もう何年ぶりになりますでしょうか.駿府城公園の花見がてら出店など目に留まった程度で静岡祭そのものを見て回るなどほとんどしていませんでした.きょうは静岡祭と桜満開が重なり,天気も快晴でしたので大御所花見行列なんぞ見てみようかという気になりました.家康ブームでもありましたし.
そんな訳できょうの人出はコロナ禍前を上回るほどの多さで賑わいました.公園内では片手に串焼き,片手にビールを持つ若者と何人かすれちがい,ビールの誘惑にかられましたがなんとか我慢しました.公園を出て,繁華街に出ると4台ほどの山車と出会いました.子供の頃覚えた木遣りが聞こえてきて,当時のことが懐かしく思い浮かびます.市役所前で待機していると大御所行列がやってきました.大御所の御前で東海大附属静岡翔陽高校によるブラスバンドの演奏やアトラクションが数多く繰り広げられましたが,私には単なる学園祭の催しにしか映らず,なんともピントの外れた企画にしか見えませんでした.祭に今どきの若者を取り込もうとの考えは判らないでもないのですが,もう少し,時代の重みや伝統を感じさせる企画を期待したいところです.
いずれにせよ,晴れ渡る青空の下,満開の桜に歓喜の声が戻れたのも,コロナからの解放あってのものだねですね.
駿府踟(ねり)の木遣り
ヨーォォイサエンヤラサーノー セーェヤレコノセー サノセーイエハー アレワサエーエン ヤーアラネー
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