2016年9月11日日曜日
広島東洋カープのリーグ優勝
普段プロ野球放送などほとんど見ませんが,昨日はNHKでフル観戦しました.広島東洋カープの25年ぶりのリーグ優勝がかかった大一番です.相手は巨人で申し分なし.会場がマツダスタジアムでないのが地元広島ファンには残念ですが,東京ドームの3塁側スタンドはカープファンで真っ赤に埋め尽くされました.先発の黒田投手は序盤2点先行されましたが,6回まで見事に投げ切り継投へつなぎます.投手といえども打席に立てば打者として粘りを見せる.こうしたところに優勝への執念が滲み出ます.鈴木の2打席連続ホームランはまさに“神ってる”でした.黒田や新井といったベテラン選手の姿を見ながら,若手選手が育ってきたまさにチーム力でつかんだ勝利といえます.
さて,どうして私が広島カープの優勝を喜ぶかといいますと,自動車メーカーのマツダが好きだからです.私が小学生だった頃のわが家初の自家用車はマツダの軽だったと記憶しています.2台目は当時大ヒットした青緑色のファミリアバン.直線的なデザインが人気でした.3台目はオーバルシェイプの曲線を活かしたデザインの白のファミリアバン.当時,東名高速道路が開通したばかりに父のドライブで出かけた時はウキウキでした.それから数年後,私自身の初の自家用車となったのがサバンナRX-7です.カミさんの兄貴から安く譲り受けた車ですが,なにせロータリーエンジン搭載のスポーツカー,まさに「かっ飛ぶ」ような車でした.その後はホンダ車,トヨタ車を乗り継ぎ,現在の足となっているのがマツダのデミオ君です.マツダ車の気に入っている点はデザインとカラーリングですね.特にここ数年のデザインは国内では抜き出ているように思います.それとマツダの企業姿勢として国内生産比率を維持している点です.日産をはじめ他社の多くは早くから海外生産比率を高めコスト削減に腐心していますが,マツダは国内労働力を活かしつつ,優れた独自の技術力で開発を進めてきました.今では生産していませんが,ロータリーエンジン開発メーカーとして世界的名声を得,現在はクリーン・ディーゼル・エンジンでやはり独自路線を走り続けています.こうした他社がやらないことをする企業風土,文化になぜか魅かれるものを感じます.広島東洋カープの東洋はマツダの前社名「東洋工業」からきています.リーグ優勝を果たしたカープにはクライマックスシリーズ,日本シリーズも勝ち抜き,日本一を飾ってもらいたいものです.
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