初夏を思わせる強い陽射しが照りつける日曜の午後,静岡市郊外にある池田の森アトリエに東高7期マンクラOBがひとり又ひとりと集まってまいりました.来月のマンクラ7期同期会を前にきょうは事前練習会です.こうして楽器を抱えるのは実に38年~42年ぶりといった面々ばかりです.マンドリン系は当時コンマスだったO君に,同じく1stのSさんと私,ギターは当会場オーナーのU君にS君,M君が加わり合計6名です.早速,各自に楽器と楽譜を手渡し練習開始.ドレミのドはどこを押さえるんだっけなどと心配していたSさんも次第に音取りができています.急遽参加いただいたO君もほぼ弾けているようです.しばらく個人練習した後,いよいよクラブソング「小雨降る径」の合奏です.私はマンドラを担当しました.そして合奏は見事完奏!懐かしさで胸が一杯になります.青春時代の真っただ中に偶然にもマンドリンやギターを弾こうと集まった連中が再び40年余の時を経て,こうして合奏に集まれるなんて本当に嬉しいことです.マンドリンとギターから紡ぎ出される音色はまさに青春のきらめきそのものでした.来月の本番ではもう少し人数も増え,より盛り上がることでしょう.それまで各自練習して再会しようとのことで練習会を終えました.帰りの車の中で,Sさんがもう一度あの頃に戻りたいと言いました.いろいろとご苦労があったのでしょう.指先の痛みをかばいつつ,想いにふける横顔が印象的でした.
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