2015年11月30日月曜日
楽器博物館(2)
次は鍵盤楽器のコーナーです.オルガンやチェンバロ,ピアノの年代物が数多く展示されています.丁度,館内スタッフによるチェンバロの説明が始まるところでした.音の出る仕組みや音の強弱の出し方等を解説してくれ,試奏とともにチェンバロへの愛着がわいてきます.ピアノ系は有名なメーカーの年代物が展示されており,歴史的価値の高さを感じます.浜松市は日本におけるピアノ生産の拠点であり,ピアノの世界的コンクールも開催されている音楽都市です.これらピアノを始め貴重な楽器や資料を身近に見学できることは静岡県人として嬉しいかぎりです.
チェンバロ試奏
チェンバロ①
チェンバロ②
チェンバロ③ F.E.ブランシェ2世(パリ 1765年)
ショパンが愛用したプレイエルのピアノ
スタインウエイ(ニューヨーク 1872年)
ブロードウッド(ロンドン 1828年)
エラール(パリ 1842年)
スタインウエイ(ハンブルク 1911年)
ベーゼンドルファー(ウィーン 1910年)
キリンに似ていることからついたジラフ・ピアノ
ギルソン(パリ 1860年)
楽器博物館(1)
アクトシティ浜松は私が勤め先の県西部エリア責任者として着任したばかりの1994年10月に完成したコングレスセンター,ホール,オフィス,ホテル等を有する一大複合施設です.当時の浜松市としては立派過ぎる建造物ができたものだと不安視していたものですが,かれこれ20年余が経過しました.アクトシティの一角である浜松市楽器博物館が日本初の公立の楽器博物館としてオープンしたのは翌1995年4月で,丁度今,20周年記念特別展が開かれていました.これまで当館に入ったことはあるのですが,今回は時間をかけてじっくり見学できました.
まずはアジアの楽器群からですが,絢爛豪華な輝きに圧倒されます.弦楽器ではリュート系のルーツが伺える展示でした.一番の興味のマンドリン系は数が多くはありませんが,やはり歴史を感じさせるものでした.今のマンドリン界ではいわゆるオールド楽器がもてはやされていて,かなりの年代物でも演奏会でとりあげられるほどです.そういった意味ではいずれもモデルも見慣れたものといえます.その他,ギター系やヴァイオリン系,各種管楽器が数多く展示されており,よく集められたものと感心させられます.20年間の成果なのでしょうね.
入口
インドネシアのガムランが目に飛び込んでくる
後方から
アジアの楽器群
ウード(エジプト)はリュートの祖先
リュート
どこの楽器だったか
マンドリンやバラライカ
手前がバンドゥリーナ隣はナポリ型マンドリン
ギター系
各種管楽器
オセアニアの打楽器
2015年11月23日月曜日
祝!静岡県
きょうは静岡県関連で嬉しいことが2件ありました.一つはサッカーJ2に降格していたジュビロ磐田が3年ぶりにJ1復帰を決めたことです.来年は名門の清水エスパルスがJ2に降格となってしまい,このままでは静岡県からJ1リーグのチームが不在となってしまう危機が迫っていたのですが,なんとか脱出できました.私は熱心なサポーターではありませんが,静岡県といえば古くからサッカー王国といわれているだけに静岡県人としてはほっとしています.今年は五郎丸選手擁するラグビーチーム,ヤマハ発動機ジュビロ(磐田市)も大いに注目を集めていますしね.もう一つは浜松市で開催されていた「ゆるキャラグランプリ2015」でついに「出世大名家康くん」が優勝!天下を獲ったことです.ゆるキャラこそ私にしてみればなんの騒ぎ?ってな具合で傍観しているにすぎない存在なのですが,こうして1位になってみれば,それはそれで嬉しいものですね.2011年のゆるキャラグランプリの「くまモン」(熊本県)は海外でも人気を博しているようですが,その後の2012年バリィさん(愛媛県),2013年さのまる(栃木県),2014年ぐんまちゃん(群馬県)はどんなキャラなのか思い浮かびません.「家康くん」キャラがどこまで広まるのか分かりませんが,家康公400年祭にあたるこの年にグランプリに輝いたことには当の家康公も目を細めているかもしれません.
2015年11月21日土曜日
タミヤフェア2015
昨年初めて訪れたタミヤフェアですが,今年もツインメッセ静岡にて開催されました.毎年似たような作品が並ぶのだろうなとは思うのですが,子供の頃熱中して組み立てた飛行機や戦車のプラモデルが一堂に並ぶのはやはり壮観で,一気に童心に戻ってしまいます.かなり写真に収めてまいりましたが,その一部を掲載します.
会場のツインメッセ静岡
ドイツの戦車
ソ連の戦車
ゼロ戦①
ゼロ戦②
コルセア①
コルセア②
グラマン①
グラマン②
ドントレス
戦場①
戦場②
戦場③
戦場④
ラジコンカー・レース
自衛隊の装甲車(本物)
相撲界の巨星墜つ
日本相撲協会理事長北の湖親方が亡くなりました.11月20日朝,貧血で救急搬送され,その夜多臓器不全で死亡されたとのことです.62歳でした.九州場所のため福岡入りしており,前日まで取組みの解説や報道対応をしていた矢先でした.北の湖は私と同じ昭和28年生まれで,21歳2ヶ月という最年少で横綱昇進した昭和の大横綱でした.その憎らしいほどの強さと無口でふてぶてしい態度により,人気は華やかさをもつ貴乃花や輪島らに集まりました.負かした相手に一切手を差し出さなかったのは「相手に失礼」との思いからだったといいますが,こんなところにも勝負に対する厳しい姿勢が感じられます.私が若かりし頃から見続けたその圧倒的強さとともに昭和がまた一つ消えていきます.
2015年11月19日木曜日
ボジョレーヌーボー解禁
ではありますが,今夕は愛好会練習があり,飲み会企画は無し.仕方なく練習後帰宅し,一人栓を開ける.ちょっと寂しい解禁日でしたが,まあいいか.いまさらボジョレーヌーボー解禁といって騒ぐほどのものでもないし,それほど味の違いが判るわけでもない.愛好会指揮者連中もようやく県フェスの単独曲に気が回るようになったのか,本日の練習では単独曲のみに時間を割くようになりました.その曲とは「国境なし」(マネンテ).今,ヨーロッパではEU体制の負の部分(国境制限緩和)が表面化してしまっているようです.ボジョレーヌーボーを味わいつつ,フランスの惨事を悼まないではいられません.
2015年11月16日月曜日
ネオマン2015
浜松エリアで活動を続けるマンドリン・アンサンブル,ネオナートMEの第25回定期演奏会が開催されました.愛好会メンバーからは2名出演ですし,その内の一人はサロンコンサートでの二重奏相棒ですので応援に行かない訳にはまいりません.往きは静岡から東海道本線鈍行で70分余りの電車ですが,数独(ナンプレ)で時間をつぶしていればあっという間に到着です.出かける時は雨模様でしたが,浜松駅を出れば青空が広がっていました.浜松に来たときの食事は鰻かとろろ汁が多いのですが,浜松駅ビルのメイワン7階に「とろろや」を発見!昼食はここの「とろろめし」で決まりです.できれば1日限定30食の「欲張りランチ」といきたいところでしたがとっくに売り切れでした.昼食後,エレベーターを降りていくと,浜松市のゆるキャラ「出世大名家康君」と遭遇.なんでも「ゆるキャラグランプリ2015」が来週浜松で開催されるようで,票数獲得に余念がないようです.
さて,演奏会場はメイワン隣のアクトシティにある研修交流センター内の音楽工房ホールです.この建物内には楽器博物館があり,世界の珍しい楽器が多数展示されています.2年前に訪れた時には時間に追われつつ見て回りましたが,今一度じっくりと鑑賞してみたいものです.
ネオマン開演は14:00.メンバーは各パート1名づつでドラだけ2名の編成です.1部と3部はマンドリンオリジナル作品で,2部は「昭和メロディー」と題し,ヒット歌謡6曲のステージです.ネオマンもこういった曲を演奏するような年代になったということなのでしょうね.一概に25回といえ,小編成のアンサンブルを長年継続することの多難さと気力は主催者の情熱の賜物といえます.
1部,3部ではほとんど知らない曲ばかりでしたが,ヴェルキの作品は単音のみで演奏される組曲で楽しめました.桑原康雄の「レール・ロード・ソング」は間々取り上げられる作品ですが,効果音を駆使した現代曲となっています.カスタニョーリの作品は美しい曲ですが,少人数でよく表現されていたと思います.これらの作品をアンサンブルとして聴かせるのは奏者個々の技量があればこそです.
演奏会後の打上げに参加させていただきましたが,浜松MO在籍時のメンバーとも20年ぶりに会えたり,楽しい時間を過ごさせていただきました.帰りは新幹線ひかり号に20分乗って静岡着.夜の街はすっかりX’masカラーで彩られています.
「とろろめし」 麦飯と大和芋とろろ汁のみのシンプルさ
「出世大名家康君」に遭遇
メイワン隣のアクトシティ 平成6年竣工
アクトシティのシンボル「アクトタワー」地上45階,212.8m
アクトタワーを通り過ぎると研修交流センターが見えてくる
ネオマン開演
打上げ会
セノバ前のX’masツリー
2015年11月8日日曜日
THE BEATLES 1+
2000年発売されたCD「THE BEATLES 1」はビートルズがリリースした曲のうち,全英,全米でナンバー1ヒットとなった作品27曲を集めたものでしたが,それがこのたび再編集され,映像とともに楽しめるセットとして世界同時発売されました.CD「THE BEATLES 1」は勿論,「ビートルズ・アンソロジーDVD-BOX」(2003年),「ザ・ビートルズBOX」(2009年)も購入していますので,今回のセットはCDとブルーレイ1枚との組み合わせでいいかなと思ったのですが,折角なので奮発してブルーレイ2枚とのセット「ザ・ビートルズ1+デラックス・エディション」を買うことにしました.これが大正解!で,プラス分のブルーレイでの映像がとても素晴らしいものでした.
私がビートルズにはまったキッカケの曲は「Twist and shout」なのですが,冒頭の映像がこの曲でして,ジョン・レノンのシャウトする様子はまさに当時の興奮を伝えるものでした.こうして見ていると,日本人が苦手な英語のLの発音の仕方(舌の動き)が克明にわかりますね.その他の曲ではアビーロードの横断歩道上に残されたサンダルはポールのもの?等興味深い映像も含まれていました.古い映像はかなりきれいに修復されており,とても見やすくて演奏に彩りをそえてくれます.「Hello,goodbye」でのきらびやかな衣装や「Revolution」でのレノンの演奏等見応え充分です.まさしくTHE BEATLESは永遠ですね!
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