の「結」としての４期目を成し遂げていただきたく思います．
昨日接種完了しました．幸い接種後の副反応も無く一安心です．
さて６５歳以上の接種券の発送は一昨日から始まっていますが，いまだに届いておりません．分割して発送しているようなのでここ数日のうちに届くと思われますが，とにかく静岡市のワクチン接種対応が遅く，おそらく全国一遅れている自治体ではないかと疑ってしまうほどの体たらくです．おかげで静岡県としても全国的に遅れている県として報道されており，明日開票の県知事選挙でも現職知事への攻撃材料にされています．自民系市長の思惑ではないかと勘繰ってしまいますが，どんな手を使ってでも我を押し通す現政権を見続けてまいりましたので．
リニア問題で揺れる静岡県の知事選挙を十日後に控え，きょう期日前投票をしてきました．
リニア工事にともなう大井川水系への悪影響を阻止すべく４選目に立候補した現職に対し，リニア推進派の大元の一つである国交省から副大臣が職を辞し，刺客として送り込まれました．現職は12年の長きにわたり知事として静岡県の発展に貢献してまいりましたが，ことリニア問題に関しては国やJR東海などの巨大組織，リニア計画関連府県などから猛烈な批判，圧力をかけられ，県内でも自民党が多数派を占める県議会や自民系の市長とも手を組み刺客の大応援団を結成し，まさに四面楚歌の様相を呈しています．
学者出身の現職はときに過激な発言で物議をかもす場合がありますが，背景には豊富な知識と正義のためならどんな強大な相手にも屈しない強い精神力があり，県民が真に頼れるリーダーだといえます．
刺客候補者は街頭演説では耳当たり良い言葉を並べ，聴衆の関心をそそりますが，大元は現政権です．その手法はこれまでの悪行の数々を見せつけられた通り，金にものを言わせ（広島県選挙），都合通り公文書改ざんを行う（財務省），異を唱えるものは排除する（学術会議や感染症対策分科会），国民の声など聞く耳もたず（沖縄県辺野古，五輪開催）など，信頼に値するものなど微塵もありません．
刺客候補者は県のコロナワクチン接種の遅れを批判していますが，その原因の大半は静岡市の対応の遅れ，すなわち自民系市長の対応のまずさが一因です．
政治家はしゃべることが仕事なので実に美味しそうな言葉を並べまくります．有権者はそんな言葉だけに惑わされることなく，その出自，実績など候補者を正しく見る眼が今まさに必要なときです．
東京２０２０オリンピック開催まで４６日と迫ってまいりました．各種報道アンケート調査によれば，８割が開催中止または延期との結果ですが，このところ各種の邦人スポーツマンの活躍が報じられ，スポーツ熱の高まりとともに開催票が少しずつ上がってきたようです．すでに海外選手団の来日が始まっていますし，今更，中止とは言えない段階になってしまいました．
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身会長ら専門家の提言は至極真っ当であり，庶民感覚に近いものですが，政府側はまったく聞く耳持たずで，都合が悪くなれば切り捨てるといった，従来の政府のやり方が露骨に表面化しています．
前の長期一強政権がもたらした悪弊がますます肥大化し，もはや正気の沙汰とは思えない悪政が堂々と繰り広げられています．米国の前大統領も良識が疑われるような酷いリーダーでしたが，今の日本の政治を欧米各国は奇異の目で見ていることでしょう．東京五輪開催への否定的視点は海外でも高まっています．
開催が避けられないのであれば，せめて無観客での開催とすべきでしょう．そうでなくても間違いなく人流は増えますし，変異ウイルスの感染拡大は読み切れません．パンデミック状況下では国家は最悪を前提とした対策を講じるべきたど思われます．コロナ禍における具体的な開催基準も示さず，がむしゃらに五輪開催に突き進む政権．国民をロシアンルーレットでもてあそぶような政権には選挙投票で正すしかありません．
かかりつけ医ではないので問診や接種後の変調など一抹の不安があったのですが，なんのトラブルもなく約３０分（接種後の待機時間は２０分）で１回目の接種が終了しました．まずは一安心です．次回は約３週間後となりますが，２回接種すれば中和抗体の獲得率が格段に上がりますので，それまではまだまだ油断できません．私ども年代の接種はいつになるのやら・・・まずは接種券が届くのを待つしかありません．
大関の一人が日本相撲協会の新型コロナ感染対策ガイドラインによる「不要不急の外出禁止」発令中にもかかわらず都内キャバクラに複数回出入りしていたことが発覚，当初の聴取で嘘の報告を行い，その後一転して容疑を認めたというもの．多くの相撲ファンが今後の活躍を期待していただけに，この報道には落胆したファンが多かったでしょうし，関取生命すら危ういようです．
次に，今年の箱根駅伝で最終ゴール寸前にトップを抜き去り，総合優勝という大金星をもたらした選手が都内ホテルで女子高生への不適切行為の疑いが発覚．全国の箱根駅伝ファンに与えた感動を一気に冷ます結果となりました．
こうした事例は有名人にはありがちの報道なのですが，背景には１年半続くコロナ禍があるのではないかと思います．非日常の継続による閉塞感は誰しも抱えており，ときに正常な判断を欠く行動が頭をもたげる．
コロナ禍は普段の何気ない人間関係や政治・経済などの分野にまで取り巻く環境の脆弱さを露呈させました．
一方，気持ちを明るくしてくれるニュースもありました．一つはTVドラマ「逃げ恥」で共演した主役のふたりが本当の結婚報告をしたこと．ふたりとも庶民的で絶大な人気を誇るタレントだけに，若い人のみならず多くの国民に祝福をもって受け止められたようです．ロス感も大きかったようですが．
もう一つは米国大リーグにて投手と打者の二刀流で大活躍の日本人選手です．勝ち数は少ないですが投球内容は素晴らしく，大リーグの打者のバットが空を切る投球はまさに痛快です．そして大リーグファンにもっとも分かりやすいアピールポイントはホームランの量産です．とりわけ特大ホームランが多く，解説者を呆れさせるほどのパワーを見せつけています．
コロナ禍で度重なる感染者数の波が押し寄せる中，遅々として進まない医療体制の立て直しやワクチン接種の進捗状況など暗いニュースで辟易する毎日ですが，身近な有名人による吉報にはほっと救われる思いがいたします．
昨日のカラヤンの「悲愴」は凄まじい演奏でした．第３楽章はロシア軍の行進を表していると思うのですが，スラブ風というよりゲルマン的な厳格さの際立つ演奏でした．それでも不自然さを感じないのはチャイコフスキー自身がヨーロッパの音楽界に憧れを抱きつつ作曲していたことによるのかもしれません．第４楽章の絶望的な美しさはカラヤンならではのものでしょう．絶対的権力者であったカラヤンが図らずも背負っていた悲愴感が感じられます．
さて，本日はバーンスタインによるマーラーの５番です．演奏はベルリン・フィルと双璧をなすウィーン・フィルハーモニー管弦楽団で，１９７２年，ウィーン楽友協会大ホールでの録画です．
マーラーのシンフォニーとなると長時間を覚悟しなければなりませんが，５番は比較的馴染みやすく，特に第４楽章のアダージェットは映画「ベニスに死す」（ヴィスコンティ監督）の印象的な場面で流れ有名になりました．この楽章が始まるとついついベニスの浜辺の映像が蘇ってきます．バーンスタインとウィーン・フィルによるアダージェットは美しさの極みともいえる素晴らしい演奏で感動的でした．久々にマーラー５番を聴き通しましたが，鮮明な映像とウィーン・フィルのきらびやかな音響を存分に楽しむことができました．
昨日放送された「クラシック音楽館」は「カラヤン×バーンスタイン よみがえる伝説の名演奏」.
古い映像フィルムをハイビジョン化したもので，カラヤンの方は１９７３年，フィルハーモニー（ベルリン）にてベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮した交響曲第６番「悲愴」（チャイコフスキー）でした．YouTubeでも同じ映像があるようですが，今回のハイビジョン化映像ではより迫力のある演奏が楽しめます．７０年代のカラヤンは手勢のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団ともっとも精力的な演奏活動を展開した時期とも云われ，本映像ではカラヤンの指揮棒に微塵の狂いのない圧倒的な演奏を繰り広げており実に感動的でした．
例年にくらべ３週間も早い梅雨入りとなった東海地方ですが，久々にクラシック音楽をじっくり堪能できました．明日はバーンスタインのマーラー５番シンフォニーを楽しみます．
静岡市の８５歳以上高齢者対象のワクチン接種予約開始日が今朝の９時でした．カミさんは電話予約，私はネット予約にて待機し，９時になったと同時に予約作業開始しました．幸い，ネット予約は一発でつながり，なんとか母の２回分のワクチン接種予約が完了しました．施設選択作業で当初の希望通りとはいきませんでしたが，ちょうど実家近くの開業医で接種施設先が選択できました．一方，電話予約のほうは何度かけてもつながりにくい状況が続いたようです．ネット予約は希望の施設や日程などの選択がやりにくく，みなさん希望通りできたのか他人事ながら心配になりました．ただし，市では８５歳以上の人口の接種枠は十分用意できているので，いすれ電話予約でもつながることとなるでしょう．
さてお次は７５歳以上の接種券の配布，その後が６５歳以上となります．私どもは７月頃に配布されると思いますが，今回より人数は増えるでしょうからネット接続も厳しくなることが予想されます．できれば一発でつながり希望通りの予約がとれれば有難いのですが．
今回はzoomミーティングの具体的利用法としてブレークアウトセッションの機能を確認しました．これはミーティング中においてさらにグループに分かれて意見交換を行うシチュエーションを想定した機能です．はじめは操作上の戸惑いがありましたが，ホスト役が役割を把握するにつれ全体像を把握することができました．オンラインOBOG会を実施するうえで役に立ちそうな機能であることが確認できました．
問題はzoomミーティングに参加する人数です．今行っている試行段階である学年幹事会のzoomミーティングでさえ限られた学年の顔ぶれしか参加しておりません．まずは各学年幹事の参加者を増やすことが先決となります．私も含め，普段オンライン会議などと無縁の人たちにとっては高い壁に感じられるのかもしれません．
１年余り前に町内会で実施した裏山の植樹ですが，周辺の雑草刈りなどを兼ねて様子見を行いました．私の植えたヤマツバキは若芽をのばして元気に育っていました．いつ花をつけるのかわかりませんが，定期的に手入れをしながら地道に育てていきたいと思います．
１０日ほど前，Windows10更新案内をいじっていたら画面表示が固まってしまい，ポインタも操作できずうんともすんともできない状態に陥ってしまいました．仕方なく近くのパソコン専門店に持ち込んで見てもらいました．どうやら原因はWindows10更新作業を放ったままにしておいたことのようです．機能回復にはかなりの修繕費がかかると言われ耳を疑ってしまいました．どうせ高額の修繕費を支払うのならPCの買い替えも考え，新品購入を決めました．７年以上も使っていればハードディスクなど駆動系も劣化しているでしょうから，またいつ故障しないとも限りません．
新品はCore i7 ，SSD256GB＋1TB，メモリ16GBとパーソナルユースとしてはハイスペックですが，快適に使えそうです．これまでのデータももれなく移行されているようです．
PCを使えなかった約１０日間はスマホを代用していましたが，やはり小さな画面では見ずらく，エクセルやパワーポイント，zoomミーティングなどの使用にはやはりPCが便利ですね．
昨日は２１：００からの開催でしたが，前回と異なり具体的な提案がいくつか出てきましたので内容のある充実したミーティングとなり，約１時間で終了となりました．
私の学年はようやくライングループとして９名の参加を集め，連絡体制が整ったばかりであり，ZOOMミーティング参加への階段口にたどり着いたところです．今後，当時の写真や資料などを共有しながら，学年としての紹介スライドを作成し，あわせて学年内のZOOMミーティング実施を模索していきたいと考えています．
東日本大震災から１０年経ちました．当時は東京本社勤務時で，別のブログにてその日の様子を綴りましたが，その原稿が残っていますので，５年前本ブログで綴ったのと同様，そのまま再掲します．
多くの御霊に合掌．
＊＊＊
「地震×津波」2011.3.12
２０１１年３月１１日１４:４６激しい地震の揺れに見舞われました．
いつになく大きな揺れにただ事ではないと感じましたが，次第に本格的な揺れとなり，急いでヘルメットをかぶり仕事場の３階フロアから非常階段をつたって降り，表通りに出ました．幸いビルからのガラス落下は無いようでした．数分後，大揺れが落ち着いたようなので再びフロアに戻り，ＴＶニュースで状況確認をしたところ，宮城震度７，東京でも震度５強等驚くべき画面にうろたえるばかりでした．私のフロアは管理部署なので全国の支店の被災状況，社員や家族の安否確認に追われました．
都内の公私交通機関はすべてストップしましたので徒歩で帰宅できる社員は早々に帰るよう指示が出ました．私は会社のある日本橋から自宅の新宿区の西端まで約１２ｋｍ徒歩で帰ることにしました．会社の安全部会で習ったこともあり，一度は徒歩帰宅をしてみる必要があるかなと思っていたのですが，現実に実行せざるを得ない状況となりました．徒歩での帰宅が不可能な社員は会社に留まることにしたようです．結局自宅まで３時間かかりました．普段の運動不足がたたって家に着いたときは足が棒のようになってしまいました．途中家の近くのコンビニで食糧を買いましたがパン類は売り切れでした．
家の中は棚や家具の上の置物等が落下しており，ガス栓が自動遮断されていましたが思っていたほどの被害はありませんでした．家族とは地震発生後直ちに携帯で連絡を取ったのですがまったくだめでした．当時家内はたまたま用事で浅草に出向いており，帰宅手段が無いため近くのホテルを確保しました．娘は仕事現場だった品川からタクシーで丸ノ内の会社までたどり着き，会社泊となりました．家族とメール連絡がついたのは徒歩帰宅途中の１９：００頃だったと思います．災害時における家族内リスクマネジメントの見直しを迫られた思いです．
ＴＶに映る津波の画像はあたかも映画でのＣＧの世界のようで，これが現実に起きている事象とはにわかに信じられませんでした．福島県は１３年前から６年余赴任した思い出深いところであり，画面で被災状況が映されるたびに心が痛みます．県東部の海岸地域は「浜通り」と呼ばれ，東北にしては冬でも暖かく，新鮮な魚やウニなどが舌を楽しませてくれました．これらなじみの街並みが津波に呑まれていく様子は見るに耐えられません．一刻も早い人命救助と復旧をただただ祈るばかりです．
きょう２月２３日は富士山の日です．
静岡県と山梨県が共同で制定した「富士山憲章」（1998年11月）に基づき，静岡県は2009年12月，山梨県は2011年12月にそれぞれの県条例にて制定されました．今朝は風が強かったせいで花粉により少しかすんで見えますが，富士山の姿には癒されます．
先日行われた大学マンクラOBOG会学年幹事による第２回ZOOMミーティングで，本番のZOOM形式OBOG会の開催日を早く決めてほしい提案をしたところ早速開催案がまいりました．かなり時間があるので学年内でZOOMミーティングへの参加を促してほしい旨ですが，私どもの学年ではようやくライングループを立ち上げたばかり．学年内のZOOMミーティング開催までには程遠い状況です．コロナ禍での開催なのでオンライン形式の選択は致し方ありませんが，OBOG会はできれば顔を合わせての開催がベストですね．
山梨側からの富士山，八ヶ岳など久しく見ておりません．１日も早くコロナが収束し，再び甲府に集える日が来ることを願うばかりです．
意外な取り合わせのようですが，モーツァルトの曲を聴かせながら醸すワインといった手法が日本酒の世界でも行われておりました．
一時期はオーディオ機器の分野で熱烈な人気を誇ったオンキョーですが，このところ赤字続きで昨年は多額の債務超過に陥ってしまったようです．そんな中でも新分野へのチャレンジもしており，最も有名な日本酒の一つである「獺祭」を造る旭酒造と組み，上記のような酒造りを始めています．オンキョー製の音響機器で醸造樽に最適な振動を与えることにより，より美味な日本酒を生み出す企画です．聴かせる音楽はこのために新たに作曲された交響曲第１番「獺祭」（作曲：和田薫）で，旭酒造の歴史や酒造りをイメージして作曲されたようです．日本センチュリー交響楽団による演奏で，今月２月２７日豊中市にて初演される予定とのこと．
獺祭は好きな酒ですし，２２年前に購入したオンキョーのミニコンポはいまだに就寝前にジャズを聴くため愛用しています．旭酒造の勢いに乗じてオンキョーも頑張ってほしいところです．
先日，メルケル首相率いるドイツ与党のキリスト教民主同盟（CDU）の後継党首選が行われ，ラシェット氏が新党首に選出されました．１６年の長きにわたりドイツ国内はもとよりEUのリーダーとして，G7の主要メンバーとして活躍したメルケル首相は今年９月で退任すると表明しましたが，このことが世界１０大リスクの一つとして注目されました．いかにメルケル首相の存在が世界平和にとって貴重であったかを示しています．後継者にとってその重みは計り知れませんが，その意を引き継いでいただきたいものです．
一方，米国においては国民の分断と民主主義の破壊をもたらしたトランプがホワイトハウスから去り，きょう（米国２０日）バイデン新大統領が誕生しました．就任コメントを聴けば本来政治家が目指すべき当たり前の言葉が連なり，心に安堵感がにじみ出てきました．派手さはありませんが，さんざん痛めつけられた米国の民主主義が息を吹き返すかのような思いがいたします．
メルケル首相の退場とバイデン新大統領の誕生は世界をどのように変えていくのか興味は尽きません．同時に我が国のリーダーは世界のニューリーダーとどのように伍していくのか．一抹の不安は隠せませんが，まず求められるは新型コロナ感染の収束であることに間違いありません．
コロナ感染拡大に歯止めがかからず，とうとう感染爆発の領域に突入してしまったようです．首都圏ではコロナ症状が出ても検査，診療の遅延やコロナ診断後の入院拒否など，患者は自宅療養を余儀なくされる羽目に．自宅療養とは聞こえが良いのですが，実質は自宅への患者放棄といえます．ここ数日で自宅療養患者の死亡例が報告されるに至り，いよいよ医療崩壊が現実となりました．世界有数の医療環境を誇る日本での出来事とは到底予想できないことが現実に起こっています．重症患者の増加が続けば患者の選別，いわゆるトリアージが行われることになるとの日本医師会長の警告はまさに日本の医療の限界を示しています．
こうした事態に陥ったのはなぜか．この１年の経過を見る限り，政府の無策が招いた人災であると思えてなりません．
新しい年が明けました．
平穏な日常が奪われ，生活スタイルの変容が求められた昨年のコロナ禍．こうした非日常は１０年前の東日本大震災でも経験しました．地震や津波による被害はもとより，目に見えない放射能汚染が不安を一層掻き立てました．今回も目に見えない厄介者は変異しながら感染拡大を続け，いまだに収束の光が見えてきません．頼みのワクチン接種も具体的な実施計画が伝わってこない有様です．厄除け祈願しようにも参拝に出かけるのに気が引ける現況です．
感染爆発，医療崩壊で明けた新年．天災なのか人災なのか問うのも虚しい限りですが，一日も早く感染収束を願うものです．
