2014年11月19日水曜日
2回目の中学同期会
昨年の10月中旬,母校末広中学校の第1回同期会が開催され,44年ぶりの再会を期し100名余の同期生が参集しました.私は定年退職で静岡に戻ったばかりのタイミングで運よく参加できました.その時の参加者の感激は余りあり,次回開催を望む声が数多く上がりました.今回はその第2回目の同期会となります.参加者は思ったより少なく70名弱でした.昨年は中学同期として初めての集まりでありましたし,丁度60歳還暦を迎える年になることも重なり,この時こそはと遠方からも多くの同期が駆けつけたようです.今回は前回参加の遠方者が比較的少なく,むしろ前回参加できなかった方々が集まった印象です.「初めてラブレターを書いたあの娘,成績の差で異なる高校へ進んだあの娘は?」・・・前回お会いできなかったこのお二人がなんと今回は出席されており,45年ぶりにお話をすることができました.ラブレターの娘はとても落ち着いた気品ある女性に変身していました.会場受付の手伝いをしていた私に彼女の方から声をかけてくれたのですが,始めはどなたかわかりませんでした.伺えばラブレターのことを憶えていてくれ,当時の甘酸っぱい懐かしい気持ちに包まれました.異なる高校へ進んだ娘は当時の容姿のままに一層きりっとした聡明な女性になっていました.当時は学年内でも成績優秀な娘で,並の男子は気楽に話しかけできないほどのオーラを発していました.私は1年,2年と同クラスだったのですが,お話したことはほとんどありませんでした.それが今回45年ぶりにお会いして,当時の事やら現況やらお話するうちに感じることは,この長い年月が彼女を覆っていた高い壁を取り払ってくれているということです.これが時間の経過がなせる業なのでしょうね.
奇遇にもお二人とも高校でマンドリンクラブに入りマンドリンを弾いておられました.ということは当時行われていた静岡市内の高校マンドリンコンクール会場にて共に演奏していたことになります.でも当時はそんなこと知る由もありませんでした.今ではマンドリンからは遠ざかって久しいとのことですが,私はいずれマンドリンを弾くだろう女性を好きになっていたのだなあとつくづく思います.
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