2018年11月30日金曜日

残念なこと・良かったこと

今年も残すところ師走の一ヶ月のみとなりました.今年の出来事については来月まとめて記するとして,ここ最近に思うところをあげてみますと・・・

【残念なこと】広島カープが3年連続のリーグ制覇を遂げ,今年こそは日本シリーズで日本一を勝ち取るかと思いきや,下剋上で対戦相手となったソフトバンクに簡単にさらわれてしまいました.恐らく選手年棒のチーム総額では両極端のチーム同士でしょう.私は広島とは縁もゆかりも無いのですが,マツダ車のファンの一人というだけです.広島が本拠地のこのメーカーとこのチームは他に無い何かしら惹きつけるものがあるように思います.それにしても日本シリーズの下剋上ルールは合点がいきません.

もう一つ残念なことはゴーン氏の逮捕事件です.ルノーの本社があるフランスは親日家が多い国として知られています.奇しくも今年は日仏友好160周年の記念の年であり,ジャポニズム2018として日本文化紹介事業がフランス国内で展開されているところです.ルノー社はフランス国家が資本の一部を有しており,マクロン大統領までもが日産,三菱との3社連合の行く末に関わってくる様相です.日仏の友好関係にヒビが入らぬことを願うばかりです.

【良かったこと】米国の中間選挙にて,下院で民主党が過半数を獲得したことでしょうか.過激発言のトランプ氏を共和党員のすべてが支持しているわけではないでしょうが,下院においては米国民の良識の一端が見られたのがせめてもの救いでした.トランプの如き一国主義の政治家が世界的に台頭しつつある現状は多分に危うさをはらみますが,過去の人類の過ちを繰り返すことがあってはなりません.メルケルさんも頑張って!

 それにしてもです.丸の巨人行きはないでしょ~

2018年11月29日木曜日

辛口の裏側

師走が近づくと訃報の報道が多くなるような気がいたします.辛口コメンテーターとして人気だった勝谷誠彦氏がアルコール性劇症肝炎で亡くなりました.享年57歳.

TV番組の「そこまで言って委員会」や「スッキリ!!」で見かけていました.歯に衣着せぬ物言いは他のコメンテーターやタレント,視聴者からも一定の支持を集めていたようです.人気商売だけに個性が売り物になる訳ですが,こうしたスタイルを押し通すにはそれなりの精神的ストレスがのしかかっていたと想像されます.アルコール依存症へと向かってしまった背景には,画像で見せる姿とは正反対の優しさ,弱さがあったからだろうと思います.私にもなんとなく共通する部分があるような,そんな気がいたします.合掌.

QUEEN人気再燃

映画「ボヘミアン・ラプソディー」の予想外のヒットでクイーン人気が再燃しているようです.確かにファンとはいえない私でも感涙にむせぶような感動的な作品でした.
自宅に保存してあるTV録画ブルーレイの中から,1986年7月27日,ブタペスト(ハンガリー)のネープシュタディオンで行われたコンサートのものがあり観てみました.このコンサートはクイーンのMagic Tourのひとつで,当時,東西冷戦下におけるヨーロッパ共産圏で行った初めてのライブでした.同時にボーカルのフレディ・マーキュリーが参加した,4名そろっての最後のツアーでもありました.バンドの絶頂期を経て,メンバー同士のいざこざが表面化してきた頃,チャリティーコンサートのライブ・エイド(1985年)への出演を機に,再度バンドとしての結束が固まり,このブタペストコンサートでも最高のパフォーマンスを見せつけてくれています.

クイーンがデビューした70年代はレッド・ツェッペリンが世界のロックシーンを席巻していた頃で,私も憧れたファンの一人でした.クイーンに関しては少し異質なロックバンドのイメージを抱いていたものですが,こうして改めて映像を観てみますと,その緻密さ,重厚感とともに革新性などはまさにブリティッシュロックだなと感じます.ブライアン・メイのギターワーク,ロジャー・テイラーのドラミングも素晴らしい!そしてなんといっても今は亡きフレディ・マーキュリーのボーカルがクイーンの象徴として君臨しているのです.



2018年11月26日月曜日

ボヘミアン・ラプソディー

1973年英国デビューのロックバンド,QUEEN(クイーン)のリードボーカル,フレディ・マーキュリーの生き様を追った映画を観てきました.題名はクイーン初期のヒット曲からで,当時の他のロックバンドとは趣を異とする楽曲でした.メロディーラインやハモリの美しさは特に印象に残りました.ですが,私としてはこれまでアルバムを買ったことがない程度のものでしたのでとてもファンとは言えません.かなり後でベスト版のCDを買い,乗りの良いナンバーのいくつかが気に入っていました.よく聴くのは「ボヘミアン・ラプソディー」,「キラー・クイーン」,「伝説のチャンピオン」,「誘惑のロックンロール」,「ウィー・ウィル・ロック・ユー」などのビッグヒット曲です.

さて本日の上映は映画館シネシティザートの中でも臨場感と重低音が体感できるシアター1でしたので,その迫力を存分に楽しむことができました.ロックバンドとしての活動がメインの映画ですので,ロック音楽の迫力を楽しめれば充分くらいで思っていたのですが,ボーカルのフレディがクイーンに加わるきっかけから,世界的ロックバンドとしての名声を得るまでの心の葛藤や挫折,バイセクシャルの発覚からエイズで死を覚悟するに至るまでの人間の姿を追う内容に引き込まれました.こうした精神的背景とロックの持つ響きが絡み合い,カーネギーホールでの「ウィー・ウィル・ロック・ユー」,世界的チャリティーコンサートのライブエイドにおける「伝説のチャンピオン」の演奏には涙腺が緩みっぱなしでした.奇しくも一昨日の11月24日は愛好会の定演でしたが,その日はフレディの命日(1991年没,享年45歳)でもありました.先にも述べたように私はクイーンのファンでも何でもないのですが,ブリティッシュロックのファンとしては本作品を観ておいて良かったです.実に感動しました!

 シネシティザート





2018年11月25日日曜日

定演終了

第44回愛好会定演が終了しました.幸い,左手の指のつりは起こらなかったのですが,今回はピックを持つ右手の指が不安な状態のまま本番を迎えてしまいました.危うく落としそうになることも2,3回あったような気がいたします.いよいよ無理できなくなってきたのかな~って感じです.でもまあ,最後の「英雄葬送曲」まで持ちこたえたので8割がた楽しめたと思います.ステージの席位置は1stの最後列の奥で,見栄的には今一面白くないのですが,気分的にはリラックスして弾ける位置ではあります.

今回の演奏会の呼び物は会場であるAOIホールのパイプオルガンとのコラボです.客席でどのように聴けたのかは分かりませんが,荘厳な音がホールに鳴り響き,感動を届けられたのではないかと思います.

これで今年のマンドリン団体としてのイベントは終了です.あとは年末の娘の結婚式で弾く曲と,来春のサロコンのエントリー曲の練習くらいです.いや待てよ,来年の愛好会定演は9月末と2ヶ月も前倒しとなるので,来月早々から,次回定演の候補曲の練習に入るかもしれません.若手は飲み込みが早いのでうかうかしてられません.

 会場からは富士山が見える

 パイプオルガンとのコラボ




2018年11月20日火曜日

弦張り換え

愛好会定演が今週末に迫りました.例年と同じくして,課題が残ったままの本番突入となりそうです.課題などと,簡単にいえば弾けない部分があるってことですが,今回もステージの緊張感を楽しむ方向でまいりたいと思います.
さて,そろそろ弦張り換えのタイミングとなりましたので,G・D・A・E線ともオプティマ・グリーンにとっ換えです.前回いつ張り換えしたのか定かではないのですが,オプティマ・ブルー一色でした.特にD線がこもり気味で異質な感じが続いていたのですが,ブルー・セットがまだ3組ほども残っているのでどうしたものかと・・・一時期はこのこもり気味な音色が良いと思っていた頃もあったのですが,やはりグリーンのクリアな響きが合奏では生きてきます.明日と本番前日の2回の練習で弦を慣らして安定させ,本番に備えたいと思います.


2018年11月18日日曜日

タミヤフェア2018 戦車その他

戦場を詳細に再現したモデルには感心してしまいます.

































 実物のレーシングカー

 実物の96式装輪装甲車


タミヤフェア2018

毎回同じような展示なのですが,やはり興味をそそるフェアではあります.今回も力作をいくつか紹介します.

 受付 おもてなし隊

 会場内


















海王丸寄港

練習帆船で有名な日本丸の姉妹船である海王丸が清水港に寄港しましたので見学してきました.帆は張ってませんでしたが,大いに海洋ロマンを感じさせてくれます.


【海王丸】

進水日:1989年(平成元年)3月7日

総トン数:2,556t

全長:110m

全幅:13.8m

機関:ディーゼル2基

出力:1,500馬力×2

航海速力:13ノット

乗組員:79名


 



 船首

 甲板

 デッキ

 船内へ

 食堂

 コンパス

 操舵場











2018年11月15日木曜日

ボジョレー・ヌーボー2018

今年も久しぶりの赤ワインを味わう時期となりました.昨年買ったボジョレーが美味しかったので同じ店で同じ銘柄を買いました.普段は赤ワインは飲まないのでほとんど銘柄の区別は分かりませんが,この時期ならではの味わいです.



2018年11月1日木曜日

10月も終わり

静岡市美術館で「セーヴル展」を見てきました.フランス宮廷の磁器セーヴルの銘品が134点展示されていました.磁器といえばドイツのマイセンや日本の柿右衛門などが有名ですが,セーヴル300年の歴史の中ではこれらからの影響も受けているようです.

いずれの製品も磁器らしい凛とした存在感を放っておりました.細密な絵や鮮やかな色調には目を奪われます.

本日は10月最終日.ハロウィーンで繁華街は賑わっているのかと思いきや,そんな仮装した若者もいない(1組だけ見かけた)し,平日でもあり人通りもまばらな感じ.日没ともなればゾンビの類が出没していたのかも知れませんが・・・

さて,今月私はついに高齢者の仲間入りとなってしまいました.だからといって何がどう変わるものでもありませんが,介護保険被保険者証が届いたくらいです.気持ちは若者と微塵も変わりないつもりでおりますが,自身では気付かぬうちに,くどくどと回りくどいことをのたまわっているのかも知れません.今週末は久々の愛好会酒飲み隊集合です.若者の息吹をいくらかでも吸収してまいります.



 皿 1778年

 大皿 1754年

 乳房のボウル 2006年版

 煮込み肉用の容器と受け皿 1770年

 リボンのデジュネ 1772年

 テリーヌと受け皿 1750年

 ポプリ壺「エベール」 1757年

 壺「シプレ・フュルタド」一対 1788年

 壺「リブ付きゴブレット」一対 1755年

 ティーセット 1830年

 壺「アデライド」一対 1846年

 デザート皿「貝」 1835年

 ダンサーNo.5 1899年

 お菊さん(沼田一雅・作) 1904年