5日の晩に録画しておいたNHK「ギター神エリック・クラプトン波乱の人生インタビュー」を見ました.クラプトンの生い立ちから友人ジョージ・ハリスンとその妻パティとの関係,ビートルズとの「While My Guitar Gently Weeps」録音風景など貴重な録画が収録されておりました.先日夭逝したアップルのS.ジョブズ氏もそうですが,大衆の趣向をリードする人材は非凡な人生から生み出されるものかとの思いを強くしました.クラプトンは両親との離別後,祖父母に引き取られ育てられたとのことです.引きこもりがちな子供に祖父母が1台のギターを買い与えたことがその後のロックの神様と崇められるアーティストを生み出したきっかけとなるのです.その実力により名声を得たクラプトンは一時はドラッグ,またある時はアルコールにのめりこみ人生をふいにするところでしたが,間際のところで踏みとどまります.友人の妻への想いから生まれた「いとしのレイラ」,4歳の息子を事故で失った傷心の中で作曲した「Tears in Heaven」等,まさに波乱万丈の人生から生み出された作品といえます.凡人からは生まれ得ない魅力を醸し続けているアーティストのひとりです.
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