ようやくというか意外にあっさり,ベルリンフィルの次期首席指揮者兼芸術監督が決定したようです.キリル・ペトレンコ氏(ロシア・43歳)は現在バイエルン州立歌劇場の音楽総監督として活躍しており,ベルリンフィルとは過去3回ほどの共演歴があるようです.ロシア系は勿論,ドイツ系の作品でも曲の解釈で高評価を得るようになり,2013年からはバイロイト音楽祭に連続して登場し注目されていました.本人は大のメディア嫌いのようですが,ベルリンフィル指揮者就任に当たり,全力を尽くすと表明されたとのことです.来年はウィーンフィルのコンマス,ライナー・キュッヒル氏が44年間君臨してきたその座を勇退されますし,ベルリンフィルとともにどのような展開を見せるか大いに楽しみです.
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