2018年6月22日金曜日

久ぶりの本

前回自分で買った本が「国家の品格」(藤原正彦)で,12年も前に遡るほどの読書嫌いなのですが,このところマンドリン界で話題となっている本「休日に奏でるプレクトラム」(神戸遥真)が気になっておりましたので早速買ってきました.

学生時代に部活でマンドリンを弾いていた,ちょっと自信無さげな女性が社会人となり,しばらく楽器を弾くことから遠ざかっていたのだが,ふとしたことから尊敬する会社上司の半強制的な誘いに促され,再びマンドリンを手にすることに.新しく加入したマンドリンアンサンブルを取り巻く人間模様,演奏活動を通してストーリー展開していきます.私の愛器クラAやらジュゼッペ・マネンテ等々,マンドリン界でしか通じない用語が出てきて楽しく読めました.

およそ年代がかけ離れた女性からの目線なのでどうかとも思いますが,私が現在所属している社会人マンドリン演奏団体にも現役大学生がいたりと,若手が増えつつありますので,現代人のこうした心情の揺らぎが手に取るように分かり,若手団員との接し方に大いに参考となりました.

様々な業種の老若男女が価値観や感性の違いを超え,ひとつの音楽を創り上げていく喜び.改めてそんな思いに浸りました.






2018年6月17日日曜日

カフェタイム・コンサート

先日の県フェス合同演奏ステージにてコンマスとギタートップを担当していただいたお二人のデュオ・コンサートがありました.梅雨時の晴れ間で気持ちのよい日曜の午後,市内の喫茶店「やまぼうし」には30名程の客が集まってきました.県フェス時の知った顔も何人かいました.私は間近で聴ける席を取りたくて,昼過ぎから昼食を兼ねて早めに来店しました.

奏者のお二人はプロではないのですが,アマチュアとしては演奏技術に長けた奏者として知られています.こうしたコンサートはこれまでも行っていたようですが,私が聴くのは今回が初めてです.曲目は前半はカラーチェ作曲の独奏曲が3曲,後半はギタリストの佐藤弘和や藤井敬吾の作品が3曲演奏されました.休憩タイムにはマリオネットの作品を2曲ほど,アンコールとして1曲演奏してくれました.

演奏会の1曲目というのはやはり上がるものですが,曲が進むにつれて本来の熱のこもった演奏を聴かせてくれました.様々な音色の発音を駆使して,自分の音楽を聴かせようとの思いが伝わってきました.このお二人には県フェスでトップを務めていただき大変有難かったと思います.







2018年6月9日土曜日

顔合わせ会

娘の彼氏が4月に自宅に来たかと思えば,今度は親同士の顔合わせ会です.いつの間にやら時は進んでいます.今どきは仲人など立てず,結納の儀式も無いようです.会場は市内の料亭で,結婚式も執り行われていました.梅雨時にもかかわらず,ジューンブライドに憧れる女性は少なくないようですね.梅雨入りになったばかりでしたが,きょうは強い日差しの晴天に恵まれました.しかも大安吉日ともなれば,結婚式場は賑わっていたことでしょう.

相手方の親御さんは穏やかでいい方でしたので安心しました.結婚式は年末の予定ですが,あれこれ忙しくなりそうです.


 会場の浮月楼









2018年6月7日木曜日

梅雨入りの訪問者

昨日,東海地方の梅雨入りが発表されましたが,そんな知らせとともに珍客が舞い込んできました.タマムシ君です.昨年の6月にも同じように外廊下に転がっていました.ただ昨年見たときは何十年ぶりに目にしたものですから,たいそう珍しい昆虫に出会えたものと喜んだものですが,また同じ時期にこうして目にするということは大して珍しい虫君でもないのかとも思えてきました.

自宅マンションの外廊下には夏になると様々な虫君が転がっています.アブラゼミ,クマゼミ,コガネムシ,カブトムシ等々.裏山にいる虫君たちは夜間の電灯にひかれて集まってくるのでしょう.そんな中でもタマムシ君はとびきり色鮮やかな洒落者です.

タマムシといえば法隆寺の国宝「玉虫厨子」が有名ですが,タマムシの羽はほとんどが剥がれ落ちてしまっているようです.現物は見たことがありませんが.

タマムシ君の命は成虫になってたかだか1か月ほどしかありません.昨年は家の中に置いて4日ほどで死んでしまいましたが,今年のタマムシ君は元気そうなので逃がしてやることにしました.裏山に向かって飛んで行ってくれたのでよかったです.



 手の上を歩く


 ときどき死んだふりをする 

 元気がいい

  レンズを見つめる



2018年6月4日月曜日

友人へのお礼


翌日は山梨土産を買いに行くという先輩についていきました.甲斐善光寺近くにある山梨県地場産業センター「かいてらす」という施設です.山梨土産といえばワインですので,店員さんの話を参考にしながら,勝沼の白(甲州,甘口)にしました.その他山梨県の名産品ですと,甲州印伝や水晶等の宝飾品が有名ですが,店内に展示してあった1億円の水晶玉には目を奪われました.

ついでに近くの甲斐善光寺に寄ってみました.武田信玄が信濃善光寺を模して造らせた寺です.学生時代に一度は訪れているはずですが,あまり記憶にありません.

次は甲府駅近くの舞鶴城公園です.時間が限られておりましたのでごく一部しか見れませんでしたが,ずいぶん整備されきれいな公園に様変わりしておりました.一度ゆっくり見て回りたいところです.

さて,昼は山梨県のマンドリン界で活躍している友人とのランチです.実は先月の静岡県マンドリンフェスティバル開催にあたって,数々のアドバイスをいただいたり,プログラム作製の参考にさせていただいたりと大変お世話になった方です.昨年4月に開催された山梨県マンドリンフェスティバルを見学させていただき,その実行委員を担っていた友人は会計担当でもあり,イベントのすべてを把握されておりました.その的確なアドバイスはどれほど私の背中を押してくれたかしれません.学生時代共にマンドリン音楽を楽しんだ仲間として再びこうして情報交換できることはなんとも有難いことです.ランチはイタリアンの店だったのですが,奇遇にもジュゼッペ・アネダのマンドリン協奏曲がかかり,楽しいランチタイムを過ごしました.

こうして2日間にわたる甲州の旅も晴天に恵まれ,旧友に囲まれ,楽しい思い出として加わることになりました.また2年後も元気に再会できるよう,健康に気をつけながら,マンドリンの練習にも励もうかと思います.


 天然丸玉本水晶 1億円!

 甲斐善光寺










 境内から富士山が見える

 舞鶴城公園





OB会開催

長距離ドライブでは時間に余裕を持たせることが大切です.昼の12時に甲府の会場に着けばよいので,自宅を8時時半に出発しました.3時間半あれば余裕です.ところが,カーナビで設定した通りのコースを外してしまい,富士川沿いのR52ではなく,西富士道路に出てしまいました.梅雨シーズン直前の晴天でもあり,道には関東ナンバーの車が押し寄せ渋滞にはまってしまいました.どうやら「まかいの牧場」目当ての家族連れが多かったようです.それを過ぎますと,道も順調に流れ出し,緑鮮やかな朝霧高原の景色を楽しみながらドライブできました.
結局,会場に着くのに3時間を要してしまいました.簡単に昼を済ませ会場に入りますと,すでに先輩OB達のアンサンブル練習が行われておりました.

私が参加する合奏本番では簡単な曲ばかり数曲を演奏しましたが,なにせぶっつけ本番ですので合わせにくい箇所が多々ありましたが,なんとか無事,演奏終了まで漕ぎつけられました.

夕方は懇親会です.今回は期ごとのテーブル席でなく,ランダムに席が決められておりましたので,これまでお話できなかった先輩方とも話せる機会ともなりました.次第に席がばらけてまいりましたので,私はまずは当時お世話になった先輩方に挨拶して回り,後半は後輩達との情報交換を行いました.年代は異なれど,同じ楽器,音楽に親しんだ者同士として楽しい時間を過ごしました.

以前でしたら,二次会で飲み直しに出向くところですが,翌日は車での長距離ドライブが控えておりますので,アルコールは一次会までで止めておくことにしました.


 

 

2018年6月1日金曜日

明日は大学マンクラOB会

2年ぶりとなる大学マンクラOB会.幸い梅雨直前の貴重な晴天に恵まれそうです.演奏する曲目は簡単なものばかりですので事前練習はろくにしておりませんが,とにかく先輩方に囲まれている状況がなんともいえず,学生時代にタイムスリップさせてくれます.今回は後輩たちとも語り合えたらと思っています.

静岡から甲府まではたかだか100km程度なのですが,以前とちがい長距離ドライブには疲れ気味になりました.40代まではばりばり運転しまくっておりましたが,50代後半からはドライブから縁遠くなり,たまの長距離走行にはどっと疲れが残ります.明日は早めに出かけてのんびりドライブを楽しむこととします.