2016年7月31日日曜日
安倍川花火
終戦の年6月の静岡空襲で亡くなった約2000人の空襲犠牲者ら戦没者慰霊や戦後復興を祈念して催されてきた安倍川花火大会は,私が生まれた1953年に始まり,今年は63回を迎えました.今回はこの開催経緯を改めて示し,歴史を語り継ぐ一助となるべく,開始冒頭に黙禱を捧げることとなったようですが,マイクのアナウンスではよく聞こえませんでした.
それはともかく,今回は天気も良く,多少の風もあり絶好の花火日和です.19:00~21:00までの2時間,河川敷で存分に楽しめました.ラストの特大スターマインはこれまでにないスケール感で圧倒されました.15,000発の花火,心地よい夏の風物詩です.
来年こそは浴衣着て見たいものです.
ガラケーで撮影
2016年7月26日火曜日
ビアンカ四半世紀の宴
第一生命ホールにてアンサンブル・ビアンカ・フィオーリ第25回定期演奏会が開催されました.アンサンブル(一般的には小編成楽団を示す)とはいえ団員73名に賛助5名を加えた総勢78名による演奏はいわばマンドリン・オーケストラともいうべき大編成となりました.25回という記念の開催でレギュラーメンバーを上回る人数となったのでしょう.
第23回定演以降,掛け持ちは無理だろうと思い愛好会1本にしぼっていた私ですが,今回は節目の演奏会でもあり,参加すればよかったと今更ながら後悔しているところです.
印象に残った曲は清末さんの指揮による「オペレッタ“ぶどう畑の恋”より」(ミケーリ)とアンコール曲の「歌劇“南の港にて”より“第一幕への前奏曲”」(スピネリ).今年はこの2曲の編曲者である松本譲氏の没後20年にあたり,アンコール曲を振った田口さんはその愛弟子とのこと.入魂の指揮はまさしく感動ものでした.
終演後は数名の愛好会員とともに打上げ会にも参加させていただきました.ビアンカの四半世紀を振り返る様々な企画盛り沢山でとても楽しめましたし,節目の演奏会における打上げ会企画としておおいに参考となりました.
プログラムの冒頭メッセージには「ビアンカらしさの追求は“情熱”,“技術”,“楽器”の3つがそろってなしえる・・・」とあります.そしてプログラム後半には特集“ビアンカサウンドを奏でる楽器たち”としてメンバー使用楽器一覧が掲載されていました.たとえばマンドリンだけ取り上げても42台中,ヴィナッチャ16台(38%)(内ブレベッタート5台),カラーチェ15台(36%),エンベルガー5台(12%)とイタリアの3大銘器で86%を占めます.マンドリン愛好家にとりましてはまさしく垂涎ものの楽器たち.圧巻です!
第一生命ホールホワイエから
ヴィナッチャ・ブレベッタート(ベルディヘッドと呼ばれる)のマンドラ
2016年7月21日木曜日
悪魔という名のビール(続き)
昨日「本物のグラスは内側の底に“D”のイニシャルが彫られており・・・」なんて書いてしまいましたが,実は昨日買ったグラスにはしっかりと“D”のイニシャルが彫られておりました.私がよく見ていなかっただけでなんともお粗末な話です.テレビではわりにはっきり見えた印象が残っていましたので,つい見逃してしまったようです. さて,昨日はまずはDuvelを注いで飲み,次には普段飲みなれてる発泡性リキュールを注いでみたのですが,Duvelほど泡立ちがよくありませんでした.おそらく冷えすぎていたためだろうと思います.クリーミーな泡立ちを得るには適切な温度も考慮しないと.せっかく“D”のイニシャルがあるのですから.
グラス内側の底に“D”のイニシャル
2016年7月20日水曜日
悪魔という名のビール
今月の初め頃テレビ番組で紹介されていたベルギーのビール“Duvel”(デュベル)がたまに利用するスーパーで売られていたのでグラスとともに買ってきました.
Duvelとはベルギー北部の方言で「悪魔」を意味するようです.テレビでは妙齢の美女が男性をたぶらかす時にバーのマスターが出したのがこの魔性のビールでした.アルコール分8.5%もありながら,クリーミーな泡立ちと口当たりの良さがまさに悪魔のごとく人を酔わせるということでしょうか.
早速グラスに注ぎ,そのクリーミーな泡とともに味わってみました.どっしりした苦味と深い味わいからはたしかにアルコール度数の高さは感じられますが,その飲みやすさはクリーミーな泡があるからこそでしょう.実はこのグラスの形状が泡立ちの良さに貢献しているようです.テレビで紹介されていた本物のグラスは内側の底に“D”のイニシャルが彫られており,これが細かな泡を作り出している源とありましたが,買ってきたグラスにはイニシャルがありませんでしたので,本来の泡の放出とは違うのかもしれませんが,このグラマラスな形状も泡を作り出すのに適しているような気がいたします. 本日買ったDuvelは330mlと小瓶でしたので一気についで飲んでしまったのですが,本来はそれなりの飲み方があるようです.飲んでしまった後に読んだ,瓶の裏に表記されている説明文を記します.・・・「世界一魔性を秘めたビール」と称されるゴールデン・エールの最高峰.1918年以来,独自の酵母を用いたオリジナルのレシピが現在も守られ,2ヶ月にわたる長い熟成と瓶内2次発酵がその繊細な香りと微妙な苦みを生み出します.6~10度位に冷やしてお飲みください.①グラスを傾けて②瓶をグラスから離しながらビールを注ぎ③豊かな厚い泡をつくり,ボトルに約1cm程のビールを残してください.(ビール酵母を注ぎ入れないためです) (底にたまっているのはビール酵母で品質には変わりありません.お好みに応じてお入れ下さい.酵母を多く入れるとより苦味の強い後味になります) 正規輸入代理店:小西酒造㈱ 兵庫県伊丹市 ※“山は富士,酒は白雪”でおなじみ.清酒メーカーとしては有数の歴史を誇り,いち早くベルギービールを日本に輸入しはじめたことでも有名のようです.
クリーミーな泡立ち
瓶裏に説明書き
2016年7月18日月曜日
客船ダイヤモンド・プリンセス
イギリスの客船ダイヤモンド・プリンセス(総トン数:115,906t,全長:290m,乗客数:3,286名)が清水港に1年ぶり2度目寄港となりましたので見に出かけました.私が初めて見た大型客船は昨年の4月に同じく清水港に寄港したアメリカの客船セレブリティ・ミレニアム号(90,000t,294m,2,158名)でした.高層ビルを横にしたような巨大な船体に驚嘆したものですが,これまでに清水港に寄港した客船としては今回のダイヤモンド・プリンセスが総トン数では最大級の客船となります.今回もあいにくの天候で,富士山が雲隠れしておりましたので,外人客には残念でした.
清水港に来るのも久しぶりですが,港の風景というのはいつ見てもなんとなくロマンが感じられいいものですね.
そういえば今日は海の日,静岡も梅雨明けとなりました.
客船ダイヤモンド・プリンセス 前から
巨大!
中央部
後部
港内風景 バックはエスパルスドリームプラザ
後方から①
後方から②
ヨット
フェリー(清水⇔土肥)
ヨット 富士山は見えず
遊覧船出航
2016年7月17日日曜日
やっぱビートルズ
先週,高校同期と行ったロック喫茶で聞きつけた情報により,ビートルズナンバーのライブを聴きに行きました.まずは近くの居酒屋で一杯やり,勢いをつけてからです.お勧めの「葵天下」(山中酒造:掛川市)の純米吟醸はなんとも口当たりが良く飲みやすい酒でした.
さて,ライブ店はすでに6割の客で埋まっていて,予約席もあり,空いている席はかなり後方でしたが,マスターの配慮で,常連客席の近くに空けていただき,ステージ近くに座ることができました.
バンドは東京で活躍の2人組(ボーカル,アコギ,ベース)にマスターのリードギターが加わり3人での演奏です.ビートルズナンバーは知られた曲から,ちょっとマイナーな曲まで実に楽しめる構成でした.久々にシャウトしたので声がかれてしまいました.
2016年7月14日木曜日
イタリア歴史文化講演会&音楽の夕べ
蒸し暑さがこたえる昼過ぎに,AOI7階講堂にて「イタリア歴史文化講演会」が開催されました.これは静岡県日伊国交150周年文化交流事業の一環として企画された講演会で,夕方からは同じくAOIホールにて「イタリア音楽の夕べ」として演奏会が行われました.講演会のテーマは「素晴らしき宮廷メディチの宴と音楽」.フィレンツェ考古学博物館にて発掘物の選別や鑑定作業をしている女性考古学者によるスライドを用いた講演です.フィレンツェの街並みや建物のスライドは10年前訪れた当時を思い起こしてくれます.メディチ家の隆盛により数多くの文化・芸術遺産が保存されています.
夕方の音楽の夕べは一部イタリア文化交流使節団によるソプラノ,フルート,ピアノの3名による演奏,二部は静岡県オペラ協会のメンバー3名によるイタリアオペラの名曲の数々,三部は常葉大学短期大学部音楽科のウィンドオーケストラによるイタリア作品の演奏でした.イタリア音楽の夕べを存分に楽しめました.
スライドによる講演
音楽の夕べ AOIホール
プログラム他
2016年7月10日日曜日
参院選挙
昨日の深酒でいささか重い足取りでしたが,投票場の小学校まで歩いていくことにしました.今回の選挙から新たに18歳,19歳が有権者として加わることになったのですが,投票場に来ている方々は年配者が多いように感じました.予測としては与党優勢と出ており,なんとも歯がゆさを隠せないのですが,対抗軸となりうる野党第一党の立て直しや野党共闘の有り方が引き続き問われることになるでしょう.
このままでは改憲勢力が数にものをいわせ憲法を改悪しかねませんし,国民投票などとなれば,先般のイギリスEU離脱と同様の大後悔時代に陥るという同じ轍を踏むこととなります.
第3回東高マンドリン部7期会
昨日は大雨洪水警報が発令されるほどの悪天候でしたが,有志5名はそれぞれ楽器を携えいつもの「池田の森アトリエ」に集合しました.当会も3回目となりますが,そのたびに参加者が減っていくのはなんとも寂しい限りです.最低各パート2名以上の奏者をそろえたいところなのですが,これではパート編成自体がやっとの状態です.というのも,来年年明け頃に東高7期全体の同期会が予定されるようですが,その時にマンドリン部有志で演奏デビューしようかといった企画が持ち上がっているのです.もし本気でやるなら今のうちから準備をしないと間に合いませんので,それにはまず奏者の確保です.曲目はこれまで練習してきた中から選べばよいので,とにかく奏者を早めに決めて練習に取り組むことが急がれます.いずれにせよ,今回集まった5名が中心となりやるしかないのですが.
今回の唯一の女性Kさんは新たに練習したい曲を2曲用意してくれ,やる気十分です.同期会デビューの実現性はまだわかりませんが,目標を持てば練習にも張り合いが出るってものです.
さて,練習後の懇親会はKさんが不参加となり,男4名という色気の無い飲み会となってしまいましたが,巷で話題の政治や経済の問題について喧々諤々語り合い,思いのほか盛り上がりました.その後はギターのU君とロック喫茶,バーラウンジとはしごし,いつしか日付が変わっていました.
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