昨日は発達した低気圧の通過に伴い,風速30mの強風雨に見舞われた関東地区ですが,熱心なBFメンバーは雨が降ろうが風が吹こうが電車が止まろうがおかまいなしに集まってきます.
前回は欠席したのでできなかった「○イリング・○イ」から手慣らしで始めます.BF指揮者独特の練習法で曲の基本骨格を形作っていきます.当曲はmarchなのでリズム感が命となりますが,マンドリンという楽器の特性を考えた上手いやり方です.BFでは練習方法にしろ音楽解釈にしろ感心させられることが多々あります.
次に急遽取り上げられることとなった「序曲○○」.この曲はイタリアオリジナル作品でも珠玉の名作として弾かれる機会の多い曲です.私が大学定演役員時代に選曲した曲でもあり思い出深い曲のひとつです.当時私は日本女子大の演奏を手本としていて,フルートやティンパニーも入った絢爛な演奏はオリジナルとは少し異なっていたかも知れませんが演奏は素晴らしいものでした.今回BFでのテンポは全般的に早目にすっきり進み,最後のpiu mossoも文字通り早目で突っ込みます.昔関西ではこの箇所はテンポを落として入るのが通説なのかなと思い込んでいましたので,BFではどうするのかと興味津津でしたが,やはり関東風のようです.いやいやクボタカのは関東でもかなり遅めですし,今では東も西も無いようです.いずれにせよ,BFでこの曲が弾けるとはなんとも嬉しい限りです.
残る協奏曲と叙景的幻想曲はまだまだ弾けてないところが多く個人練習が必要です.
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