2016年3月24日木曜日

合宿見学

母校東高のマンドリン部が10日後に控えた第16回定期演奏会にむけて,仕上げのための合宿を行っておりましたので差し入れを兼ねて見学に訪れました.場所は例年通りの油山温泉バッハハウスです.この施設は以前,市内3高校OBOG演奏会のための合宿を行った会場で,1年半ぶりとなります. ドアを開けると,威勢の良いリズムと音が耳に飛び込んできました.第3部でOBOGと共に演奏する「マンドリンの為の4章 Ⅳ.アレグロ」の練習の真っ最中でした.難度は決して高くはありませんが,弾いていて楽しい曲です.いかにも高校生らしいのはフォルテでバリバリ弾くところははつらつとして気持ち良いのですが,ピアノに落とすところが今一つ物足りない感じです.弱音でのフレーズの表現や他パートとの掛け合いにもう一工夫欲しいところですね.これらの表現方法については顧問のK先生に任せるとして,気になることが一つあります.それは演奏中に調弦をする生徒が多いことです.これは他校と比べても東高が目立ちます.極端なケースでは,1曲の演奏中に常に誰かしら調弦をしているような有様.弦の装着の仕方が悪いのか,楽器自体が悪いのか分かりませんが,演奏中は極力調弦をしないこと,せざるを得ない場合でも最小限の音量で最短時間で済ませる.こうした技術も身に着けて欲しいものです. 今年の現役生は肝心の2年生の人員が圧倒的に足りなくて力不足なのは否めませんが,あきらめず続けてくれたことや,人数の多い1年生達をよく指導してくれたこと等,大変有り難く,感謝の念に堪えません.1年生もよく頑張って,2年生に追いつこうと努力している様子が伺えます. 定演本番まであとわずか.悔いのない東高マンドリン部活動を経験して,将来に活かしていただきたいと願う一時でした.
バッハハウス
練習風景

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