2015年11月1日日曜日

大道芸ワールドカップin静岡2015

恒例の催しが市内の繁華街で繰り広げられました.昨日はハロウィンと重なり,街中を異様な魔物が徘徊していたようですが,さすがに渋谷や六本木ほどの騒ぎではありませんでした.本来子供たちが主役の仮装行事のはずですが,東京での若者たちのバカ騒ぎはいかにも平和ボケの日本らしい風景ではあります.戦後定着したこれらの行事には社会の変化が映し出されているとあります(今朝の天声人語より).クリスマスは台頭した核家族が幸せを確かめる機会に,バレンタインの流行は女性が消費の担い手として登場したことの表れ.そして昨今のハロウィンの盛り上がりです.仮装者は自分でない何者かになれるし,お互いの一体感が得られる.お手軽に使える魔法の力を時代が欲しているのだろうかと. さて,大道芸ですが,子供や若者にとっては楽しみのイベントなのでしょうけど,私には散歩に出かけるキッカケのようなものです.例年似たような出し物ばかりで,じっくり鑑賞したいものがほとんどありませんので散歩には丁度いい具合なのです.静岡県,静岡市とも人口減少対策に頭を痛めているところですので,こうした何らかのイベント企画が必要となるのでしょうけれど,もう少し大人を対象とした,しかも静岡を象徴するような芸術文化的な催しがないものかと思ってしまいます.
魔女がペインティング
おどけるピエロ
こちらもペインティング
ビルの壁に
なんの仮装?
ペインティングのパントマイム

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