2015年1月26日月曜日

総会2015

2015年度愛好会総会が開催されました.私にとっては2回目の会議出席ですので,参考となるのは前回の会議内容のみですが,それにしても今回は会の基本姿勢が問われる重大なテーマが掲げられておりました.場合によっては分裂なんてことも想定されかねない含みをもったものでした.それだけに発言者もベテラン会員の一部や若手もわずかなメンバーに限られてしまいました.内容的に発言しにくい会員もいたことでしょうし,時間の制限もありましたが,もう少し積極的な意見のやりとりが欲しかったのが正直なところです.とはいえ,これが現実の愛好会としての限界なのかもしれません.これまでにない重要なテーマが掲げられていたにもかかわらず総会出席者があまりに少なすぎることです.会員55名に対し,出席者は半数の28名でしかありません.委任状提出が13名ですので計41名と総会の成立条件(過半数)は満たしているとはいえ,ほぼ半数の会員は会の存在意義に関わる重要なテーマについて述べ合う機会を逸しているのです.愛好会とは交流団体でもあるBFの内情を多少とも知っている者からすれば,より総会に対し熱心ですし,その後の新年会出席率も老若男女含めて高いのです.こうした問題は,私が在京時期に感じたことなのですが,在京団体は相当にコアなものから緩めの団体まで数多く存在し,選択肢が圧倒的に多いわけです.したがってそこに集まるメンバー同士はその指向性の差は少ないはずです.時には異なる音楽をやってみたい時でも,比較的身近にどちらかの団体に参加できる環境下にあります.一方,ローカルでは団体数が限られ,選択肢も狭い.したがって限られた団体の中においては,メンバー同士の指向性にもかなりの振れ幅の違いがあることを前提に運営していくこととなるのです.定演での選曲しかり,練習時間しかり,行事参加しかり,そして総会への参加もまたしかりです. さて,今回総会に投げかけられたテーマは図らずとも,会員個々がより真剣に取り組み,パートとしての機能を一層充実させることにより,結果としてより高い音楽を目指すことができるのではないかという愛好会の方向性を再認識する機会ともなりました.「四十にして惑わず」とも云われますが,愛好会も新たな41年目に向けスタートを切ったところです.

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