2018年6月7日木曜日

梅雨入りの訪問者

昨日,東海地方の梅雨入りが発表されましたが,そんな知らせとともに珍客が舞い込んできました.タマムシ君です.昨年の6月にも同じように外廊下に転がっていました.ただ昨年見たときは何十年ぶりに目にしたものですから,たいそう珍しい昆虫に出会えたものと喜んだものですが,また同じ時期にこうして目にするということは大して珍しい虫君でもないのかとも思えてきました.

自宅マンションの外廊下には夏になると様々な虫君が転がっています.アブラゼミ,クマゼミ,コガネムシ,カブトムシ等々.裏山にいる虫君たちは夜間の電灯にひかれて集まってくるのでしょう.そんな中でもタマムシ君はとびきり色鮮やかな洒落者です.

タマムシといえば法隆寺の国宝「玉虫厨子」が有名ですが,タマムシの羽はほとんどが剥がれ落ちてしまっているようです.現物は見たことがありませんが.

タマムシ君の命は成虫になってたかだか1か月ほどしかありません.昨年は家の中に置いて4日ほどで死んでしまいましたが,今年のタマムシ君は元気そうなので逃がしてやることにしました.裏山に向かって飛んで行ってくれたのでよかったです.



 手の上を歩く


 ときどき死んだふりをする 

 元気がいい

  レンズを見つめる



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