私が日頃関心を寄せる話題,AIの未来と民進党の存在について,昨日の新聞のオピニオン欄に載っていました.
AIのめざましい進歩により将来,人知を上回り,かなりの人の仕事が奪われるとの予測が紙面を賑わしています.今回はAIには絶対できないこととして新しい価値を生み出すこと,イノベーションを起こすことが挙げられています.どれほどのビッグデータをもってしてもそれらはあくまで過去のデータの積み上げにすぎない.そこから新しい価値を生み出すのはやはり人間にしかできないとの理屈です.なるほどとは思うのですが,例えばAIは作曲ができるところまできていると聞いたことがあります.新曲を生み出すことは大それたことではありませんが,新しい価値を生み出す分野の一つだと思う者からすれば,AIの進歩には驚くばかりです.
民進党については与党に伍する野党第一党として,政権批判票の受け皿となるべき存在でありながら,その役目がまったく果たされていませんでした.支持政党無しが有権者の5割ほどを占める状況は異常であり,まさしく政治不信の責任は与党,野党ともにあると言えます.小選挙区制が続く限り,野党は従来のイデオロギーの枠を越え,一大団結し,一強与党に対峙しなければなりません.東京都議選やフランス大統領,議会選挙結果を見れば,既存の2大政党自体の限界を示しています.今一度「民主党」としてのスタートを期待したいところです.
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