2018年11月29日木曜日

QUEEN人気再燃

映画「ボヘミアン・ラプソディー」の予想外のヒットでクイーン人気が再燃しているようです.確かにファンとはいえない私でも感涙にむせぶような感動的な作品でした.
自宅に保存してあるTV録画ブルーレイの中から,1986年7月27日,ブタペスト(ハンガリー)のネープシュタディオンで行われたコンサートのものがあり観てみました.このコンサートはクイーンのMagic Tourのひとつで,当時,東西冷戦下におけるヨーロッパ共産圏で行った初めてのライブでした.同時にボーカルのフレディ・マーキュリーが参加した,4名そろっての最後のツアーでもありました.バンドの絶頂期を経て,メンバー同士のいざこざが表面化してきた頃,チャリティーコンサートのライブ・エイド(1985年)への出演を機に,再度バンドとしての結束が固まり,このブタペストコンサートでも最高のパフォーマンスを見せつけてくれています.

クイーンがデビューした70年代はレッド・ツェッペリンが世界のロックシーンを席巻していた頃で,私も憧れたファンの一人でした.クイーンに関しては少し異質なロックバンドのイメージを抱いていたものですが,こうして改めて映像を観てみますと,その緻密さ,重厚感とともに革新性などはまさにブリティッシュロックだなと感じます.ブライアン・メイのギターワーク,ロジャー・テイラーのドラミングも素晴らしい!そしてなんといっても今は亡きフレディ・マーキュリーのボーカルがクイーンの象徴として君臨しているのです.



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