2017年7月28日金曜日
グランシップ・レコードコンサート
「プレミアムな劇場の音響空間でTHE BEATLESとTHE ROLLING STONESをオリジナルLPで聴く」といったレコードコンサートが開催されました.スピーカー群は仮設メインスピーカーに劇場付属のウォールスピーカー,フロントスピーカーにサイドスピーカー(全てアンプ内蔵スピーカー)です.プレイヤーはダイレクトドライブの名機Technics
SL-1200MK3.音量は実際のライブ演奏に近いレベルに設定してあります. こうして普段自宅では聴くことのできない音量でのレコードコンサートが始まりました.確かに大音量で聴くビートルズは迫力はあるのですが,実際目の前で演奏している様子が想像できるかといえばそうでもないのが正直な感想です.音源自体が古い録音のせいもあるかもしれませんね.ストーンズは知っている曲が限られているので,今回の選曲では知らない曲が多かったこともあり,途中で退席しました.
今回のレコードコンサートはグランシップで初めての催しでしたが,集まった客は30名ほど.企画側としては拍子抜けしているかもしれませんが,継続すれば徐々に増えていくのではないでしょうか.ジャズやクラシックの再現も期待できそうです.
関心事2件
私が日頃関心を寄せる話題,AIの未来と民進党の存在について,昨日の新聞のオピニオン欄に載っていました.
AIのめざましい進歩により将来,人知を上回り,かなりの人の仕事が奪われるとの予測が紙面を賑わしています.今回はAIには絶対できないこととして新しい価値を生み出すこと,イノベーションを起こすことが挙げられています.どれほどのビッグデータをもってしてもそれらはあくまで過去のデータの積み上げにすぎない.そこから新しい価値を生み出すのはやはり人間にしかできないとの理屈です.なるほどとは思うのですが,例えばAIは作曲ができるところまできていると聞いたことがあります.新曲を生み出すことは大それたことではありませんが,新しい価値を生み出す分野の一つだと思う者からすれば,AIの進歩には驚くばかりです.
民進党については与党に伍する野党第一党として,政権批判票の受け皿となるべき存在でありながら,その役目がまったく果たされていませんでした.支持政党無しが有権者の5割ほどを占める状況は異常であり,まさしく政治不信の責任は与党,野党ともにあると言えます.小選挙区制が続く限り,野党は従来のイデオロギーの枠を越え,一大団結し,一強与党に対峙しなければなりません.東京都議選やフランス大統領,議会選挙結果を見れば,既存の2大政党自体の限界を示しています.今一度「民主党」としてのスタートを期待したいところです.
2017年7月25日火曜日
目覚まし蝉
裏山の蝉たちは日の出とともに鳴き始めます.ジャワジャワジャワとうるさいことといったら目覚まし時計どころではないのですが,私は嫌いではありません.いかにも日本の夏を感じさせる季節音です.北欧には蝉はいないようで,蝉時雨を聞いたことがないようです.たしかに裏山の木々全体が鳴いているかのようです.
裏山の右半分は竹林
2017年7月18日火曜日
ビアンカらしさ
四半世紀の節目を経過した社会人マンドリン演奏団体が,次なる新たな方向性を模索しながらの演奏会であったような気が致します.イタリアオリジナル曲を中心に据えるスタイルに揺らぎはありませんが,従来のコテコテ的な味付けからかなりオリーブオイルを減らし,赤よりむしろ白ワインのほど良い酸味が良質なマリアージュとなるような音楽会といえましょうか.
イル・プレットロ誌を飾ったオリジナル作品を集めた1部では小品が並び,中では「ガボット・セレナーデ」(アマデイ)の品の良さ,「夜の静寂」(シルヴェストリ)の豊かな表現力が印象的でした.1部最後の「劇的序曲“情熱の翼に乗って”」(カペレッティ)は一般的に奏される譜面とは異なり,ティンパニが無く,ホルンが加わった版で,副題の付いた原典に最も近いとされると解説されていました.本曲は私が大学役員時の定期演奏会最後を飾る曲でしたので思い出深いのですが,かなりの違和感がありました.シンコペーションを多用しながら徐々に盛り上げていく緊張感も若干異質のものでした.むしろ私の大学時代の演奏のほうがそれこそコテコテのドラマティック性を帯びていたような.有名作品の汎用版を避け,より原典版に近いものを手掛けるところがいかにもビアンカらしいといえるかもしれませんね.
石村隆行氏の編曲作品を集めた2部では最後の「組曲“田園にて”」(ミケーリ)が本日の白眉でした.ミケーリ作品を得意とする当楽団の技術力,音楽性がいかんなく発揮された演奏で感動しました.相変わらず当楽団の指揮者たちは奏者からの音の出させ方が実に上手い!
さて今回はこれまでに無かったいくつかの気になった点がありました.強音後の休止での雑音や曲開始前の調弦の遅れ等です.使用楽器からプログラム,服装にまでこだわりを持つ楽団にはこうした些細な点にも気を配ってほしいものです.
アンコール曲はこの日命日となる細川ガラシャを偲び「劇楽“細川ガラシャ”」が演奏されました.どうやらミケーリで終わる時のアンコールはサプライズ傾向?のようです.
アンコール曲ですのでそれ用に管楽器を用意するには至らなかったのかもしれませんが,本曲のハイライト部分はフルートやオーボエが欠かせません.少々物足りない「ガラシャ」でした.
そんなこともあって,それまでの白ワインテイストが散逸してしまったような気が致します.この日は「海の日」でしたので,因んだ佳曲でも演ってくれたら後味の余韻も違ったものになっていたかもしれません.
自他ともにクオリティの高さを誇るビアンカ,次のプログラムが楽しみです.
いつものトリトンスクエア
夕刻のトリトンスクエア周辺
2017年7月16日日曜日
高校同期会
3年ぶりとなる高校同期会が市内ホテルにて開催されました.参加者は84名ですのでほぼ毎回並みのようです.前回は還暦記念同期会でしたので110名以上の参加で盛り上がりました.この年齢ともなると物故者や案内状不要者が増えてきているようですが仕方ありませんね.昨年11月には関東支部会が東京駅ステーションホテルで開催され,静岡からも多くの参加要請を受け15名ほどが出かけました.あれから9ヵ月ほどしか経っていませんが,関東からの参加者もそこそこあったようです.
マンドリンクラブ同期では卒業以来の再会となる友人が顔を見せ,懐かしさもひとしおでした.数年前に大病を患ったようで,げっそり痩せてはいたのですが,こうして出てこれるだけでも気分転換になったのではないかと思います.
二次会のビアホールの次はマンクラのドリン系3名でロック喫茶です.この日はビートルズ特集でしたので久々にシャウトしてきました.
2017年7月10日月曜日
2017年7月8日土曜日
七夕のフォークソング
静岡市が主催で開催しているHotひといきコンサート.今回は会場が清水庁舎だし,フォーク特集なのでいつもでしたらわざわざ出かけることはないのですが,出演者がマキタさんとなればちょっと聴いてみたいなってとこです. マキタさんは静岡市内でロック喫茶「マキタさんとミッちゃんトコ」を経営しているロック,フォーク好きのギタリスト兼ボーカリスト.この店にはまだ数えるほどしか訪れていないのですが,ビートルズ特集の時などはほんとに盛り上がり,ファンにとりましては楽しいことこのうえなしです.
さてこの日のプログラムはフォーク特集なので往年のフォークソング名曲をとりそろえてのステージです.「岬めぐり」,「なごり雪」,「春夏秋冬」,「神田川」,「赤ちょうちん」,「22才の別れ」,「少年時代」,「夏まつり」,「帰れない二人」,「旅の宿」,「今日までそして明日から」,「落陽」の12曲.かぐや姫や陽水,拓郎のヒット曲が中心ですが,こうした曲を口ずさんでいると楽しかった学生時代が走馬灯のごとく脳裏をかすめていきます.かぐや姫はカミさんの好み,陽水は私がはまりました.拓郎は高校時代の友人の一人が熱心なファンでしたが,私にはいまいち引っかかりませんでした.一応私もクラシックギターを弾いていたことがあるのですが,フォークでよく使うスリーフィンガー等はなかなか上手くできませんでしたね.
マキタさんは私と同年代ですが,歳を感じさせない声とギターテクニックにより久々にフォークソングを楽しめる一時を過ごしました.七夕の今宵は学生時代よく聴いた陽水を今一度かけながら,当時の人との出会いを懐かしむとしますか.(昨日の話)
コンサートのポスター
コンサート会場の清水庁舎3Fふれあいホール
2017年7月1日土曜日
7月の朝
梅雨明けが待ち遠しい7月に入りました.朝方はどんよりとした雲に覆われていましたが,今は雲間から青空も覗き,洗濯物も少しは乾いてくれそうです.
政権のご都合主義で国会を早々閉会させ,その後はとんだ騒動が政権の足元から湧き出る毎日ですが,有権者にしてみれば呆れかえるばかりです.しかもこうした政権にとっての痛手をマスコミ報道のせいにするに至っては,政治の堕落ここに極まる!ですね.まるでお隣の大国のようになってしまいそうです.
こんな堕落した政治家連中には早々にAI(人工頭脳)に取り換えてしまってはいかがでしょうか.「AIの,AIによる,AIのための政治」の方がよっぽどマシではないかと.ただしそこにAI(愛)があるかどうかが問題ですが・・・それにこんなこと言ってたら共謀罪で挙げられてしまうかもね・・・あぁ早く梅雨明けしないかな.
登録:
投稿 (Atom)