静岡県知事選挙の投開票が昨日行われ,現職の勝利が決まりました.
国交省から送り込まれた刺客候補は県内の多数派を占める自民系県議会議員,市町の首長らの支援を背景に,現職批判を連日繰り広げました.自民党本部からは外相や官房長官など有力議員が応援に駆けつけました.強大な組織力をバックにした刺客候補に対し,さすがの現職も今回は相当な苦戦を強いられるのではないかと心配していました.
結果は現職の大差での勝利となりました.4期目も引き続き現職に担っていただくことの安堵感とともに,うれしかったのは県民の良識が確認できたことです.国民に寄り添う姿勢が見られない現政権への批判が今回の知事選結果の底流として感じられました.現職知事には県民のため,起承転結の「結」としての4期目を成し遂げていただきたく思います.
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