きょうは夏も近づく八十八夜です.お茶処静岡に生まれながら,茶畑を間近に見たことがないのは静岡県人としての名が廃りますので,県内随一の茶の産地牧之原にある「お茶の郷」を訪ねてみました.GWでもあり多くの観光客が訪れておりました.この時期の茶の新芽は冬季に蓄えた養分をたっぷり含み,旨味を兼ね備えた新茶として大変珍重されるものです.薬学にも通じていた家康公も大変好まれたようです.八十八夜とは立春の日から数えて八十八日目となる日で,春から夏への季節の変わり目として種まき等の農作業の大切な節目の日とされています.八十八は米の字につながり,一年の豊作を祈る大切な日でもあります.唱歌「茶摘み」の「あかねだすき」とは止血剤の茜を塗り込んだタスキにより手作業中での傷を保護したと云われています.
唱歌「茶摘み」(作詞・作曲:不詳)“夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る あれに見えるは茶摘みぢやないか あかねだすきに菅(すげ)の笠”
新芽
茶娘
新茶まつり
新茶販売
お茶の郷
茶室と庭園
茶畑と遠くに大井川
茶畑
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