豪華客船来港

アメリカの豪華客船セレブリティ・ミレニアム号が清水港に来港しました．総トン数９万トン，全長２９４ｍ，乗客数２１５８名，乗組員９９９名，乗客デッキ１２層という巨大艦船はまさに高層ビルを真横にしたようです．当船は上海宝山～済州島～神戸～清水～横浜～ペトロパブロフスク（ロシア）～バンクーバー（カナダ）の周遊ツアーでの寄港となります．本日１２：３０に入港し，２０：３０には出航となりますので乗客の一部は下船し，辺りの観光を楽しむようです．あいにく富士山は雲隠れしておりましたので乗客の皆さんにはまことに残念でした．こんな豪華船でのんびりとクルーズを楽しめれば最高でしょうね．でもなんとなく身の丈に合わないような気もいたしますが．

清水港着岸

後姿

前方部分

中央部分

後方部分

とにかくデカイ！

吹奏楽で歓迎

右手後方に富士山が見えるはずなのですが

昭和の日

一昨日はポール・マッカートニーが４９年ぶりとなる武道館コンサートを行いました．ビートルズとして初来日したのが１９６６年といいますから，私などは中学生になりたての頃です．当時の私はどちらかというとベンチャーズやその後TV放送が始まったモンキーズをよく聴いていました．私より２つ上の従兄がビートルズにはまっていたようで，時々シングルレコードを見せてもらった覚えがあります．ストーンズもそうですが，７０歳過ぎてもロックステージで歌いきるバイタリティーには脱帽です．初来日当時，ビートルズに熱狂した多くの団塊の世代が武道館に駆け付けたようです．激動の昭和を駆け抜けたオジサン，オバサン達は目前で熱唱するポールに当時の自分の姿を重ね，思い切り懐かしんだことでしょう．前夜の興奮は昨日の「昭和の日」まで冷めやらず続いたのではないでしょうか． さて，朝刊一面のコラム「折々のことば」より・・・「身長が伸びなくなってようやく大人になるわけです」．解説には・・・「成長をめざすのはまだ青いとき，成長のあとにやってくるのは実りのとき，いいかえれば成熟と洗練のときだという．この国の現在を考えるとき，心に銘じておきたいことばである」とあります．まさに「昭和の日」に相応しい，すっと収まることばでした．日本は昭和という大いなる成長期を経て，すでに平成も四半世紀が過ぎました．世界が混迷にある今こそ，日本が成熟と洗練を示さねばなりませんね．

藤まつり

きょうは来年４月に開催される第１４回静岡県マンドリンフェスティバルについて，第１回の実行委員会が藤枝市の公民館にて行われました．折角なので，会議前に近くで開催中の蓮花寺池公園藤まつりを見に行ってまいりました．初夏を思わせる陽気で，子供連れの家族ら大勢の見物客が訪れていました．公園名の由来である蓮は現在保護育成中で見ることはできませんでしたが，ずらり並ぶ藤棚には満開の藤が咲き誇り，県内随一といわれるほどのことはあります．藤は万葉以前から日本人に親しまれており，花は神聖視もされていたようです．名字に藤の字が多く使われているのも頷けますね．

浜松へのドライブ２０１５

サロンコンサートを１ヶ月後に控え，昨日は練習のため浜松の友人宅へ向かいました．時間がありましたので浜松市の北西部にある佐鳴湖を訪れてみました．２０年ほど前当地に赴任していた頃は全国一汚い湖として悪評をかっていたのですが，いまだに浄化されていないようで，湖面は泥水のような茶色を呈しています．幸い悪臭をつくとこまではいってはおりませんので，周囲には緑豊かな散策コースが設けられています．これで湖面が青々とした豊かな水をたたえていれば言うこと無しなのですが． 昼食は，赴任当時よく通った「とろろや」に行きました．当時は大変な人気店で，開店前から駐車場で待つ客が何人もいたほどでしたが，やはりきょうも同様でした．当時にくらべ品書きがかなり増えていましたが，一番人気は相変わらず「欲張りランチ」のようで１日限定３０食です．こうして当時と同じものを食しておりますと，その頃の同僚や取引会社の方々と食事をしていた場面が昨日のことのように思い浮かびます．食の記憶というのはバカになりませんね． 腹ごしらえも完了し，早速友人宅へ伺います．実質の練習時間は１時間ほどでしたが，いい感触が得られました．この友人が淹れてくれるコーヒーがとても美味しくて，これをいただくだけでも来た甲斐があるってもんです． 帰りは久しぶりに東名高速道路を走ってみました．８０ｋｍほどの距離を移動するにはやはり高速道路は快適ですね．恐らく第二東名の開通もあり，通行量も緩和されているものと思われます．デミオ君も納車１年経過し快調です．

佐鳴湖公園散歩道

絵画みたい

欲張りランチ　麦ごはんにとろろ汁は大和芋

雨上がり

寒冷前線の影響で台風並みの風雨で荒れたここ一両日でしたが，今朝は陽が射すようになり，ベランダの花たちもほっとしたようです．これからしばらくは晴天が続きそうで，なんとなく外に出掛けたくなるような陽気になりそうです．静岡ではいよいよ新茶の取引が始まり，５月２日の八十八夜に向け最盛期を迎えます．市内で茶販売をしている友人に注文したお茶が届くのが楽しみです．

雨滴が光る花たち

シャガの花

静岡縣護國神社のシャガの花が見頃というので見てまいりました．久しぶりの晴天で，ちょっと散歩に出かけるのに丁度よい場所です．シャガの花というのは中国原産のアヤメ科多年草で別名「胡蝶花」と云われるきれいな花です．当神社は先の戦争で亡くなられた県下7万6千余柱の英霊が祀られていますが，その御霊や訪れる人々にとって安らぎの杜となるよう，有志により7万6千株のシャガの花が植えられたとのことです．薄日が射すシャガの群生の中に身を置きますと，汗がすっとひいて心穏やかな気分に浸りました．

新緑がまぶしい

シャガの群生

シャガの花①

②

社殿

鯉のぼり

近くを走る静鉄電車は家康公四百年祭で三つ葉葵の紋所入り

花粉症明け

ここ連日の雨天もあり，ようやく今年の花粉症から解放されたようです．今月上旬までは毎晩サロンパスの断片（１．５ｃｍ×３ｃｍ）を鼻筋の真ん中に貼り，花粉症マスクをして就寝していました．サロンパスに含まれるサリチル酸メチルにより鼻腔内の炎症を鎮め，同じく軽い抗炎症作用のあるメントールの清涼刺激が閉塞感のある鼻腔内の通りを良くしてくれるように感じます．また，夜間の鼻閉塞は口呼吸を強いることとなり，過度の口腔内乾燥により睡眠不足に陥ります．マスク着用は多少なりとも口腔内乾燥の予防となります．これまで長年花粉症に悩まされ続け，種々の抗アレルギー内服薬やステロイド点鼻薬を試しても効果の無かった私にとって，これが花粉症のベスト夜間対策です．私の場合はヒノキに対する抗原性は無く，スギだけに陽性のようですので４月の中旬には花粉症明けとなるわけです．毎年２～３月のスギ花粉飛散時期は重度のくしゃみ，鼻汁，鼻閉の三重苦に苛まれ，食事や酒を味わうどころではありません．嗅覚が麻痺した状態での飲食はまったく味気無くつまらないものですし，恐らく無意識の口呼吸による長期の口腔内乾燥状態により味蕾も相当機能が損なわれているのかもしれません．花粉アレルギーも加齢とともに過敏性が低下するような話を聞いたことがあるのですが，今はそのかすかな可能性に期待するしかありませんね．いずれにせよ，ようやく悩ましい症状ともおさらばです．

菜種梅雨の晴れ間

このところの長雨で外に出るのも控え気味でしたが，晴れ間が覗いたきょうは久しぶりに歩いて街に出ました．まずは市長選と県議選の投票のため近くの投票会場である小学校に立ち寄ります．投票に訪れる人の数は明らかに少ないようで，統一地方選前半の盛り上がりの無さはここだけの話ではありませんが，それでも選挙が行われるだけマシとせねばなりません．非力な野党勢力からは対立候補者すら立てられず，無投票選挙区が全体の３割にものぼるとのことです．ニュースや報道番組で地方議会議員の不祥事が相次いで報じられ，その存在意義さえ問われている昨今において，有権者に選択肢を示せないような選挙態勢の不備は野党政党の不手際に他なりません． さてお次は，先日の東高マンドリン部定演に聴きに来てくれた同期の一人が開催している工芸品の展示会をのぞいてみます．彼は染色工芸家ですが，他に竹細工や漆工芸，木工品を扱う工芸家４名による共同展示会です．いずれの作品も自然の素材に手を施した工芸品であり，癒しを感じさせるものです．長いこと会社という組織の一員として働いてきた者からしますと，こうした創作を生業とする人達はある種の憧れとして羨ましく映るものです． 最後は月に一度は立ち寄る静岡市内随一の音楽関係専門店の「すみや」．オーディオコーナーでは丁度レコードプレーヤーにてアコースティック音楽が再生されていました．アンプもスピーカーも桁違いの高級品で，確かにきれいで迫力満点の音が再現されているのですが，オーディオマニアにとってはどこが到達点といえるのかとふと疑問がわいてしまいました．究極はライブで聴くことでしょうから，いかに自宅の部屋の装置でそれに近づけるかがマニアにとっての果てしない楽しみなのでしょう．隣のコーナーではハイレゾオーディオが並んでおりましたが，こちらはコンパクトでいかにもクールな感じです．私の如く一般庶民は従来からのアンプやスピーカーを大切に聴き続けているのですが，なんとか故障せずいつまでもこのまま鳴り続けてほしいものです．CDコーナーではいつものJAZZの廉価版シリーズから本日はウェス・モンゴメリーを２枚買って帰ることにします． つかの間の晴れ間でしたが，明日からはまた雨模様がしばらく続きそうです．

東高定演

第１５回東高マンドリン部定期演奏会は静岡祭りで町中が賑わっている最中に開催されました．そんな中でもマンドリン部の同期連中や友人が会場に足を運んでくれました．Ⅰ部は現役生による演奏で①「喜歌劇“こうもり”序曲」（ヨハン・シュトラウスⅡ），②「願いの叶う本」（丸本大悟），③「グランドシャコンヌ」（藤掛廣幸）の３曲．①は難曲ですが果敢に挑戦する姿に感動をおぼえます．Ⅱ部は例年通りのアニメや流行りの曲を取り入れたプログラムで，顧問の先生もコントに加わり微笑ましいステージです．ラストのⅢ部がOBOGとの合同ステージとなり，総勢７０名近くでの演奏となります．曲目はクラブソングの④「小雨降る径」から始まり，⑤「トランペット吹きの休日」（L.アンダーソン），⑥「亡き王女のためのパヴァーヌ」（M.ラヴェル），⑦「交響曲第９番新世界より第４楽章」（A.ドヴォルザーク）の４曲です．④を弾き始めますと，懐かしい高校時代のことが思い浮かび胸が熱くなります．客席で聴いてくれている同期連中も同じ想いであろうと思います．⑤は速弾きの難所が多少ありましたが，楽しく弾けました．⑥も曲想通りゆったりとした気分で演奏できました．ここAOIの大ホールは響きが良いので演奏しやすい会場の一つです．⑦は４楽章のみですが，大曲ですのでOBOGが加わることにより迫力ある演奏になったのではないかと思います．アンコールは「花は咲く」（菅野よう子）と「言葉にできない」（小田和正）の２曲を演奏し，客席から温かい拍手をいただきました．私としてはラストステージの演奏に加わっただけでかなり疲れてしまったのですが，思いのほか多くの来場者からいただく拍手は，今年も演奏に参加できて良かったな，来年も頑張ろうかなと背中を押してくれているように勝手に感じています．

演奏会終了後でリラックス

県議選出陣式

本日は静岡県議会議員選挙の公示日にあたり，高校同期生の一人が４期目挑戦のため，今朝選挙事務所前で出陣式が執り行われました．私自身は本人とは面識が無いのですが，高校マンドリン部の同期が熱心に選挙運動を行っており，その筋で私にも出陣式への参加呼びかけがあった次第です．あいにくの雨天でしたが，数十人の支援者を前に立候補者決意表明やら国会議員，市議会議員の応援演説が４０分ほど行われました．議員さんはしゃべるのが仕事だけあって，時に熱弁をふるいながら聴衆を引きつけるのが上手いですね．それにしても選挙てのは金はかかるだろうし，ある意味立候補者の資質，人間性が問われる訳ですから，政治を志す人は相当な信念と覚悟がないとやってられないでしょうね．幸い本日の候補者は誠実そうな人柄と確固とした信念が感じられました．頑張って選挙戦を勝ち抜き，これまでの経験を県政に活かしてほしいですね．ただでさえ全国有数の人口減少県なのですから．

浅間（せんげん）さんの桜

曇りがちの天気でしたが，きょうは浅間さん（静岡浅間神社）の桜を見に行きました．明日から３日間は静岡祭りのため混雑が予想されますので，きょうあたりが落ち着いて見物できる頃合いです．ネット情報では満開となっていたのですが，一部は葉桜となっていました．ここの桜はソメイヨシノ以外の種類が多いようで，一斉に咲き誇るのとは趣きが異なるようです．

社殿と桜

百段階段

麓山神社

静岡市街（駿府城公園方面）

戦没者慰霊碑

桜径

桜古木

桜と蜜柑　静岡らしい

この程度の山道で息切れ

境内の桜

値上げラッシュの新年度

一年前の今頃は消費税増税に対抗する買いだめや反動やらで騒いでおりましたが，今回は政府の物価上昇誘導策による円安で輸入原材料が軒並み値上げとなり，牛乳やバター等の乳製品を始めとする食料品の一部が一斉に値上げとなりました．昨年の消費増税に続く消費者への負担増感はますます募るばかりです．アベノミクスによる消費者への収入増の循環は一部の大企業に限られ，大部分の消費者は恩恵を実感していないのが現実だと思われます．年金生活初心者としてはまことに運悪く，マクロ経済スライド制度が初めてこの４月から導入されるというダブルパンチに見舞われることとなります．ささやかな抵抗ではありますが，昨日はサントリーウィスキー「山崎」（希望小売価格税込＠３，７８０円）を１本だけ買いました．人気の「山崎１２年」（同＠７，５６０円）は年金生活者には贅沢ですのでせめて「山崎」だけでもってな具合です．それにしても今回のサントリーの一部高級ウィスキーの２０％値上げには批判もあるようです．麦芽等の原材料費高騰が理由とはいえ製品化するのは数年先の話．今売るウィスキーは数年前の原材料で造られたものですから便乗値上げともとられかねません．もっとも数年先のコストアップ分を今の内からというのであれば，「天使の分け前」なんてぶっ飛んでしまいますね．ニッカウヰスキーは値上げしませんように！