2017年5月30日火曜日
マツダロータリーエンジン誕生50周年
きょうの夕刊で標題の件を知りました.本日が誕生50周年記念日とのこと.初のマイカーが初代RX-7だった者としては共に祝いたい気分です.父もマツダが好きでした.
ロータリーエンジンはとてつもない高回転を誇りましたが,低回転域のトルクが薄く,また電気系統の脆弱さかアイドリング中にエンストしてしまうこともままありました.癖のある扱いにくさがありますが,高回転まで上り詰めるエンジン特性はロータリーファンだけが味わえる快感でした.燃費を気にして乗る車ではありません.
マツダの初代ロータリーエンジン車はコスモスポーツですが,画期的エンジン搭載車にふさわしい革新的デザインをまとっての登場となりました.未だにその秀逸なオリジナリティは色褪せてないと思います.
私にとっての初のマイカーRX-7は義兄から譲ってもらった中古車ですが,赤のスポーツカーはかなり目立ちました.短い期間の乗車でしたが思い出深いマイカーの一つです.
青山マンドリンアンサンブルin浜松
二日酔いで若干の頭痛を伴いながら浜松アクトシティに向かいました.昨年開催した静岡県マンドリンフェスティバルのゲスト青山忠さんが率いるマンドリンカルテットの演奏会にてスタッフとしてお手伝いするためです.
午前中はリハーサルの一部を見学させていただきました.トレモロが速く細かいわけではないのに,とても澄んだ響きと繊細な音色に感動を覚えました.昨年の県フェスでの合奏指導がふと脳裏をかすめます.繊細なピアニシモの部分を納得いくまで何回でも繰り返す.そんな音楽への姿勢がそのまま四重奏の音として現れた演奏でした.
240席用意された会場はほぼ満席で埋まりました.
息子さんの青山涼さんのマンドラも聴きものでした.涼さんを初めてステージで聴いたのは彼が中学3年生の時に挑戦されたソロコン関東予選会でした.それ以来何度かソロコンで聴きましたが,今回は大学4年生になられ,ずいぶん逞しくなられた印象です.マンドラでも確かな技量に裏付けされた余裕の演奏を聴かせてくれました.
セカンドマンドリンの小野朋子さん,ギターのキム・ヨンテさんとのカルテットは息もピッタリ,曲間のトークもユーモアたっぷりで大いに観客を喜ばせてくれました.まさしくプロのステージですね.
曲によりバラライカもフューチャーし,これも耳目をひきました.バラライカは単線なので複線であるマンドリンよりも少し速めのトレモロのようでした.独特の雰囲気を醸し出します.
終演後はスタッフとして打上会にも参加させていただきました.青山カルテットは前日に岐阜公演がありましたのでメンバーの皆さん大変お疲れだったとは思いますが,打上会に参加いただき,いろいろと興味深い話を聞かせていただくことができました.
幅広い年齢層に馴染みある曲を爽やかで心地よいマンドリンサウンドで届けてくれる青山カルテット.静岡市にもお呼びしてみたくなりました.
浜松駅前の出世大名家康くん
会場のアクトシティ浜松音楽工房ホール
打上会会場「とぅくとぅく」
白身魚のマリネ 美味!
スタッフと一緒に
弾き直し体験
愛好会サロンコンサートには4回目のエントリーとなりますが,何回やってもあがり症から抜けられません.二重奏の相棒も以前から自分はあがり症だとは言っていたのですが今回ようやくそうだったんだとわかりました.どうせ冷や汗ものの演奏なら早く楽になろうと,毎回一番目に演奏することにしています.それでもこれまで途中で止まることはなかったのですが,今回は初めてリピートのタイミングがずれてしまい,弾き直しをするはめになってしまいました.散々な演奏でしたが,これもいい経験とし次に生かせればと思うことにしました.
打上会には愛好会1stパートの新入会員2名の参加もあり,盛り上がりました.一週間後には1stパートの新入会員歓迎会が予定されていますが,もうすっかり馴染んでいただけたようです.
サロンコンサート後はいよいよ定期演奏会に向けた練習が本格化しますので,平日練習も少しずつ参加人数も増えてくることでしょう.このところの平日練習はパートによっては一人,二人だけといった状況が続いていましたので,腕に自信のないメンバーは余計参加しづらくなってしまいます.いずれにせよ,新加入者が続いたことは久々に明るい話題でした.
さて来年のサロンコンサートのエントリーはどうしたものか.少なくとも弾き直しだけは無いような演奏を・・・なんて毎年目標レベルが下がる一方みたいな・・・
2017年5月20日土曜日
トレインフェスタ2017
これも毎年恒例のトレインフェスタです.会場はグランシップですが,天気はいいし,帰りは会場隣りで開催のオクトーバーフェストに寄ってビールでも飲んでいこうと歩いて出かけました.
毎年似たような鉄道模型が並ぶのですが,本物そっくりにジオラマの町を走り抜ける列車を眺めるているだけで童心に帰るような気がします.
フェスタ会場を見て回った後は,東静岡駅前で開催中の本場ドイツビールの祭典オクトーバーフェストに立ち寄りました.今回はミュンヘン郊外にある世界一古いビール醸造所と云われるヴァイエン・ステファンをチョイス.飲みやすいピルスナーを注文したのですが,本醸造所の一押しはヘフェヴァイス(白ビール)だったようです.つまみはもちろんソーセージ(ヴァイエルン風ジャーマンブルスト3種盛合わせ)にザワークラウトです.昼から飲むビールは格別!
会場のグランシップ
人気のミニ機関車
各クラブの鉄道模型が並ぶ
静鉄新型車両
東静岡駅よりグランシップを望む
オクトーバーフェスト会場
ヴァイエン・ステファンをチョイス
必須のソーセージ
静岡ホビーショー2017
静岡模型教材協同組合主催の恒例静岡ホビーショーがツインメッセ静岡にて開催されました.私は模型といえばタミヤとの思い込みがあったので,タミヤフェアは欠かさず見に出かけていたのですが,ホビーショーは初めてです.
今回のホビーショーでは260以上の模型クラブが集結し,展示作品数は約10,000点と世界最大級の模型展示会となっているようです.モデラースクラブ合同作品展では全国の模型ファンが自慢の作品を持ち寄り,その数と出来栄えには圧倒されました.
雨天にもかかわらず県内外の多くのファンが会場に押し寄せ,会場近くの駐車場にたどり着くまで1時間もかかりました.
ゼロ戦
B-29
コルセア
ムスタング
B-25
スピットファイア
メッサーシュミット
ドイツ戦車
アメリカ戦車
ティレルP34 SIX WHEELER(本物)
Star Wars系
フィギアのモデル
モデルガン PYTHON.357MAGNUM 6INCH
2017年5月11日木曜日
なんじゃもんじゃ
きょうも日差しが眩しい好天に恵まれましたので,なんじゃもんじゃの花が満開という市内の城北公園に行ってきました.
正式名は「ヒトツバタゴ」といってモクセイ科の落葉木です.5月の初め頃に白い清楚な花が一斉に咲き,雪をかぶったように見えます.現在,自生木は減少し,「絶滅危惧種Ⅱ類」に指定されている希少木とのことです.
「なんじゃもんじゃ」の名の由来は,水戸黄門様が参勤交代の折に下総神崎(千葉県神崎町)の神崎神社に参詣され,社殿横にある大木(御神木)を見て,「この木はなんじゃ」と尋ねたところ,地元の人は聞き取れず「なんじゃもんじゃ」と問い返したところ,黄門様は木の名と思い「なんじゃもんじゃであるか」と言われたとの通説があるそうです.
当公園内の木は昭和59年明治神宮外苑と岐阜県瑞浪市の篤志家から譲られたものとのことです.
公園内ではお年寄りがゲートボールに興じていたり,幼児たちは先生に連れられ散歩しておりました.新緑輝くこの時期,市民の憩いの場として親しまれているようでした.
公園入口
遊歩道
なんじゃもんじゃの木
水の広場 周りの石積みは駿府城外堀に使われていた石
遊歩道
なんじゃもんじゃの木
なんじゃもんじゃの花
日時計
緑輝く
隣は市立中央図書館
2017年5月8日月曜日
お久しぶり!イザベル・ユペール
きょうは夏を思わせる強い日差しが照りつける中,久しぶりに映画館を訪ねました.丁度2年ぶりとなるイザベル・ユペールとの出会いです.前回は「間奏曲はパリで」でした.私と同じ歳の彼女が演じるそのチャーミングな仕草に完全に魅了されてしまいました.バックで流れる音楽とフランス語の語りやパリの風景.けして華やかではありませんが,なんともお洒落な感覚はフランス映画ならではですね.
そういえば私の洋画体験のスタートは高校生の頃見たアラン・ドロンからで,その頃共演していたナタリー・ドロンも憧れの女優でした.
さて今回のイザベルは「未来よこんにちは」で,凛とした女性哲学教師ナタリーの孤独感を見事に演じていました.突然の夫からの離婚宣告や母との死別,自身のプライドの源泉でもある教職の行き詰まり感等,幸福な日常がふとしたことから暗転の非日常へ転がっていくという想定外の連続.孤独感が募るが,ナタリーはそれを真の自由を手に入れたことへの意識転換で乗り越えていこうとする.
この映画のチラシに記述されている「今を生きる私たちのエイジングへの“怖れ”を吹き飛ばしてくれるに違いない」とは思うのですが,皆が皆,ナタリーのようなキャリアを持ち合わせている訳ではなく,それなりのお歳をめす大方は不安だらけなのが現実ではないでしょうか.でもこの映画を観に来た観客の多くが彼女に共感して会場を後にしたこともこれまた事実でありましょう.それこそがイザベル・ユペールの魅力のような気がいたします.
2017年5月7日日曜日
ブラチャイ誕生日
きょうはブラームス184歳とチャイコフスキー177歳の誕生日です.生きていればの話ですが.ともに好きな作曲家で交響曲を中心によく聴いたものです.私のクラシックの入門はチャイコフスキーのP協1番からでした.その後交響曲6番,4番,5番と進み,V協へと進みます.ブラームスは交響曲1番からで,4番,2番,3番と続きます.CDやTV録画でも様々な指揮者,管弦楽団で聴き比べたものです.
そんな本日ではありますが,今何気なく聴いているのはブラチャイではないヴァイオリン曲の数々.一昨日から始めたビデオテープのダビング作業中で,今日はアイザック・スターンのビデオに取り掛かっています.
ダビングは一旦,ハードディスクに移し,編集した後にブルーレイ化しているのですが,1倍速録画しかできないため,思った以上に時間がかかってしまいます.明日はもう一人のヴァイオリニストの雄,ダビド・オイストラフのダビングです.
せめて寝る前に,ブラチャイの小品を聴くことにします.
2017年5月5日金曜日
リペア&ダビング
リペア(修理)は単身時代に心を癒してくれたONKYOミニコンポのCDプレヤーとカセットデッキの二つ.いずれもCDやカセットテープを出し入れするトレイが作動しなくなって使用不能となっていました.リビングには一応オーディオセットがあるので,わざわざ修理費使って直す必要もないのですが,愛着があるコンポなのでもう一度鳴らしてみたかったのです.
ダビングは録画済みのビデオテープ70本ほどをブルーレイ化する作業ですが,定年退職後にのんびりやろうと思っていながら,未だに手つかずのままでした.ビデオデッキも数年間使わず状態でしたので作動するかどうか心配でしたが,なんとか動いてくれました.ほとんどがクラシックやギター,マンドリン,ロック等ですが,まずはクラシックギター系からと思い,きょうはイェラン・セルシェルとロサンゼルス・ギターカルテットのともに日本公演の録画をダビングしました.いずれも20年ほど前の録画テープですが,テープの劣化による巻き込み等も無く無事ダビングできました.
単身時代愛用のミニコンポ
2017年5月3日水曜日
憲法施行70年
昨年の今頃も憲法論議が高まりを見せ,私も日本国憲法を一読してみたものでした.とりわけ今年は憲法施行70年にあたること,世界情勢の流動化とともに隣国との非常事態をも想定される昨今において,「憲法を変える」との論議が取沙汰されています.
新聞によれば,70年間一度も改正されていない日本国憲法は,現行憲法としては世界一の長寿とのことです.また,その文章自体が短いことも特徴で,英訳単語数4998語は国際的に比較して相当少ない位置付けとなっています.
憲法は本来,理念や原理を定めるものであることとし,統治に関する項目が「法律で定める」とされている場合が多いようです.一方,人権については多くの記述がなされており,結果として文章は短くはなりましたが,「人権」には手厚く,「統治」は法律に任せていることが,改正の必要がなかった理由だと考えられるとのことです.
自衛隊の存在や象徴天皇の扱いなどを理由に憲法改正を叫ぶ勢いが増してきているかのようにも見えますが,憲法改正を迫るほどの世論の高まりは感じられません.憲法とは国民を縛るものではなく,権力者の暴走を食い止めるものとの認識を再度新たにすることが必要なのではないでしょうか.
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